紙の本
とても優秀なのに
2020/06/18 16:45
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒川鈴木刑事、とても優秀なのに、
結果的にいじられキャラのような。
部下の白石くんと奥さんが強烈だからね。
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実は心待ちにしていた作品。
前作同様に短編連作スタイルの超脱力系ミステリー。
何せよ、和むんですよねー。いくら田舎だからといって
こんなユルユルでボケボケな刑事はいないんですが、
度を越えたユルさが堪らなく和みます。
今回は殺人事件も起こったり、大規模な
爆発事件が起こったりしますが、蜂の巣盗難事件や
殺猿事件なんて、まさに脱力ものの事件にも、
主人公の黒川鈴木刑事(笑)の推理が冴え渡ります。
前作以上に破壊力を増幅させたアホの子刑事の白石くんや、
奇行っぷりが突き抜ける黒川婦人の活躍も素敵。
なんと、このシリーズで次回は長編だって言うじゃないですか!
今からスゲー楽しみ!
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脱力系ミステリ第2弾。出てたの知らなかった!
ここまで抜けた刑事さんはいないと思うが、黒川の推理力は実に見事です。きっと自分だけはまともだと思ってるんだろうけど(笑)
夫人が実にいいですね。
「もう少し平城京をもったらどうですか」「それを言うなら平常心ですよ」
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コメディタッチのミステリ「田舎の刑事」シリーズ第二弾。
基本的なつくりは第一弾と同じです。アレな部下とドSな妻に振り回される、自分だけは常識人だと信じて疑わない主人公が毎回ひどい目にあいつつも事件を解決する、という。
前作が楽しめた方はそのままいけるかと。自分はこういうの結構好きなので、次回作が楽しみです。
ただやっぱり前回もそうだったんですが、情景描写というかそういうのがちょっとわかりにくいというかいまいち飲み込みづらいところはあったような・・まあ自分の読解力のせいかもしれませんけども。
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ユーモアミステリ短編集のシリーズ第二弾。笑い満載、謎解きもしっかり満載。要素はとても本格なのだけれど、これでもかというほどに笑わされます。個々のキャラはどれもくせがあって魅力的なのだけれど、やっぱり黒川夫人が最強ですね。
お気に入りは「田舎の刑事の台湾旅行記」。謎はいたってシンプルなのだけれど、案外と盲点で気づかなかったわこれは(でもこの店名のセンスは誰かどうにかしなさい)。素晴らしいです日本のカミカゼポリスマン。そして黒川夫人のいじめっぷりもかなり凄まじいと思える一作(笑)。
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この短編集から主人公の妻を取ってしまったら成立するだろうか。面白さが半減してしまうに違いない。逆にそこが惜しい気がしてならない。脱力系と謳っているだけに必要なキャラクターなのだろうが、一つ一つのストーリーはミステリーとしてもよく練られていると思う。日本語のわからない子供が送ってきたメッセージを解読する話などは、暗号物として傑作の部類に入ってもいいのではないか。紙と鉛筆で頭を悩ませるのに辟易した人にはぜひお勧めしたい。登場して思わぬ証拠を提供したりとキーマンになっている話もあったので、何ともいえないけど、無理やり奥さんに登場願うこともないような気がした。ただ「今まで感じたこともないような殺気」とはどんな殺気だったのだろう。そこが気になって仕方ない。
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前作に続いてますます脱力系が進んでいるのかな(笑)奥さんの現実主義ぶりが笑いを誘ってくれる。バカバカしいやりとりが後になって鍵になってくるのが愉快だった。このシリーズ、続くのかな?
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これまた連続短編集ですが、何だか回を重ねるごとに
主人公刑事は悲しい感じになってきています。
彼自身に同情すべきなのか、環境に同情すべきなのか…。
素敵なのは、奥様だと思います(笑)
回を重ねるごとに、と言えば部下。
どうやって警察の…というより、公務員試験? に合格したのか
ものすごく知りたいです。
マークシート式ですから…もしや、勘!?
公務員は首がないよな、とどうでもいい所で遠い目になってしまいました。
本当にいたら、確実に抹殺したい部下です。
今回は死体が出てきます。
一度だけではなく、出てきます。
なので、取り扱う内容(?)もちょっとグレードアップ?
死体に関係あるといえば、蜂の蜜。
黒い蜂蜜、どんな味でしょう?
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最初、敏腕の刑事の黒川鈴木が、この本でだんだん、ホントの泣き虫になってくる。シクシク泣いちゃう感じが、可愛いいような、気さえしてくる。
夏の日に警察署の前でアイスを500円で売る妻がいいなー
冬の日に、職務中に雪だるまをつくる白石もいいねー
インスタントコーヒーと粉ミルクをふるいにかけて分ける黒川氏。
笑える。
事件とは全然違うところで、笑えるけれど、ちゃんと推理もあるのが、いいところ。表題作と冬の絵日記が面白かったな。不法投棄も田舎の事件って感じがする。
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1作目で割とメインのあのネタはどこにいったのでしょう・・・?
私としては、実は奥さんも!だと疑っていたのですが。
今回は昆虫記のなかのおばあちゃんの教えの下りが面白かったです。
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シリーズ第2弾
第1弾に比べてゲームの話がなくなってる
白石や奥さんはパワーアップ!
頑張れ、黒川鈴木!!!
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(収録作品)田舎の刑事の夏休みの絵日記/田舎の刑事の昆虫記/田舎の刑事の台湾旅行記/田舎の刑事の闘病記/田舎の刑事の動物記/田舎の刑事の冬休みの絵日記
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ドラマを見て原作を読みたくなった。
シリーズ第2弾の短編集。(第1弾は未読)
ミツバチの巣箱の盗難や、人里に出没する猿の変死事件など、田舎ならではの変わった事件が満載で面白い。
主人公の黒川鈴木刑事は切れ者で真面目なのにコミカルで、部下の二人や黒川の妻もキャラが立っていてインパクトが強い。ミステリとしては地味なので、どちらかというと登場人物たちのブラックな会話などの方が印象に残ってしまったが、この脱力系コメディな感じはけっこう好きかも。
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前作を読んだときには、黒川刑事は優秀なのに、職場ではアホな部下の白石に苦しめられ、家庭ではちょっと変わった奥さんにいじめられて可哀想でなりませんでした。ところが今回は、「もっとやれ!」と思ってしまう自分にびっくり。彼にはいじめられオーラがあるのでしょうか?ユーモアとミステリのバランスが、ユーモアに傾いてきた感があります。
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前クールで、ドラマ化されていましたね。(主演:板尾 創路)
ドラマもよかったですが、原作のほうが、深みがあって
楽しめました。(^^)/~~