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ヌーベルバーグ風の演出
現場は右往左往
予算管理・日程管理はできない
黒澤との軋轢
本身での事故。
一緒に仕事をしたい人ではないな。
座頭市対用心棒では気配り
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自分が好きなのは兵隊やくざだが、この本を読んで座頭市への想像以上の入れ込みの凄まじさを初めて知った。役者として天才だと思っていたが、そうではなく映画の天才ということも改めて知った。
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映画監督としての勝新太郎を描いた本は珍しいのではないでしょうか。繊細で努力家、ディテールにこだわる真面目さといった意外な一面が見られて興味深かったです。
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「パンツ」と言えばすぐ「コカイン」と連想できるように後世の我々に多大なる影響を与えた、われらが勝新太郎のノンフィクションです。
大映や勝プロなどの方々への取材をもとに書かれていますが、まぁタイヘン。
こういう天才と一緒にやるのは。
でもヒトゴトと思って読むとひたすらおもしろいです。
いまの世の中なら存在そのものが"炎上"してるようなお方なので良い時代に活躍されてよかったです。
個人的には「人斬り」の岡田以蔵役がベストですね。
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黒沢監督ともめて降板した映画「影武者」
代役は仲代達矢さん。
「戦場のメリークリスマス」での
代役はビートたけしさん。
人生は本当に運だということが分かるのではないかと。
勝新太郎さんから学べることが多くあるのでは。
それとこれからのテレビ業界の行く先が
わかるかもしれない一冊かなとおもいますよ。
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大胆きわまりない人だっていうのはなんとなく知ってたけど、とにかくすごい人だった!っていう感想です。
豪放磊落。
もうすごい。ホントに武将のような人。音感がとにかくよくて、三味線奏者だった!!!っていうのも驚きだし、もうとにかく演技に命を捧げてた。っていうその姿勢の貫き方もすごい。そして、人たらしでもあったらしいし、気難しくもあったらしい。
ジャッキーチェンが勝新太郎の演技を見て業界入りしました!って挨拶に来たのは印象的だし、漫画みたいな動きでちょっと一緒に共演は無理って断った相手がブルースリーっていうのもなんかすごいんだな。勝新太郎!って感じでした。
中村玉緒がちょこちょこ出てくるんだけど、この中村玉緒にはどうにも逆らえない勝新太郎の姿もなんだか可愛い感じでした。笑笑
ホントにすごいひとだったんだな。と。実感させられる一冊でした。
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古今東西のシネアストの中で、最も妥協なく映画制作に臨んだのはチャップリンという見解がある。本書を読む限り、勝新太郎も負けていない。
出演交渉を断ったのだから、カツシン版『戦場のメリークリスマス』は夢の夢として、カツシン版『影武者』ならフィルムが何尺か残っている気がする。いつか観られる日に期待したい。
ブルース・リーとの共演が流れたのは惜しまれる。『ドラゴン怒りの鉄拳』を観た勝の感想は「紙芝居みたいな映画だな」だと聞き及んでいたが、本書によれば「これはマンガだよ」
マンガといえば、私の中では手塚治虫『火の鳥 鳳凰編』映画化の際、我王は勝新太郎が演じるべき、という想いがある。