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噓とエゴ みんなのレビュー

  • 南 綾子 (著)
  • 税込価格:1,65015pt
  • 出版社:幻冬舎
  • 発行年月:2010.3
  • 発送可能日:購入できません

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みんなのレビュー12件

みんなの評価3.4

評価内訳

12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本

ナンバーワン

2011/01/06 09:28

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わたなべ - この投稿者のレビュー一覧を見る

これもまた期待に違わぬ嫌な話で非常に面白かった。「サラブレッド」「エース」「コールガール」といういささか古い言葉を章タイトルに、その言葉で表される人物の一人称で記述が交互に展開するスタイルなのだが、その一人称がさまざまな偏差を通して(たとえば会話の中で語られる一人称とか、物語的な叙述の一人称とか)物語が重層的に構成され、半生記的な前半部分と、現在時と一致してからの中盤の速度変化の見事さと、そのクライマックスのほとんどタランティーノを思わせる面白さ、そしてぐだぐだな後半から苦い余韻を残すオープンなラストのある種の物足りなさまで、ぐいぐい一気に読まされてしまう、本当に練りに練られた作品だなあという複雑な読後感が残った(つまり「物足りなさ」まで計算の中にあるようで、読後いろいろ考えさせられてしまうのね)。タイトルにもあるが「嘘」の使い方が本当に素晴らしい。小説という文藝形式は本性的に「嘘」を露呈させずにはいない形式なのだが、物語的にも形式的にも嘘を確信的に用いる技法の堂に入り方は並大抵ではないと思う。いわゆる「エンターテイメント」の作家としては年に一回の刊行というのは少ないような気がするのだが、作品のクオリティーの高さはそれを補って余りあると言うか、まあさもありなん、という気がする。最近の若手小説家ではナンバーワンで好きだ。

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2010/04/26 00:20

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2010/07/03 15:21

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2011/01/09 09:55

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2011/08/30 22:49

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2013/02/28 01:17

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2024/06/10 14:52

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