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本屋ってのはホントに面白いところです。
2020/10/22 13:27
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の中で、本屋のことを「坪効率や回転率では作れない職人気質の棚」で構成された場所と言っていて、この作家の本好き本屋好きを思う。実際、作家の大崎梢氏は長く書店員をしていた方で、本屋に関する彼女の見識...というか思想にうなずくことは多い。
ミステリーの面白さもさることながら、その中にさりげなく織り込まれた、その”本屋の思想”も味わえる一冊。
書店シリーズの長編
2016/01/31 10:53
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投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店コンビの長編になります。結構深いテーマのミステリですが、二人の掛け合いの店舗が良く、スラスラ読めます。
成風堂書店員出張編
2012/10/02 11:22
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投稿者:LEGEND - この投稿者のレビュー一覧を見る
成風堂シリーズ初(?)の長編。(それでも舞台はやはり本屋)読みやすいし、中だるみがあるわけではないが、う~んなぜだろう、このシリーズはやはり短編の方がよい気がする。
設定勝ちなんだけれど…読者を選ぶ?! 書店ミステリ
2010/02/18 13:50
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投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本好きさん及び書店好きさんの心をくすぐった『配達赤ずきん』に続く成風堂シリーズ第2弾。今回は「出張編」と題して主役で成風堂書店員の杏子と多絵が長野に赴き、地元の老舗書店にまつわる幽霊騒動を解決する。
『配達赤ずきん』でも思ったのだけれど、このシリーズはミステリとしてはそれほどレベルの高いものではないかもしれない。ただ、書店を舞台に物語が展開し、実在する作品が登場したり、メインとなる謎解きが本にまつわるものであったりと本好きの心を掴む要素が盛りだくさんなのだ。そう、これぞまさしく設定勝ち。土俵に上がる前から勝負はついたも同然――少なくともわたしには――そんなシリーズなのだっ!
今回も…ミステリとしては正直に言って弱い部分があるように思う。長野県の老舗書店で起こった幽霊騒動。そこから派生する27年前の作家殺人事件。冷静沈着、頭脳明晰な多絵ちゃんがさらりと解決してしまってちょっと物足りない感も否めない。
でもいーのっ!!!! だってわたしはホームズさえまっ青の奇蹟的推理力を持っている多絵ちゃんというキャラクターが好きなんだものっ!! 前作と比べると本好きまたは書店好きの心をノックアウトする要素が格段に少ないことなんてちっとも気にならないものっ!!!
と、多少の強がりは否定できないけれど、7割くらいは本音。なんだろう…うまく言えないんだけれどわたし、大崎梢の文体や構成が醸し出す作品の雰囲気がなんともいえなく好きなんだなぁ。あぁ、やっぱり今回も完敗だ。
でもみなさんはあまり期待しすぎずに読んだほうがいいかも?!
好きなシリーズ。
2015/08/29 14:35
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズもので、こちらは長編になります。これを読んで、登場人物たちがさらに魅力的に、近く感じられました。この人はこういう性格、とざっくりととらえていたのが、一気に立体的になったような。楽しめました。
あららら
2014/01/14 00:15
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投稿者:RYOUOU - この投稿者のレビュー一覧を見る
配達あかずきんが、連作短編で、今回が、初の長編だけあって、
読み応えはあるのだが、らしさが発揮されていなく、惜しい作品である。