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何だかすごく悪ノリして書いたという印象がする短編集。ミステリの髄だけ残して好き放題に料理されています。本格ミステリが好きだからこそ斜に構えて見てみたい、いつもと違う切り口で味わいたい。そんな欲求を叶えてくれる本です。でもやはり悪ノリの印象が強いですな。
そんな中、「白い朝」のようにしっとりと読ます作品が混じっているのが北村薫ならではなんでしょうね。しかもきっちりしっかりミステリですし。
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先日読んだ「なぜ絵版師に…」のように、古典名作の題名をもじったものかと思ったのだけど(「アッシャー家の崩壊」エドガー・アラン・ポー)内容はあまり関係なかったみたいだ。
ホラーがかったものから日常の謎モノまで作者の幅広い作風が楽しめる。やっぱりうまいよね。
「溶けていく」同僚だったら怖すぎ。妄想のし過ぎに注意、と言ったところかな。
「紙魚家崩壊」やっぱり本は借りる派でしょう(作家の方、出版社の方ゴメンナサイ!)でも日本の住宅事情は…
「死と密室」ミステリ作家としてはやはり密室ははずせない。
「白い朝」牛乳配達って最近みないよね。日常の謎、覆面作家シリーズに似た雰囲気で好き。
「サイコロ、ころころ」は佐野洋風の洒落たショートショート。
「おにぎり、ぎりぎり」アリバイトリック(笑)でもこういうのってあるかもね。
「蝶」情景は美しいけど…
「俺の席」阿刀田高風かな。実はこういうのがコワイのよ。
御伽噺「あれとキリギリス」あれ、と書くとこうまでも怖くなるんだな。
「狸殺人(獣)事件」視点がいい。まぁありがちかもしれないがおもしろかった。
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えぇ〜!!北村薫ってこんな感じだったっけ??
う〜ん。短編集なんだけどホラーっぽい括りになるのかな。
あんまり好きじゃない。
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壊れる心について、あるいは秘められた想いについて、そしてまた、いくつかの謎についての物語。おとぎばなし「かちかち山」の真相とは…?ミステリ風味の小品集。
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九つの謎と銘打っていても謎の解明がメインではない。ほとんどが雰囲気読みをするような類の話。
「溶けていく」と「白い朝」は面白い。半面「新釈〜」は長さのわりに微妙な感じ。知識雑学の羅列に思えてしまう箇所がある。
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好きな作家の新刊なんだが、あんまり好みではないかなぁ
短編はすきなんだけど、一つ一つの味付けが違いすぎるというか
かちかちやまの話は面白かったです
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ちょっと薀蓄を語り過ぎる(とは言え、この作者の特徴ではあるのだけど)ために、本来の「本格度」が殺がれた気がする。
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大好きな作家さんの短編集。勝手に予想してた内容とは反して怖かった・・・がやはり面白い。きらりと光る言葉の数々がさすが。
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ほんのりホラー風味のミステリ短編集。といっても本格ミステリにはよくある程度で、ホラー要素は極わずか。しかも怖くないので安心して読めます。怖いのが大の苦手な私でも、夜中に読めましたので。
「おにぎり、ぎりぎり」の稲村先生と水町先輩が可愛らしい。こういう人、いるなあ。今度私もぎりぎり握ってみよう。
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9つの短編集。
氏曰く「ミステリ風味の小品」とのこと。
好き嫌いが分かれそうだな、というのが率直な感想ですが、個人的には好きです。
『新釈おとぎばなし』はタイトル通り、誰もが幼少期に触れたであろうお伽噺についての非常に興味深い講釈があったりと、北村先生ならではの丁寧で遊びのある作品といった感。
全体的に色んな風味の作品が集められていて面白かったです。