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煌めきは貴族を陥れる みんなのレビュー
- 剛 しいら (著), 海老原 由里 (画)
- 税込価格:607円(5pt)
- 出版社:フロンティアワークス
- 発行年月:2010.2
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文庫
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紙の本
お貴族様の恋
2021/04/18 08:12
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
こちらはカフェシリーズのスピンオフというところ
紅茶は媚薬のヒューイット・モームのご先祖様ということでしょう。
(ヒューイットは弟のベンジャミンの血統ってことでしょうかね)
ですが、まったくカフェシリーズ読んでなくても
読める仕立てになっております。
アーネストの縮こまった心がダニエルに寄って開くという
描き方が秀逸です。
ダニエルは鬱屈したものを持ちながらも
アーネストに対する気持ちが純で
先代公爵の秘密まで抱えた上での男前な男でした。
っていうか・・・学生時代からの恋を成就できてなによりです。
・・・ただ、作中でも出てきたようにオスカー・ワイルドの裁判でもわかるように
この時代同性愛は法律で禁じられておりました(死刑もありで)
なので、そこらへんの背徳感ももう少しあってもな感じなのですが
作者さんの硬質できっぱりすっきりな文章で描かれているもので
なんかそこらへんの色はまったくなかったですね。
マーネストのやっぱりお貴族様な感覚と
(バスタブないと生きていけない・・・)
純な精神にはダニエル同様やられた感はありますけどね。
それと実はモーム家は恋に正直に生きている家系なんですよね(笑)
子々孫々まで。
☆3.5評価です。
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