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紙の本
毛玉の物語
2013/09/14 21:03
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
実に不思議な物語でした。ジャンルは「ファンタジー小説」で、私には苦手な分野です。ただし舞台が京都ということもあり、京都好きの私としては、思わず衝動買いしました。
内容は、偉大な父狸が不可解な死を遂げ、残された家族たちが逞しく生きていく物語です。奇想天外なストーリー展開ですが、これが京都が舞台となると違和感がなくなるから不思議です。「鴨川ホルモー」と同じです。
本書は、エンジンがかかるのは遅いですが、登場狸のキャラクター紹介や最後のどんちゃん騒ぎに至る背景等々、その設定に慣れるためには、退屈な前半が必要不可欠ということでしょうか。
とにかく、ラスト近くの「狸と天狗と人間の三つ巴の混乱状態」は、あたかもドリフのラストを見ているようで、とても堪能できました。
紙の本
たぬき
2020/12/28 13:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
たぬきと人間と天狗と半天狗の物語。
楽しいです。
たぬき4兄弟が良いです。
お母さんも素敵。
弁天さんにはどんな過去があるのでしょうか。
紙の本
リアルファンタジー?
2016/10/30 14:10
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投稿者:あるばとろす - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都を舞台にしたタヌキが主人公のお話しです。
心はタヌキであるけれど、化けることは得意なので
京都の街に繰り出しては楽しく暮らしている感じですが、
でも人間模様ならぬ、タヌキ模様が描かれていて、主人公がタヌキであることをついつい忘れてしまう面白い作品でした。
紙の本
道具の数々も魅力的。
2015/12/13 20:58
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
偉大な父(故狸)を持った四兄弟の活躍のお話し。活躍に?が付く??
下賀茂神社でタヌキを見たことないけど、きっといると思う。いて欲しい。
自走人力車欲しい。
紙の本
ポンポコ兄弟の家族愛
2015/03/22 05:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
「面白きことは良き事なり!」あいや変わらず舞台は京都。出てくるのは毎度おなじみ阿呆大学生と思いきや、狸に天狗そして人間を交え三つ巴。ポンポコ兄弟の家族愛がつまっている。
電子書籍
魅力的な下鴨一家
2015/03/08 13:06
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投稿者:ぎんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台は現代なのだけど、およそ21世紀の会話に使われることのない単語や描写、天狗、狸というケンゾク、そして、京都 、下鴨神社。これらが混じりあっという間に不思議な時空に連れていかれる感があり、のめり込めるところが素敵です。
更に登場人物 下鴨家 母の母たる姿。いかなる状態にあっても、我が子を信じる事は温かい気持ちにさせてくれます。
物語終盤の長兄に言った父の言葉。
この両親に育てられた4兄弟だからこそ卑劣極まりない相手にも、逃げ場を残してやるのでしょうか?
「まことに、狸の風上にもおけんやり方」がはびこる人間界の人間としては、じんわりときました。
また、ナゾもいつか明かされるのか楽しみなところです。
弁天は何を悲しむのか。海星はなぜ姿を見せないのか。
赤玉ポートワイン、もっと美味しいワインは山とあるのになぜ、昭和で止まっているのか、謎です。