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小学生の頃、図書室に置いてあった子供向けシリーズで一生懸命読んでました。ホームズと結婚したかったんです。
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ウィステリア荘・ボール箱・赤い輪・ブルース・パティントン設計書・瀕死の探偵・フランシス・カーファクス姫の失踪・悪魔の足・最後の挨拶
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080430(m 080728)
080816(s 081026)
090924(a 091022)
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シャーロックホームズ第4短編集。ドイツのスパイを逮捕する表題作をはじめ、マイクロフトに頼まれ潜水艦の設計図を取り返す話など国際的な謀略を扱った篇も面白いが、個人的にはホームズが仮病を使って毒殺犯を逮捕する話がすきだ。ワトソンもいっているが、ハドソン夫人はよくシャーロックのような下宿人を泊めておくものだと思う。例によって、スペイン人やイタリア人、オーストラリアの犯罪者がでてきたり、スイスへワトソンが調査をしにいったり、アフリカ産の毒薬がでてくるなど国際色もゆたかな短編集で読み応えがあります。
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His Last Bow(1917年、英)。
ホームズ・シリーズ、短編集。ホームズが扱った最後の事件で、シリーズ中の異色作「最後の挨拶」など。
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短編集でウィステリア荘、ボール箱、紅い輪、ブルース・パティントン設計書、瀕死の探偵、フランシス・カーファックス姫の失踪、悪魔の足、最後の挨拶が収録されています。それぞれやはりとても面白く、合理的な推理はすごいと思います。
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またまた、ホームズシリーズ。
今回の特別な点は、「瀕死の探偵」にあるだろう。
これだけのことができる、多芸をもつこの探偵は実に素晴らしい。
いつものように推理に引き込まれるのは言うまでもない。
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『ウィステリア荘』
『ボール箱』
『紅い輪』
『ブルース・パティントン設計書』
『瀕死の探偵』
『フランシス・カーファックス姫の失踪』
『悪魔の足』
『最後の挨拶』
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大きな事件が沢山収録されています。
シャーロック/ホームズはイギリスを守っていたんだなといった作品が多く感じました。
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瀕死の探偵が面白かった。あと悪魔の足を読んでいたら情景が浮かび上がってきてぞくぞくした。三人のうち1人が死亡2人が発狂とは怖い…
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1917年発表
原題:His Last Bow
【短編集】
藤荘(ウィタリア) (Wisteria Lodge)
ボール箱 (The Cardboard Box)
赤輪党 (The Red Circle)
ブルース=パーティントン設計書 (The Bruce-Partington Plans)
瀕死の探偵 (The Dying Detective)
フランシス・カーファクス姫の失踪 (The Disappearance of Lady Frances Carfax)
悪魔の足 (The Devel's Foot)
最後のあいさつ (His Last Bow)
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短編集で、最初が「ウィステリア荘」です。
犯罪を犯した加害者と、被害死者が最初の想定とは逆だったりするかもしれまえん。
犯罪の原因が物語の外にあるかもしれません。
話によっては、ホームズお得意の証拠から推察していく場合があります。
また、証言から進展する場合もあります。
話の展開はさまざまです。
そのため、ホームズの話の展開と活躍は安心して読んでいられます。
ps.
アメリカ訛りを翻訳は生かせていないとのこと。
関西弁でも、東北弁でも、日本語の種類を生かせなかった翻訳家には疑問を感じる。
訳したのが、今ほど時間と情報が豊富でなかった時代なので、やむをえないことかもしれない。
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ホームズ短編集第4弾。第2話『ボール箱』は別の事情だが、他の7話もこれまでの様に毎月連続で発表されたものでなく、かつ掲載が発表順になっていない。周囲からの強い要望で連載を続けてきたドイルの苦悩と疲労が見られる気がする。また、この頃の作品群には政府や国家がらみのものが増えてくる。『ウィステリア荘』知り合ったばかりの紳士の家へ招待された男がひどい接待をうけ、翌朝家はもぬけの殻となっていた。ホームズに相談に訪れたちょうどその時、警察からその紳士の死亡を知らされる。所轄署のヘインズ警部の活躍が見どころ。ホームズとは違った角度から事件を追い、タッチの差でホームズに先を越されるものの、「あなたはきっと出世しますよ、素晴らしい直感力だ」と褒められる。『ボール箱』残虐さや不倫など不徳義だとの非難があったことから「思い出」から除外されていた一話。確かにメロドラマ的ドロドロの愛憎劇が背景となっている。一人の女の愚かさが招いた悲劇。怖い〜。『赤い輪』下宿屋の女将の取りに足らない相談事が発端。特にホームズの推理が際立つわけでもない。英米二人の探偵が先を競って階段を駆け上る場面が印象的。『ブルース・パティントン設計書』霧のロンドン、4日も部屋で暇を持て余していたホームズ。「ロンドンの悪漢は全くだらしがない!(この濃霧を利用しないなんて)」「僕が犯罪者でなくて、社会は祝福すべきだよ」「それは全くだね」とのワトソンの言葉に同感!!兄マイクロフト(実は政府の重要人物)の一方的な依頼(命令)により、ホームズは紛失した潜航艇の設計書を探すことに。ワトソンも当然のように巻き込まれて不法侵入までする羽目に。この兄にしてこの弟あり。エメラルドのネクタイピン、ワトソン君の分は無しか…。『瀕死の探偵』ワトソン結婚2年目のある日ハドソン夫人が訪問、ホームズの具合がおかしいと心配(いや、おかしいのはいつもでしょう)。ホームズの精神錯乱状態が見もの。ぜひジェレミー・ブレッド版ホームズで、訳のわからないうわごとや賛美歌を歌う様子を見てみたい!敵を欺くにはまず味方からというホームズ真骨頂の名演技。『悪魔の足』ホームズ過労のためコーンウォールへ保養・滞在したときの話。一夜にして3人兄妹の死と発狂を引き起こした原因不明の事件がおき、ホームズに相談が持ち込まれる。そして第2の事件でまたも死者が。現場から採取した粉末を燃やして事件現場を再現する実験を開始(止めときなって…)。意識が朦朧としてきたワトソンが、目の前のホームズの死に顔のような表情を見て正気に戻り、間一髪戸外へ脱出!!!「自分でもどうかと思う(おいっ!)実験に、君までひっぱりこんで済まなかった、感謝するよ」って…危なく無理心中するところだったじゃないか!と怒るところなのに、ホームズのこの殊勝な言葉に感激するワトソン(呆)。『最後の挨拶』ドイツ人の密談の後、英国海軍暗号書を携えてきた密偵は…やっぱりホームズの変装だった。いつもの馬車でなくワトソン自動車(初)で登場。養蜂と読書の隠退生活していたはずなのに、2年ががりの潜入捜査。そして相手(ドイツ人)に対する礼儀正しい紳士的な態度「あなたは祖国のため、私も私の祖国のためにベストを尽くした」に拍手〜。またしても評価に迷いが…。永久再読本には違いないけれど、星4つ。
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Let It Be後のビートルズ
正当派短編集だが、すでにピークを過ぎた後の作品集であることは間違いない。
切れ味鋭くという部分も見えるが、それは一部になってしまっている。
残念ながら、後期ホームズ作品全体を流れる惰性の雰囲気はここでもみられる。
作品は以下の通り。
ウィステリア荘
ボール箱
赤い輪
ブルース・パティントン設計書
瀕死の探偵
フランシス・カーファクス姫の失踪
悪魔の足
最後の挨拶
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再読。「ウィステリア荘」「ボール箱」「赤い輪」「ブルース・パティントン設計書」「瀕死の探偵」「フランシス・カーファクス姫の失踪」「悪魔の足」「最後の挨拶」