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天狗争乱 改版 みんなのレビュー

  • 吉村 昭 (著)
  • 税込価格:1,15510pt
  • 出版社:新潮社
  • 発行年月:2009.12
  • 発送可能日:購入できません

文庫 第21回大佛次郎賞 受賞作品

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みんなのレビュー19件

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16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

骨肉争う尊皇攘夷。

2012/01/02 11:33

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:浦辺 登 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 幕末の尊皇攘夷は各地に起こった。そのなかで、この水戸藩士を中心とした天狗党の尊皇攘夷の決起は特異なものかもしれないが、「桜田門外の変」は史実としてでてきても「天狗党」は特に事件性としては注目を浴びない。さほど、証言者たちの多くが抹殺されたことになる。
 著者の吉村昭は『桜田門外の変』を著わした後に、この天狗党について書こうと考えていたようだ。一見、何の関連性も脈絡も無いように見えて、尊皇攘夷という思想は地下水脈のごとく、生きていた。この小説仕立ての内容は、事件性を忠実に追いかけたものであり、歴史小説としての面白みは無い。正直、核心がつかめずに天狗党と同じく迷ってしまう。それほど、この水戸天狗党の決起が複雑に絡んでいるということになる。尊皇攘夷とは、その原点とは、それを考えさせるものである。現代日本に、これほどの思想を持って行動に移るだけの実行力はあるだろうか。思想とは、科学だけでは解明できない何か、宗教にも似た情熱を著わした一書である。
 尊皇攘夷、維新回転、その負の遺産のひとつとして「天狗争乱」は記さなければならなかった史実である。
 ただ、史実に忠実であろうとした吉村昭の気持ちは理解できるが、感情移入の箇所があっても良かったのではと思った。

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2008/07/20 19:38

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