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日本のテロ報道はドメスティック。。。というくだり。。。だから、日本はテロのターゲットになりにくい、という逆説も感じた。。。要は、相手にされにくいという幸せさがあるのでは。。。
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なんだかミステリーを読んでるみたいでした。
メディアとテロ、そして情報の受け手の関係性。
その三角構造と政治まで繋げていくのにはびっくり。
思ってた以上に濃い内容だった。
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テロリストがメディアを利用し、メディアも部数や視聴率稼ぎにテロリストを実質利用。それを見ているオーディエンスの我々も、この負のスパイラルに知らず知らず巻き込まれている。この関連性も歴史があり、変化がある。読み応えのある一冊でした。
「テロリストは言った。『ゴールデンタイムまで撃つな』」という帯もすごい衝撃的だった。
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過去の様々な"テロ"をもとにテロリストとメディアの関係を考察している。もっと、ひとつひとつの事件の知識をつける必要を感じた。ググりまくろう!
著者は親米でも反米でもない(といっている)が、研究の内容上、そして、コロンビア大で研究しているため、なんとも「アメリカの識者が書いた」感がすごい。 「別にアメリカがすばらしいってわけじゃないけど…」感。冒頭にでも、断りを入れとけばいいのに
しかしながら、あとがきに「20代のころは日本学術振興会特別研究員として〜」とあったのでよし!
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再読。
大学時に卒業論文で「9.11とメディアの関連性」について
取り上げようと思っていたので、買った本。
結局卒業論文は別テーマにしたけど、
再読しても興味深かった。
テロリストたちによるメディアを利用した恐怖説得など
メディアは時に利用されたり悪影響を及ぼす
毒になりがちだ。
しかし、報道という武器を持って断固として立ち向かえば
民衆という力強いパワーを後押しすることもできる。
諸刃の剣であるということ。
ペンは力にもなり、毒にもなってしまう。
メディアの強さと弱さが
印象強いテロ事件を例に挙げてわかりやすく書かれている。
作者が指摘するように、
近年のメディアにおける横並びの報道は
メディアの本来の力を失っている。
最近読んだ池上さんの本にも
夕方のニュースは報道の体裁を成していない
と指摘してあったことも思い出した。
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テロリズムとメディア、オーディエンスの悪循環がある。
ということが学びだった。
テロリズムの形態の移り変わりに着目しているが、テロリズムを研究したいわけではない僕のような人間にはあまり面白くなかった。
また提示するだけで、それから何がいえるのかということは何も言っていない。「情報は提供する、考えよ。」そんな本でした。
僕の面白い本の定義からは外れます。
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メディアの報道一つで、テロリストの宣伝にもなりうる。
日本のメディアはもっと大人にならないといけないのでは。
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ミュンヘンオリンピックの黒い九月事件以降、オリンピックがテロの標的に。一般家庭にテレビが普及し、テレビカメラを自由に移動できるようになった(衛星放送が一般化、カメラの小型化、バッテリー式ミニカムの登場など、技術的な進歩が背景)。p23。
アメリカでは、チベット問題にはニュースバリューがある(ブラピの「セブンイヤーズ…」のヒットによる)一方、ウイグル問題にはない(イスラム教徒のため)。p30
「テレビはイベントへの接し方を平等化する」というのは幻想。p63
テロリズムも、テロリストがメディアを積極的に利用することによって、メディアイベントに変容。p62
日本では、忠臣蔵のテロをはじめ、テロがメディアコンテンツ(仮名手本忠臣蔵)だった。p69
近年の日本では、浅間山荘事件がきっかけ。p119
テロとメディアの共生関係。主張を訴えたいテロリストと、報道したいメディア。コンテンツを求める消費者。p130
テロ問題におけるメディアと政府の関係。1.政府の検閲 2.相互による調整 3.メディアの自主規制。p167
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