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Kitano par Kitano 北野武による「たけし」 みんなのレビュー

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みんなのレビュー21件

みんなの評価3.9

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21 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

フランス人に対しても変わらない語り口で話したのだろうかと思わせるインタビュー本だった

2011/03/30 22:38

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

北野武へのインタビューと言えば、私は断然ロッキング・オンから出ている「自叙伝」シリーズを挙げたい。他のインタビューなどからでは窺えない北野武/ビートたけしの言葉が出ていると思えるからだ。
もちろんそこにはインタビュアーである渋谷陽一の力量も大きく影響していると思う。
そこへ、フランス人ジャーナリストによる北野武へのインタビューの本が出た。今更何を語らせようというのか。あるいは北野武が何を語っているのか。そこが興味深くもあり、怖くもあり、しばらく手を出せないでいた。でもやっぱり気になるのだ。それで、手にしてしまった。
「プロローグ」によると、インタビュアーは日本在住のフランス人ジャーナリストで、2005年春から2009年春にかけて数十回におよぶインタビューを収めてあるようだ。インタビュアーはビートたけしよりも(映画監督である)北野武として見ていたようだ。
以下、インタビューの内容は各章のタイトルを見るとわかりやすいかもしれない。
第1章 幸せを探して
第2章 浅草の舞台で
第3章 俺の分身、ビートたけし
第4章 テレビがすべて
第5章 日本のテレビ界
第6章 俺の映画の世界
第7章 死と直面して
第8章 償いと花火
第9章 ふたつの顔の三部作
第10章 映画の衝撃
第11章 テレビドラマ
第12章 絵は想像力の源
第13章 俺と科学
第14章 あっぱれニッポン!
第15章 アジアの問題、人類の危機
第16章 心のアフリカ
第17章 友達
第18章 畳のうえで告白話
自叙伝から始まり、ビートたけしとして活躍するテレビ界の話、映画監督としての自作解説、出演したテレビドラマの話、絵を描くこと、理科系への興味と続く。ここらあたりは以前のインタビューにも通じるところだが、映画で言えば『戦場のメリークリスマス』のことや『バトル・ロワイヤル』『血と骨』といった俳優として関わった映画のことにまで触れられていることやテレビドラマでの演技のことを語っていて、実はそのような経験が監督としてや芸人としての活動に影響を与えていることがわかる。
と、ここまでは比較的これまでにも読んだことのある話であったりしたが、北野武/ビートたけしを知るという点では何度読んでも面白い。
それに比べ後半の5章あたりは自身のことを離れて日本や世界のことへ話が移る。それはそれで面白くはあるのだけれど、なんだか文化人北野武として無理矢理話をさせているような感じもしなくはない。やはりインタビュアーにとって北野武はあくまで映画監督で文化人なので、このような話もさせたくなってしまったのだろうか。
そして最後はまた自身のことになる。比較的簡単に「成功とカネ」「有名でいること」「性欲」「自分の外見」「宗教」「死について」と語っている。これもまた、他のインタビューでも読んだことがあるような話でもあるが、比較的最近の言葉であるというのが意味あることかもしれない。
総じて、私たちがイメージしている北野武がそのまま表れている感じのインタビューであったと思うし、インタビュアーの偏見もあまり出さずにニュートラルな感じがした。

それにしても、これはたぶんフランス語でインタビューし、通訳(例のゾマホンがしていたらしい)を通じて日本語で答え、それをフランス語でまとめて出版したものを日本語に訳した本として読んでいるという、なんだかややこしいインタビュー本だ。北野武がもともと日本語で語ったものがどれだけ生かされているのかわからないが、日本語訳での北野武の語り口は比較的私たちが普段知っている北野武に近く、どこぞの出版社のインタビュー本のような違和感はなかった。それもまた、この本の印象を良くしているのかもしれない。

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紙の本

フランス人による北野武へのインタビュー録

2021/10/10 19:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る

北野武関連の書籍は基本的には本人のインタビューを文字に起こして終了というもので、本書は主に映画監督としての北野武を主軸に生まれてから、インタビュー時点までをすべて語る構造になっている。すでに大半の話は既出のものであるが、フランス人がインタビューしているため、フランスに関するヨイショが後半になると目に付く。むしろ、北野武入門書として読むのにちょうどいい。ちなみに、フランス語の通訳はあのゾマホンがやっていた。

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2010/07/15 00:09

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2010/07/15 19:56

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2010/10/14 15:59

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2010/08/21 23:45

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2010/10/07 12:28

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2010/10/24 02:01

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2010/12/29 00:35

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2011/04/02 14:59

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2011/11/04 06:43

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