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新アジア仏教史 11 日本仏教の礎 みんなのレビュー
- 末木 文美士 (編集委員), 松尾 剛次 (編集協力), 佐藤 弘夫 (編集協力), 林 淳 (編集協力), 大久保 良峻 (編集協力)
- 税込価格:4,400円(40pt)
- 出版社:佼成出版社
- 発売日:2010/08/30
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電子書籍
日本の仏教受容
2022/09/16 19:22
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本に仏教が伝来してから受容されるまで院政の時代まで記述されている。日本書紀の仏教公伝の年代552年が末法の始まりの年に設定されており廃仏の王が現れるものの仏教が復興していくというストーリーで記述されているという視点は面白かった。(一方でこの章の著者は学会でもかなり記紀否定派なので聖徳太子や蘇我氏に関する氏の説はちょっと割り引いて読んだ。)神仏習合について元々神道が存在してそれに仏教が取り込んでいったという見方が誤りなことを示し、神道自体が仏教との関わりの中で生まれてきたものであることがよくわかる。
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