電子書籍
シリーズ36作目 やるっきゃない
2020/09/29 22:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
悠季個人のことだけじゃなく、全てが前に進むしかない状況になって来た
フジミ・ホールしかりサムソンしかり、何より悠季のロン・ティボー出場だ
それに伴いフジミの定期演奏会のソロの辞退は、悠季にとって甘いと言われようが今まで心の支えにして来たフジミを否定されたかのようで辛かったのだろう
自覚の足りない甘ちゃんかもしれないが、それも悠季を形作る一つの要因でもあると思う「そんな悠季だから」の音楽だってあるんじゃないかな
言い方を変えれば「他者に優しく思いやりがあって、大事にしたいものを持っている」とも言えないだろうか
二つ返事でフジミを蔑ろにするような悠季であって欲しくないと思う
投稿元:
レビューを見る
タイトル『訣別』他、前巻の『スキャンダル』の後編、
雑誌掲載されてたらしい『ブリリアントな春来る』の三編収録。
表題作…何との訣別なのか、期待していた割には短編。
しかも今までの悠季からすると、割とすんなり自己完結している気が。
まぁいつまでもぐちぐち悩んでいても仕方が無いにしても
もちょっと何かが欲しかった、かな。
投稿元:
レビューを見る
実は、この本を読む直前、富士見全シリーズを
読み返していました^^
「スキャンダル」まで読み進めていたところで
この巻が発売されているのを発見。
わあー…!
相変わらずのフジミです。
5巻くらいからたまにユウキが
鼻につきだすのは、芸術家がどうこうとかいうより、
感覚的な意味で女性っぽくなってくるから、
BLを求める頭にはちょっと疲れるんだと思います。
圭がいい男すぎます…
がんばれ…がんばれ…!
投稿元:
レビューを見る
もう何というのか、主人公二人がどこまで
昇り詰められるのか、それを見届けない事には
終われない。
これほど、結末を望む作品も珍しい。
…だってもう20年近いお付き合いだものー。
投稿元:
レビューを見る
前巻が中途半端だった分、この「訣別」のタイトルとカバーイラストに
二人がどうかなっちゃうのか?フジミとなにかがあるのか??
なんて期待していましたが、またもや次回に続く的な・・・。
でもここまで読んだら、どう結末を迎えるのか
大変気になります☆
投稿元:
レビューを見る
こんな表紙であんなタイトルだから……てっきりついに二人が別れちゃうのかと思って、ずっとドキドキしてました(苦笑)
投稿元:
レビューを見る
スキャンダルの後編、決別、ププリアントな春来たるという3話の内容があった。スキャンダルの後編に圭がなんとSポンと和解し、富士見の専用練習所を作るに協力してもらうところまできたが、圭がSポンの相談に乗ったときの写真がパパラッチに撮られ、日本の雑誌に露骨な記事まで載っています。M響から次回があれば、常任契約を再考すると言われました。幸いなところ、続きの記事が出なかった。そして決別とは、圭と別れるとかじゃなくて、ロンテボーを参加するために、エミリオ先生のところで勉強するので、富士見の定演が参加できなくなって、暫く富士見を去っていくということだけです。ププリアントな春来たるには三つの電話で圭と悠季のラブラブ生活を邪魔するというエピソードです。圭殿、本当にお気の毒だな。
投稿元:
レビューを見る
タイトル「訣別」ですが、まぁさほどでもないですがねww
とりあえず「スギャンダル」の後編があって…。
どうやら業界大手一族の内紛にからんでしまったようなんですけど、まぁそれもフラグたてただけで終わってますよ。
マスコミに色々と書きたてられた圭なんだけど、彼はそんなことの対処はきちんとできるしね。って、矛先が守村くんにいく、っていうフラグなんですかい?ww
ま、そんなこんなで守村くんは無事、ロンティボーの書類審査に通りました。で、師匠に、つか師匠の奥方に「素人オケとコンクールとどっちが大事なの」といわれてカチンときてるわけだ。
自分でも多少自覚があったことを人に指摘されると、そりゃたしかにカチンときますけどね。(「早く宿題しなさい」「今やろうと思ってたのに」ってやつですね)
なんか、守村くんののほほんとした感じにさすがにいらっとしてきましたよ。
師匠たちがどれだけ、ヴァイオリンで食っていけるようにしてやろうとがんばってるのがわからんのか。
食えない素人オケじゃ、最終的には生活に追われてヴァイオリンを捨てなきゃいけなくなる、音楽は霞みたいなもんだから、それでは腹はふとらん。生活していけるようにするってことがどれだけのことか、結局わかっとらんのだよね。
まぁ、圭は圭で超おぼっちゃまだから、いたしかないといえばそうなんだけど。
ともあれ、ちょっとテンポ遅すぎですよ、秋月先生。
も、ちゃっちゃとコンクールいっちゃってくださいよww
投稿元:
レビューを見る
圭とディビッドのスキャンダル、ロン・ティボーへ向けてまっしぐらの悠季、富士見2丁目交響楽団のホールなど、だんだん話は佳境に。
投稿元:
レビューを見る
ご存知の方も多いと思うこの大作。
富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部の2作目です。
この本というかこのシリーズの話になってしまいますが、
私がこのシリーズと出会ったのは高校生の時です。
しかも文庫ではなく、某雑誌に掲載されていた3話目だったと思います。
これが、私がBL小説にはまったきっかけです。
こんな世界が!と目を輝かせて、没頭していきましたさぁ
新刊が出るたびに買い続けて、早○年。
主人公の悠樹はすごい成長しましたね。
引っ込み思案で内向きな性格で、なかなか新しいことに一歩が踏み出していけないイジイジ君だったのに、
桐ノ院圭との出会いで、だいぶ逞しくなったと思います。
もう二人は恋人どころか夫婦の間柄なので、二人でどう成長していくかというところに焦点が置かれていて、
夫婦のあり方なんてものを考えさせられます(笑
そして、このシリーズは私の音楽の教本です。
クラシックとかあまり興味がなかったのですが、このシリーズを読むことで少しずつ知識が充実してきました。
そして、音楽をやっていく者の苦悩、業界の話なども丁寧に書かれています。
いつも二人を頑張れ~と応援しながら読んでいますが、
最後の一文で、また悠季の苦悩が続くんだなぁ・・・とご愁傷様という気持ちで読みきりました。
でも、苦しんでいる悠季は色っぽくて、また一歩成長のための階段を登るんだという感じが強いので、
ちょっと楽しみだったりします。(私はSじゃないですよっ)
こんな終わり方をしたのだから、続きを早く出して欲しいなっと思います。
(この状態で1年待たされるのか・・・先生、早く続きをっ!!)
投稿元:
レビューを見る
シリーズ第7部2巻目。
『スキャンダル(後編)』
圭をめぐるバッシング記事が増えて行く中、渦中のデイビッドが来日し、二人を対象にした記事が写真週刊誌に掲載される。
『訣別』
ロン・ティボーの予備選に通った悠季に福山先生のみならず麻美奥様からもフジミの定演はキャンセルするようにと言われた悠季はそれが正しいと分かっていても納得出来ず…。
ここへきて、駆け足で読んでいたせいか、宅島が二人の仲をきちんと知ることになった描写が思い出せない(汗)
二人(というか悠季)が思ってる以上に二人の仲を知ってる連中は多いよね。
長くなってくる作品だといつもいつまでも楽しく幸せな二人という訳にはいかないけど…。