紙の本
モヤモヤ
2009/11/17 20:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒロインのボケボケした感じは悪くないですが、ストーリーは薄い
同じネタを繰り返すばかりでもうひと展開入れるスペースがなくなり、捻りなくそのままのオチ
クッションが効きすぎてモヤっとした印象でした
紙の本
警戒しながら読まないと辛い
2009/11/08 12:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校入学前の春休み。秋津島榛奈は近くの浜辺にオカリナの練習をしに行き、ウクレレを持った少年、黒田剛典に出会う。さわやかな外見ながら、それに似合わないマイナーな楽器を持った彼に共感を抱いた彼女は、同じ高校に進学すると知り、高校での再会を楽しみにしていた。
それから2週間ほどたったある日、オカリナの練習に来た榛奈は、高波にのまれてしまう。あわやの所で彼女を助けたのは、額に青い宝石をつけた、英語をしゃべるシャチだった。次の日は日本語をしゃべるようになっていたシャチに請われて、グラボラスという名前をつけた榛奈だったが、それが混乱と恐怖の始まりだった。
さわやかにはじまりながら、バッサリと切る様に落とす展開。共通体験をほとんど持たない生物同士のコンタクトであるから、猜疑と不信は当然の様にあるはずなんだけれど、主人公である榛奈が警戒心の低い人格なので、それに合わせて読んでいると、かなりクるものがある。
途中までじっくりと話を積み上げておいて、最後はパタパタと折りたたんでしまった感があるので、終わり方はさわやかに見えるんだけれど、取りこぼしてそのままの問題は結構大きいんじゃないかと思う。
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12/12読了。いっきに読んだ。
家族の描写がライトノベルらしくなくていい。
そこだけ取り出せばラノベっぽくない普通の家庭のようだから、メインエピソードの異質さが際立つのかもしれない。
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中村先生のファンではあるけど、時代に乗り遅れないように?何萌え系書いちゃってんのさ!なんて題名とカバーを見た時に思ってたところ、半ばに差しかかって、あまりの萌えとのかけ離れっぷりに吹いた
ぶっ飛んだ話だなぁと読み終わって帯に「“かなり奇抜な”ボーイミーツガール」となっていてとても納得。
軽めの話
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どうしてもダブルブリッドのイメージがちらつくんだけど、
主役同士の関係の捩れは同じ雰囲気があった。
時折出てくるグロさも変わらず。
キャラと設定が良くて、
話に引き込まれました。
ただ背景やキャラの紹介って感じが強いので、
続編に期待。
設定も一回で収集がつくようなものでもなかったし、
もっと長く関係性を見ていきたい。
そういう意味で星3つ。
中村先生の小説をまた楽しみにしてます。
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内容そのものは驚きなどは特にないものの、作者の色は出ているなと感じた。
ただ、主軸となる2人を除く登場人物の描写不足は否めず、その部分への疑問に対するフォローもさしてないのはちょっと不親切かなと思った。
題材はソコソコ面白いものの、それをうまく料理しきれなかった印象。ダブルブリッド読んだ時ぐらいの強烈な印象が欲しいところ。
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おもしろかったです。
作者的にほのぼのした話のわけがない、と序盤を読んでいたのですが案の定でした。
気色悪いけどいい話。たぶん。
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高校入学をすぐそばに控えた少女、秋津島榛菜(日本うっかりランキング推定10位以内:弟・孝雄談)は、近所の浜辺にいたところ、急な高波に飲まれて危うく命を落としそうになりーーそこで「ある生き物」に救われる。
しかし、それからというもの順風満帆だったはずの榛菜の新しい生活は少しずつ、しかし大胆に様相を変え、そしてついにーー。
『ダブルブリッド』の中村恵里加が贈る、異色のボーイミーツガール&ファーストコンタクト・ストーリー登場!
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高校入学をすぐそばに控えた少女、秋津島榛奈(日本うっかりランキング推定10位以内:弟・孝雄談)は、近所の浜辺にいたところ、急な高波に飲まれて危うく命を落としそうになり――そこで「ある生き物」に救われる。
しかし、それからというもの順風満帆だったはずの榛奈の新しい生活は少しずつ、しかし大胆に様相を変え、そしてついに――。
『ダブルブリッド』の中村恵理加が贈る、異色のボーイミーツガール&ファーストコンタクト・ストーリー登場!
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ダブルブリッドの作者の新作(と言ってもだいぶ前の話だが)ですね。
ダブルブリッドではなかなか楽しませてもらったので購入。
言葉を喋る巨大シャチという強烈なインパクトで始まり、最初は榛名とシャチ(グラボラス)のどこかずれた会話を楽しむという表紙相応のボーイミーツガールなのかと思っていたらそこは流石中村さん、徐々に不穏な空気が漂ってきます。
榛名の感情を丁寧に掘り下げていたので感情移入しやすかったのは良かった。
ただ、もうすこしヒトとシャチという異なる生物だからこそ生まれる切なさとか、そういうのが欲しかったですね。
後、唐突に最後に宇宙まで話が広がって「?」という感じだった。いくらなんでも突拍子が無さすぎるw
一巻完結みたいだけど、少し物足りない感があるように感じました。
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この著者の作品はぐらシャチ読了を持って全て読破した。あらすじやイラストから言って特に好きな部類では無く著者繋がりで読んだ。序盤はどこか能天気でゆるい展開だが中盤以降から著者の持ち味が強く(ダブルブリッドほどではないが)出ている。予想以上に面白かった。続編が出ていないのが残念だ。次作のひがえりグラディエーター以来9年ほど音沙汰がないのも悲しい。著者の復活を願う。