紙の本
最近のと学会は…
2013/02/04 17:28
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投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
山本弘が好きでと学会本は読み続けているけれども、全体としてレベルが低下している気がする。中国SFを取り上げている大学の先生などの発表は面白いのに。
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「トンデモ本の世界W」
著者 と学会
出版 楽工社
p5より引用
“過去にどんな説が唱えられていたか、
海外にどんなトンデモ説があるかを知るのは、
有意義だとおもう。”
科学的に間違っていたり、
作者の意図とは違う形で楽しむ事が出来る、
「トンデモ本」を紹介する一冊。
本編シリーズ9冊目。
上記の引用は、
前書きより。
温故知新というか、
歴史を学ぶ事の重要性を感じました。
血液型から常温核融合まで、
慣れていない人ならば目次を見ただけで、
お腹一杯になりそうです。
シリーズのファンならもちろん、
この先トンデモ説に振り回されたくない人に。
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と学会著の労作です。
なかなか分厚い本ですが、オカルトやサブカルチャーの本を一つ一つ読み込み、他の本と比較し論拠を整理し…なんてやってられませんので勢いと学会に頼ることになります。
この手の本の楽しみは自分の科学知識を総動員しながらふむふむ、と読み進めるところなのですが、この本に紹介されている内容で一番印象に残ったもの、それは日本人の科学知識が崩壊しつつある、というコラムでした。
「アポロの月着陸はなかった」という話はご存知と思いますが、
その話を若者にすると、
月着陸があった、という話をしらない
月に空気がない、ということも知らない(従って旗がはためくのはおかしいじやないか、という話が理解できない)
月は無重力だ、と思っている
取り上げられた数々のトンデモ本の他、この部分が印象に残りました。