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司馬さんの本を読むのはこれが初めて。短文で魅せる文章はわかりやすく切れがよい。本当に文章が上手い人だったのだと感じる。
研修でせっかく福島にいるのだからということで、福島にまつわるエッセイを選んでみた。日本史にまったく疎い私にとって分かりやすい日本史入門書という役割も思わず兼ねることになった。赤坂散歩も興味深かった。東京に帰ったら坂を意識して一度歩きに行きたい。
旅をする度に、その地にまつわる司馬さんのエッセイを読むというのもなかなか良い案な気がする。
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久しぶりに「街道がゆく」読むといいね。
一日で読んだので内容があまりのこっていないのだが。
(それは自分のせいか。。)
赤坂付近勤務だったのでつい購入。
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白河会津の部分だけ読了。奈良時代の徳一の話は全然知らなかったので勉強になりました。読んだからには寺社も回った方がよかったのかと思いますが、やっぱり鶴ヶ城を見にいきたくて。
維新後に斗南藩に転封されるくだりはうっすら知ってはいましたが、凄まじい有様。驚きました。
松平容保が肌身離さず持っていた筒、布製でしたが本丸の中で展示されてました。実は昨日から容保の京都守護職拝命150年記念で特別展をやっています。
天地明察に出てきた保科正之の「家訓(かきん)」も展示されてました。それでも城下ではやっぱり会津若松は蒲生氏郷のイメージなんですね。ふむふむ。
井上ひさし氏が「会津は東北ではない」と言ったのが印象的で、仙台とはまた違う、大商業都市としての城下町という独特な感じが会津を形成しているのかなぁと思いました。
大内宿と白河も行きたいので行く時にまた読みます。
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「赤坂散歩」は、赤坂氷川神社、清水谷、豊川稲荷、高橋是清記念公園、乃木坂、山王権現(日枝神社)について語っている。
高級街のイメージが強い赤坂だが、江戸時代は水道の整備が遅いために開発が遅れた地域で、昭和30年代くらいまでは「山ノ手と下町が入りまじった感じ」だったらしい。
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先日大内宿、会津若松と旅行に行ったので読んでみることに。昔から司馬遼太郎の作品が大好きでよく読んでいたのですが、街道をゆくのシリーズは初めて読みました。結論とても面白かったです。司馬遼太郎さんの造詣の深さを改めて感じました。和歌、仏教、イコン画、江戸の上水道など話が多岐に渡り勉強になりました。赤坂もたまたま最近散歩してたので、本に出てくる所全てイメージが湧いたせいか、楽しさ倍増でした。
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関西・奈良に住む私からは東北地方は遠く、白河の関を越えるのは、かなり覚悟のいることです。
飛行機に乗ると、東北地方を飛び越えて北海道まで行ってしまうのです。
この本を読んだことで、東北・会津への旅を実現することが出来ました。