サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

「事業仕分け」の力 みんなのレビュー

新書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー16件

みんなの評価2.9

評価内訳

16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

第2弾事業仕分け前の必読書!

2010/04/17 02:49

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ムー民 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「事業仕分け」というトピックスにまず手がのびた。
結局どういうことしてたのか、どういう成果となったのか、メディアの報道の抜粋情報だけではよくわからなかったから。
もっと堅いことが延々と述べてあるのかと思っていたら、枝野さんの任命のお声がかかったときの戸惑いだったり、どのようなことを考え、注意して統括していたのか、等々個人としての視点が反映されてあり、その責務の重大さに対してどのように応えていったのかがよくわかった。
こうした重要な責務を担う人を適切に選ぶ義務がある私たちは、より正確に物事を認識する力が個々人に求められている、と思いました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

「事業仕分け」は、二つの部分から成り立ちます。議論して仕分けるまでが前段、で重要なのは仕分けた結果を実施し、無駄をなくす部分。実は、政治家や官僚はこの後半の部分で、実施をしません。私たちは前半だけを見せられ拍手をしていたわけ。そうやって国民をだました男の弁がこれ

2011/06/13 20:59

11人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

震災、原発トラブルに日本が見舞われていたとき、私は家族でドイツ旅行をしていました。いえ、地震当日は日本にいました。夫は会社で一晩過ごし、翌日の昼に漸く帰宅。長女にいたっては当日、日光で遊んでいたのが祟って、その夜は友人となんとか見つけた避難所で一夜を明かし、歩きとバスでJRの駅まで出て、一向に出る気配のない電車が動き出すのを待って、土曜の夜帰ってきました。私たち一家が離日する外国人で溢れる成田を発ったのは翌日の日曜日でした。

前々から決めていた家族旅行は、ともかく出発こそできたものの、乗り継ぎは失敗、帰りの便は飛ぶかどうかも分からない、そういうある意味、スリリングなものではあったわけです。そして、ドイツ、ウィーンのホテルで繰り返し見る日本の被災の映像の後に、最初は頼もしく、後にはまた言葉ばかり、と思わせるほどに繰り返し登場したのが、この人、枝野幸男でした。

そして、この本は枝野がその名を一般に知られるようになった〈事業仕分け〉について、語ったものです。〈事業仕分け〉については、すでにそのメッキの皮が剥げ、結局あれはパフォーマンスでしかなかった、あの場での決定は、あくまであの場限りのもので、なんの効力もないもので、現に、仕分けられたはずの多くのものが、そのままの形で、或いは名前を変えて生き延び、無駄が続いていることは周知の事実です。一体、あれは何だったのか、それを当事者の言葉で語ったのが、この本です。

カバー折り返しには
              *
二〇〇九年一一月、新政権が設置した行政刷新会議による「事
業仕分け」は、世論調査で国民の八割が支持。日本における
政治文化のターニングポイントとなった。この仕分けの「統括」と
して、議論をリードした著者が、事業仕分けの意義と仕組みを
平易に説き明かす。国の債務残高は、二〇一〇年度末で九七三兆
円超。この巨額の財政赤字を前に、これ以上、税のムダ遣いは許さ
れない。意義の不明確な事業、事業の重複、ピンハネ、中抜き構造、
組織のための組織など、あらゆるムダを炙り出し、税金の使われ
方を国民主権の観点から見直す事業仕分けの実相とは? そし
て、仕分けに対する数々の誤解や批判にも答える。
              *
とあります。仕分けについての誤解はとけても、最大の仕分けである公務員給与の引き下げと、公務員数の削減の声は全く民主党からは聞こえず、東京の一等地にオフィスを構える特殊法人や、日本橋や赤坂周辺にひっそりとフロアを借り切っている政府の出先機関としか思えない実態不明の組織はその数を減らす様子も見えません。まして、原発を推進してきた組織と官僚たちの関係など、マスコミは調べる気配も見せません。勿論、民主党が何かをいうこともない。その現実を見れば、この本の価値も大きく減じざるをえなくなります。逆に、政治力学の目で見れば、別の価値があります。

そう、反小沢一郎の代表者としての枝野の考える政治のありかたがよくわかるからです。要するに政治の放棄です。分からないではありません。民意の反映を素直に数の論理で行おうとすれば、政治家はたんなるその数を代表する装置に過ぎないはずです。そういう考え方に立つ枝野が、政治家が政治の主導を握るべき、と考える旧来の政治家、或いは小沢一郎を嫌うのは当然かもしれません。

その結果、生まれるのが何か、政治を放棄した政治家では、今の国際社会には対応しきれないという現実です。尖閣列島問題、領土問題、安保問題となれば何もできない。逃げ込むのは民意という名の無責任の陰。それが一番よくわかるのが第三章 事業仕分け最前線、の〈「ピンハネ、中抜き」――宇宙飛行士毛利衛さんの訴え〉と、第四章 事業仕分けに対する批判に答える、の〈「二位じゃだめなんでしょうか」発言の真意〉ではないでしょうか。

まず前者。でも、「ピンハネ、中抜き」が絶対に悪いなら、なぜそれをもっときちんと書かない? それこそ日本の天下りの最大の問題点であり、まさに官の汚職の源泉でしょう。本一冊まるまるかけて、実例を挙げ、論じるべきものでしょう。それをしない。

それと〈「二位じゃだめなんでしょうか」発言の真意〉の言いわけ。私たちというか我が家で蓮舫議員の発言が受けたのは、まさに「ピンハネ、中抜き」があるとか、「そこに無駄がある」からではなく「一番でいなければいけない」という学者、政治家、大人の考え方が、子供たちから夢を、自由を、奪い、貧者を負け犬として弾きだそうとする現代日本の病根となっているからです。

この国威発揚的考えは、そのまま「少子化は国のためにならない、日本は国連の常任理事国でなければならない、オリンピックは日本で開かれなければいけない、原発は必要で、国が言うことは絶対に正しい、国産ロケットは必要である、そして防衛は自国で」となっていきます。まさに自国軍を持たねばならないとする前原と同じ考えです。

逆に不要な組織、天下った官僚は撲滅されたのでしょうか。もし、それらが温存されたままだとすると、少なくなった予算はまず、その諸悪の根源たる天下り高級官僚や無駄な役人が先に分捕り、残った僅かのものだけが文化事業の当事者に施されることになります。私たちは、事業仕分けの劇場的な場面は見ましたが、現実にどの天下り先が消滅し、無駄な組織がなくなり、役人がどれだけ減ったのかを知らせれない。マスコミは追いかけない。結局、上の官僚は生き延び、企画だけが矮小化し、下で働いている人だけがクビを斬られる。

総じて、この本はマスコミに甘い。触れない、ということは基本的に今のマスコミを認めるということです。確かに、民主党はマスコミの誘導により政権を取りました。そして枝野たちは、マスコミの一方的な報道により政敵小沢一郎を葬ろうとしています。マスコミ様さまです。でも、私たちは知っています。役割を終えたのは55年体制だけではありません。それを支えた行政、経済、マスコミも既に死に体であることを。

本来であれば、全ての行政法人について、自らその必要性を証明させ、自分たちの事業の正当性を論じさせるべきでした。そして、それが出来なかったものは、現実の政治の中で本当に不要なものとしてその場で解体させる、その姿を見たかった。それなくして、消費税議論は不毛です。まして、震災があったから増税という安易な発想。みんなんの党の言葉ではありませんが、「どうなったんですか、肝心の行政改革は?」です。事業仕分けは、その中の一項目でしかありません。

この本は、結局、政敵小沢一郎たちの政治を否定するのを目的にしているのではないのか、そう思えるのです。マスコミは、自分たちの世論調査は正しく、ネットにおける小沢有利はオカシイ、だからネットは危険だ、と論陣を張ろうとしました。それは風評被害を一方的に断罪し、自分たちの流す官製ニュースこそが正しい、という今につながって行きます。

私に言わせれば、55年体制をそのまま引きづり、広告主に頭を下げるだけのマスコミの正当性コソ怪しい、そしてそれに支えられた菅政権こそマスコミの傀儡だと思うのですが・・・

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

自画自賛もあるが,自民党時代からのいきさつも記述している

2010/06/12 09:29

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

民主党政権による事業仕分けで主役をはたした著者が,そのいきさつから経過,結果などについて書いている. 事業仕分けを企画し実行した側からの記録なので自画自賛も感じられる.しかし,事業仕分けの実現にいたる軌跡に関しては,自民党政権時代につみかさねられてきた努力を民主党がひきついで実現されたことが記述されている.

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2010/05/05 17:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/05/20 21:50

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/09/04 00:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/12/29 11:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/18 17:56

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/08/17 19:50

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/11/24 06:50

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/08/17 18:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/05/06 02:56

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/05/13 01:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/11/17 19:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/06/18 15:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

16 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。