紙の本
恋を最優先に生きた
2013/01/15 17:27
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投稿者:結子*uco* - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校生、もしくは中学生くらいの頃、私にもこんな風に感じた時期がありました。
恋をしている時は、好きな人に会うために学校に行っていたようなものだったし、何をするにもまず彼のことを考え、彼を最優先に生きていた時代。
高校生の頃、こんな感情を抱いていた時期が…あったんだよなあ。。。
結婚してからも、何度か「また(夫と)恋に落ちた」こともありますが。
でもあんなにも激しい想いは、若い時期にしか味わえない貴重な経験なんですよね。
紙の本
現代の作家が書けば一顧だにされなさそう
2022/11/26 10:06
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
教養の一環として読みました。作品も著者も存在は知っていましたが、中々読もうという気にならず放置していた本。この本が発表された当時はセンセーショナルな本だと受け止められたようですが、現代の作家がこの小説を書いたら単なる陳腐なものという扱いをされそうです。主人公が恋い焦がれたロッテのどこがそんなに素晴らしいのかわからず、夫がいながら思わせぶりな態度を続けるところにもイラッとしました。
紙の本
時の流れというか……。
2002/06/11 23:47
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投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書が発表された当時、一大センセーションを巻き起こしたというのは分かる。ウェルテル(ゲーテ)の苦しみも分かる。だが……どうも、彼が最後に下した決断(それ以前の行動も)は、あまりに押し付けがましい気がする。当てつけというか、ストーカーまがいというか……それとも、本書のような「美しい」物語を、曲がった方向でしか解釈できなくなってしまった現代に問題があるのだろうか。それでも、自分がロッテだったら、ウェルテルにあのような行動を取ってもらいたくは無い。恋愛とは、相手を尊重して、自分を押し付けずに成立するべきものだと思っているから。
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読んだ中学生当時は熱狂した。ほかの4冊と同等に。けれども受験後の高三のときに読み返したら印象が変わってしまっていた。今ではほかの四冊の痛烈な印象に比べ見劣りしてしまう。
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純粋なウェルテルと、人妻ロッテとの青春一大恋愛物語。これからの僕の指南の書となるかもしれない。『ファウスト』がきっかけかなあ
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もし恋愛に形を与えるなら もし恋愛に形を与えることが出来るなら、その一つの形はもしかして
この「若きウェルテルの悩み」かも知れません。それほど、美しく若者の
報われない恋を描いた作品。タイトルだけ知って、満足してないで、
どうかご一読願いたい。こんなに繊細な感情を扱える人がこの世に存在
するということは悩めるあなたの救いになるかもしれません。
ところで、解説によると後年ゲーテは「『ウェルテル』は、厭世という
病的状態から生まれたものであり、あの時代の病的風潮であったセンチ
メンタリズムを文学的に記録した小説である」と言っている。
うむ。。。私も厭世的なセンチメンタリストである。。。うむ。まいった。
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現代の感覚で読むと笑うしかないが、それをさせないのがゲーテのすごいところ。
説明めいた文章も無いのに、前知識がなくともわりかしスンナリ入っていける。
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ゲーテも一度は読んどかな。と思って手にした一冊。
もどかしいウェルテルの気持ちがヒシヒシと伝わってくる。
あとがきまんまだが、書簡体という文書構成は新鮮。
なんか今のブログに近い気がする。
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中学の頃に読みました。この種の本は若い頃に読むのも、老齢になってから読むのも適さないような気がします。当時、ウェルテルの感情の起伏は、まるで活劇でも見ているような、白々しさがありました。
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18歳ぐらいの時に読みましたが、すごいと思いました。若い頃にしかない衝撃とかってあると思うので、青春時代に読んでおきたい本。
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恋に悩む、ウェルテル。
その苦しみは日々募り、残酷に冷酷にウェルテルを真綿で締めるように苦しめる。
ウェルテルの人生を綴った甘くも痛い日記。
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これは青春の情熱を詠った美しい詩です。
詩情豊かに恋に酔い、苦しむ様子が描かれています。
すごい感性です!美しいです!
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ロッテみたいな女性になりてええええ
なんか主題とは離れるけど、出会うタイミングも重要よねー
なんてずいぶん俗っぽいことを考えてしまった
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ウェルテルの心は本当に綺麗で純粋。だけどアルベルトが言った様に、彼には誇張して考えすぎてしまう所があるんだろうな。だからこそ、芸術家なんだろうとは思うけれど。ウェルテルに心を重ねるのもとっても素敵だけど、ロッテやアルベルトに心を重ねる事も忘れないでいたいな…
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前半辺りまで、ウェルテルの女々しさがくどくてモヤモヤしていましたが、ページが進むにつれて感情移入していきました。
恋心の葛藤はいつの時代でも共有できるものですね。