紙の本
物理学の偉人の生涯を通じて、物理学の発展、基礎が学べます!
2020/02/21 09:26
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は上下巻2巻からなるシリーズもので、過去の偉大な物理学の天才たち30人を取り上げ、彼らの人生を通して、物理学の発展の歴史や物理学の基礎を学べる画期的な書となっています。上巻である同書は、力学分野においてガリレオとニュートン、熱力学分野においてカルノー、マイヤー、ジュール、ヘルムホルツ、トムソン、クラウジウス、ギブス、ネルンスト、電磁気学分野においてファラデー、マクスウェル、統計力学分野ではボルツマン、そして最後に相対性理論のアインシュタインという、合計14名について見ていきます!興奮の一冊です!
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物理学者の列伝は色々あるが、この本の秀逸なところは単なる人物伝にとどまらず、物理学的にもある程度妥当な解説を加えているところだと思う。少なくとも上巻に関してはそう難解ではなく、大学の教養課程や専門課程で多少なりとも物理学に触れた経験のある人間なら、割と楽に読みこなせるだろう。その反面、文系一辺倒で来た人や、理系でも生物学を専攻してきた人にとっては、ちょいと(相当?)敷居が高いかもしれない。
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物理学者たちの生涯と彼らの業績について語る。類書は数多く存在するが、本書の特徴は数式を用いながら物理学の内容そのものを説明しようとしているところ。『一般の読者は数式に恐れをなす、と昔から言われている。私はそんな言葉には耳を貸さず、一部の章では数式を示した。数式は物理学の言語であって、この言語について学ばなければ何を言わんとしているかは読み取れない。』もちろん本当に理論を理解しようと思ったら本書の説明では十分とは言えないだろうが、この真摯な姿勢は気に入った。
上巻はガリレオ、ニュートンからアインシュタインまで。
力学、熱力学、電磁気学、統計力学、相対論を扱う。
特に前半は大学で習った事柄の背景が分かって興味深い。
教科書に載っている物理学者たちが好きになる一冊。
原題は"Great Physicists -The Life and Times of Leading Physicists from Galileo to Hawking-"である。『物理学天才列伝』という邦題にはセンセーショナルな格好よさがあるけれど、一方で彼らの努力や運やその他諸々の要素までをも「天才」の一言で安易にまとめてしまっている印象を受けた。
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2人を除いてよく知っているひとなので楽しく読めました。
知らなかった2人についても、理論はなんとなく聞いたことがあるので、ちゃんと勉強しようと思いました。
下には、知らない人がやや多い感じ。
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自然界の謎に取り憑かれ、研究発見を積み重ねた天才学者30人の生涯。上巻は、力学、熱力学、電磁気学、統計力学、相対論の天才たちが登場。
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中々面白い。一人ひとりの事績について詳細に書いてある。
さすがブルーバックスである。結構マイナーな人物も載っている。
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物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
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