紙の本
かわいらしい絵だが、その内容には骨がある!
2010/08/10 10:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プラチナ若葉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私たちにとって一番身近で、みんな大好きなお菓子チョコレート。
しかし、このチョコレートの一番重要な材料が遠い国で収穫され、たくさんの人の手で加工されてから日本の工場まで運ばれるということを考えて食べることなどほとんどないだろう。
この本は、その身近なチョコレートが私たちの口に入るまでにどのような道をたどってきて来るのか、また材料のカカオの生産地であるガーナの人は私たちのよく知っているチョコレートをほとんど口にする機会がないことも示唆している。
そしてこの絵本、奥付の上や見返しの部分、ブックカバーの袖からふろくのチョコレート新聞にまでぎっしり詰まった著者のチョコレートに対する想いがまたすごい。
そして、チョコレート新聞の裏面、「『チョコレートがおいしわけ』の絵本ができるまでにこんなことをしたよ。」のコーナーで著者が本を作るためにどうやってチョコレートについて調べたのか、というその手順が書いてあり、しらべ学習をするときのヒントにもなっていると思う。ただし、「たくさんの本でチョコのことを調べたよ」と書いてあるにもかかわらず、参考文献、参考資料が最低限しか記載されていないので星を一つ減らしてみた。
この本は幼児向けの絵本として使うにはちょっと難しいような気もするし、児童の学習用にするには歌を歌って読み聞かせるような場面があり、どっちつかずなのが残念だが、とにかく著者の情熱がこちらに伝わってくるという点では折り紙つきの一冊である。
紙の本
チョコレートができるまで
2023/07/12 10:43
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
私たちが日々当たり前のようにお店で買って食べているチョコレート。
このおいしいお菓子は、どのようにして作られて運ばれてくるのか、その過程を紹介する絵本です。
原料のカカオが地球のどこでどのように作られ、加工されていくのか。グローバルな旅をして私たちに届くこと、地球規模の課題も学べます。
表紙の赤、イラストがまた、いい。
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絵もお話の内容もステキすぎる作品!
チョコレートができるまでに私達の知らない苦労や努力がたくさんあるのだとわかります。
絵本だけど、子どもも大人も楽しめると思います。
何よりも、チョコレートがおいしいわけを読者により正確に伝える為に、ガーナの農園にまで取材に行った作者の情熱がすばらしい!!
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チョコレートが、ますます好きになる本。
なんで、こんなにおいしいのか。
なんで、こんなにしあわせになれるのか。
よ〜く、わかります。
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もうすぐバレンタインですね。
クルミドのアイスクリームにも「チョコレイト味」が登場しました。
この本は、何からどうやってチョコレートができるのか、ものづくりの向こう側を丁寧に教えてくれます。
読んでいるとチョコレートを食べたくなってきます。
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絵本だけど、チョコレートがどうやってできるかを紹介。
南の国で太陽の光をたっぷりあびて、カカオの木は実をつけます。収穫されて、実から種を取り出したら、種はバナナの葉につつまれて1週間。それから干されて(ねかされて)、船にのせられ日本のチョコレート工場へ。・・・
チョコレートうんちくが、たっぷり詰まった絵本。
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カカオの実からカカオ豆がとれ、チョコレートになるまでを追っています。ページいっぱいのとろりとしたチョコレートは、チョコレート好きには「食べたい!」気持ちを誘われますね。
付録の新聞に、カカオが人間に食べら(飲ま)れてきた歴史も載っています。
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チョコレート展
上野の国立科学博物館でチョコレート展を見てきました。そこにあった絵本です。チョコレート展と同じような内容でチョコレートがどんな人たちがどのようにして作るのかが描かれていて勉強になります。今は簡単に手に入るチョコレートも実は他国の人の手によっていただける貴重な食べ物と大人も再認識させられます。バレンタインデーはありがたくいただかないと。
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今日はバレンタインデー!
ということで、チョコレートの絵本を選書しました。チョコレートはどうやってできるのかな?カカオの木はどんな実がなるのかな?どんなことをするとあの形になって日本にくるのかな?お話の最後はカカオのまめ知識で実のつき方や花の色、カカオの木の学名「神様の食べ物」などのお話をしました。みんなも私もチョコを食べたくなっちゃいました!
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デパ地下スイーツ売り場で見かけた、食べ物の由来と人が生産に携わることを伝えてあげられるいい絵本。ま、まだうちではチョコ食べてないので早いのだけど。
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チョコ苦手な子供たちは手に取らなかったけれど、読むと…遠い国の知らない実から、いろんな人の手や工程を経て、チョコができる事が分かりやすい。工場の絵がわかりやすくて、9才兄は興味津々。
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カカオからチョコレートが出来るまで。可愛らしい絵とわかりやすい説明で学びながら読み進められます。知らないことも多く大人も勉強になる絵本です。
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中:バレンタイン前チョコレートをテーマに。
カカオの樹についてもトーク(児童労働とフェアトレード)
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★2022.1(1年・2年)
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どうやってチョコレートができるのか、ガーナのカカオ農園から作り方を追っていきます。
大人でも知らないことがいっぱい。
カカオ豆から作られることは知っていたけれど、カカオの果肉に包まれた種子をバナナの皮で発酵させることは知らなかったので、まずそこからへ~。
1週間発酵、5日間乾燥、そして輸出されるのですね。
そこで砂糖、ミルク、カカオバターと混ぜてチョコレートができあがるわけです。
また、果肉の方も食べられるそうです。
なかなか口にする機会はないと思いますが、食べられると聞くと気になりますね。
少ない文章でとても読みやすく、分かりやすいです。
4歳頃から大人までへ~と言いながら読めますよ。
裏表紙にはカカオ豆の産地の世界地図も。
赤道直下のいろんな国で生産されているのですね。
食べ物から世界を考えるのに最適です。
著者は、保育士でありながらこの絵本のために現地まで足を運び、チョコレート工場など様々なところにも取材に出かけたようです。
すごい!
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チョコはカカオからできているとはじめてしりました。カカオの中身は豆だと初めて知りました。カカオの中身の豆をとって乾かしてチョコレートの色ができてそしたらにがいです。