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そして誰もいなくなる 改版 みんなのレビュー

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みんなのレビュー149件

みんなの評価3.7

評価内訳

144 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

見事な本歌取り

2010/10/14 13:44

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みす・れもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

一番好きな作家は?と聞かれて、即「アガサ・クリスティ」と答える私。当然、このタイトルに惹かれないわけはない。タイトル通り、本書はクリスティの「そして誰もいなくなった」をモチーフにしている見立ての見立て殺人劇だ。

ミステリ読みとしてこれまでたどってきた道を振り返ると、まずは「フーダニット(Who (had) done it)」、つまりは「犯人は誰だ?」ということに注目して読んでいく。そのうち、犯人らしき人の特徴というものがわかりだして、次の段階「ハウダニット(How (had) done it)」、犯行の手段に思いをはせることになる。トリックに注目するとでも言えばいいのかな。そうして最後に行き着くのが、「ホワイダニット(Why (had) done it)」。なぜその罪を犯すに到ったかという「動機」に惹かれる。

元になったミステリ「そして誰もいなくなった」は何度も読んでいたので、何となくある人物に注目しながら読んでいった。クリスティの作品を読まれた方には誰に注目したのかはおわかりかと思う。しかし、途中でそれが間違いだったかと思うような出来事が起きる。そこで悩む・・・。

ミステリを読みながら真実にたどり着こうと思うと、どうしても気になるのは作者が仕掛けるミスディレクション。作中で固有名詞を使わずに「彼」「彼女」「男は・・・」「女は・・・」などと書かれている場合は注意しなくてはならない。前後の文章の流れから思いこみでその人物が誰かというのを、自然に頭で描いて読み進めることがままある。それがミスディレクションであるとは気づかずに。
今回もそれに注意して読んだつもりである。作者のミスリードなどに引っかかるものか!と思いつつ。

しかしまぁ・・・。
これだけ二転三転するとね(苦笑)。フーダニット、ハウダニット、ホワイダニットのてんこ盛り。

読み応えは充分。学園ミステリとは思えぬほど凄惨な事件であるけれど、読み始めると一気に最後まで引っ張っていく力があると思う。一度読んだだけで満足できるようなミステリではない。何度も何度も読んでみたい。そう思わせるミステリ。

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紙の本

原作(?)も是非手にとって頂きたい。

2021/10/31 20:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る

かの名作をモチーフとしたミステリー。作者自身が「自信作」と豪語するだけあり、見立て殺人ものとしても、また学園ミステリーとしても納得の出来だと思う。終盤に向け、二転三転する展開は圧巻の一言。久々に本家「そして誰もいなくなった」も読み返してみたくなりました。
ナイス

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紙の本

ボリュームは満足

2021/02/11 02:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る

400ページ以上あって読み応えは十分、しかし、あまりにも短絡的な人間が多くでてくるためそんなにスッキリとはしない。
犯人は、この人怪しいなと思ったらまんまその人って感じで、動機も非常に軽いです。
「そして誰もいなくなった」を読んだことのある人なら、ある程度は掴める流れの部分もありますし、数日間でさらっと読むのにおすすめ。

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紙の本

元ネタありき

2021/02/06 08:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

元ネタを知っていないと、少々分かり辛い面もあったのも、事実。でも、もう少し、捻りが欲しかったかな。うん。

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2010/05/06 22:21

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2010/05/12 20:31

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2010/05/19 11:38

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2010/06/06 02:04

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2010/08/15 00:18

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2010/10/12 22:05

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2010/10/16 02:47

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2010/11/29 15:36

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2010/11/27 12:03

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2010/12/24 03:06

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2011/01/09 20:42

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