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ミツバチは本当に消えたか? 日本にも蜂群崩壊性症候群(CCD)はあてはまるのか、多角度から徹底検証! みんなのレビュー
- 越中 矢住子 (著)
- 税込価格:1,047円(9pt)
- 出版社:SBクリエイティブ
- 発行年月:2010.6
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新書
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紙の本
真摯な態度で書かれているが、まとめ方がいまひとつ。
2010/10/25 16:11
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカでミツバチが激減している、と言う話題があります。日本でも、ミツバチが不足して果樹の受粉への影響が心配されている、という話題もあります。本書は、日本のミツバチについて、アメリカの現象との関係、日本の現状をまとめたものです。
ミツバチの飼育現状や生態などは、写真や図が豊富なので楽しく学べます。多様な数値データも載せ、丁寧に調べた様子が良くわかります。アメリカのミツバチ減少の原因とされるCCD(蜂群崩壊性症候群)とはどういうものかや、日本の養蜂業の現状についてもよく調べられています。同じミツバチの減少であっても、アメリカと日本とは状況が違う、というのがおおよその結論のようです。
ただ、まとめ方があまりわかりやすいとは思われませんでした。綺麗な写真や、綺麗なグラフに目を取られて気づかないで読み進むのですが、本文の内容が散漫でまとまりが悪い感じです。同じような記述がくり返しでてきたりします。
目をくらませられる原因は、各頁の端にある「背景柄」にもあると思います。本文にかかる黄色い「蜂の巣柄」は読むのには邪魔でしかありません。
表やグラフもここまで色分けする意味は余りないのではないのでしょうか。昨今、学会発表やプレゼンテーションの資料もカラーがあたり前になってきましたが、過剰な色付けはかえって資料に集中できなくなるということもあると思います。
この新書はオールカラーが「売り」らしいのですが、過剰なカラー使用はかえって理解の脚を引っ張ることもあると思いました。
個別の内容はわかりやすくて良いのですが、言いたい結論はなんだったのか、残念ですがなんとなくすっきりしないで読み終わった感があります。
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