紙の本
描かれる風景や建物がどれも素敵
2023/06/02 08:05
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
初読みの作家さんで、
鳥貝くんの可愛らしさと真逆の
寮生の行動の支離滅裂さに
わけがわからなくなり…
でも最後に全部ピースがはまって
思いの外あたたかな読後感でした。
描かれる風景や建物がどれも素敵。
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私これすきだ。
「鳥貝、……おまえって変人だったんだな、」って台詞になんとなく笑った。必死にはだかを見たがる百合子がいっそ可愛かったよ(笑)。
続編が出たらいいのにな〜今度はユッ君の中の兄を探ろうとするハルにもやもやして痴話喧嘩とかで。いないのに邪魔をする夏目。
ただ、ミハルさんがなぜ養子を出したのかちゃんと読み込めていなかったので(…)もう一度読む。
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面白く読めたが、気になる点が3つ。
1点目は、「( )」を多用していること。
地の文に使うのはまだ許せるが、会話文で使われるのは抵抗がある。
シナリオじゃないんだからさ。
2点目は、長野さんが、男性陣を無理やり現代っ子にしようと
しているように感じること。
個人的には、今までの「(服装やセリフ)現代っ子っぽくない」男の子が
好きだったのだが、今回のは中途半端で違和感があった。
特に、p.76の「コンピューターゲームをゲームの王道と思いがちな
年齢の鳥貝は~」という表現。
一理あるが、長野作品で目にすると何とも言えない違和感がある。
今までと同じで良かったのに・・・編集者に文句言われたのか?
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久々の長野まゆみ。
終始、静かなお話なのに、内容は結構複雑で。
家庭環境とか人間関係とか、最後まで全然展開がよめなかった。
いや、推理物じゃないからいいんだろうけど。
作中の経過時間は短いはずなのに、色んな事がぎゅっと凝縮。
最終的には、複雑な気持ちで切なくなった。
どうして、こうなった、的な(苦笑)
すっきりさっぱりな話じゃないけど(いや、謎はちゃんと解けたけど・・・)結構好きな部類。
主人公が喜怒哀楽の少ない子だから、静かなイメージがついたのかな。
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ちょっと人間関係複雑な感じが。こういう複雑さも長野まゆみさんらしいといえばらしい(笑)主人公・鳥貝自身の話と寮生たちが繰り広げる人間関係の物語。みんな変わった名前でそれも面白かった。
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展開が読めない話だった。人間関係とかちょっと複雑だったのかも。でもちゃんと話は繋がってて、おもしろかった。鳥貝と百合子の関係はどうなってくのかな。気になるなあ、続編あったら読んでみたいなと思える本だったと思う。誤解のとく前の安羅にときめいた(笑)
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ずっと長野作品を読み続けていますが、この作品は今までの長野作品と何か違うなと違和感を感じました。それが何なのかなと思っていたら、結末がきっちり着地してしまってるところかなと・・・。あとは括弧書きの注釈のようなものが会話の随所に使われていて、長野作品のはずなんだけど、別の作家が書いたもののような感覚でした。以前の長野作品は「少年」を装置としていましたが最近の作品は「死者」を装置として盛り込むことが増えているように感じますが、今回登場した死者は軸として扱われているにも関わらず焦点は主人公の性癖に行ってしまっているように感じられてしまい、主人公の涙も動揺もいまいち共感できませんでした。もしかしたら私が年を取って、感じ方が変わってきたからなのかもしれませんが、読み終わってすべてが解決してしまっている展開に虚しさを感じてしまいました。もうちょっと毒が欲しかったです。
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意外にさくさくと読めた一冊。家族関係の話で、東京少年になんとなく似ているような……。登場人物の名前が結構好きでした^^
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途中までは良かったんだけどなあ。
筑摩書房・書き下ろし ということで、「サマーキャンプ」を思い出した。
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普通にさっくり爽やかな青春物です。
やはり長野さんなので、同性愛的なお話ではあるんですが、風がすがすがしいくらい爽やかです。むしろ、百合子と鳥貝の関係は可愛らしく、微笑ましい。
テーマ自体は、とても複雑で実は重たいとは思うんですが、そこが爽やかに描かれています。
杏のタルトが食べたくなります。
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長野まゆみお得意のきれいな男のひとがいっぱいでてくるきれいなお話。今回はこれまたお得意の「ちょっと不思議」要素はなかったけど、この世界観は好ましいよ。bl要素は薄いです今回w
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良い!!
寮生達の名前も素敵だし、品性と野生の同居する男を描くのがほんと巧いと思う。
装丁も最初は「らしくないなぁ」と思ったけど、読後はこれがぴったりだと納得。
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大学入学で家探しをしていたところ、不思議な先輩たちのいる寮へ入ることに。
長野まゆみ作品の中での、曖昧さだったり不思議な雰囲気がないので好みではない。これぞ長野まゆみ!という感じはあるけれど。。
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えへへ!えへへへ!
長野さんの本久しぶりです〜
ちょっと恥ずかしいけど大好きなんですよね‥(笑)
最近熱心に読んでなかったけど
これはなかなかえろ描写(過激ではない)もアリ
お話もあったかくて
新大学生のフレッシュさアリで
いいかんじでした。
男女のえろ描写は別にどうでもいいのに
長野さんの描く男同士のえろ‥とまでいかなくてもそういう描写にどきどきしちゃうのは‥
ふ、普通だよね!
ホモが嫌いな女はいないって言うし!(ホントかなぁ?笑)
あぁ面白かった!
好きな作家さんの新作が期待通りだったり面白いと幸せです(*^^*)
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導かれるようにやってきた洋館。
下宿代1万円なんて。やはり何かしら不可思議なことだらけ。
個性的な学生に囲まれ、主人公は少しだけ大人になる。
少女マンガのような作品。