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紙の本
シッダルタの幼少年期を描く第2部の始まり
2011/01/29 12:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語は第2部に入り、いよいよシッダルタの物語になります。
偉人伝を描くつもりではなかった手塚治虫なのでしょうが、この幼少期のエピソードを読んでいるとやはり普通の人間ではなかった、少なくとも普通の人間ではなかったと伝えられていたようですし、手塚もそのあたりは伝記、逸話からわざわざ逸らして描こうとはしなかったようです。
これは前巻に出てくるエピソードですが、有名な天上天下唯我独尊の話のように釈迦を語るには欠かせない話があります。それはそれできちんと描いておいて、その一方でフィクションを織り交ぜて、普通ではなかったかもしれないシッダルタがやはり普通でない人に、さらに釈迦になっていくのをある種ドラマチックに描いているようにみえますし、だからこそ何度読んでも惹きつけられてしまうのでしょう。
それを感じさせるのはシッダルタのキャラクターももちろんですが、むしろフィクションであるだろうタッタやミゲーラといったキャラクターが生き生きとしていて魅力的だからかもしれません。
タッタはこの『ブッダ』全編を通じて狂言回しのように活躍する超能力を持つ最下層の人間ですし、ミゲーラも盗賊の女親分でありながらシッダルタに好意を持つことによりシッダルタの人間形成に影響を及ぼしていくようです。
そんなキャラクターやエピソードを描いていくからこそ、ビルドゥングス・ロマンと言えるのでしょうか。
紙の本
子供は親を選べない。親は自分の子が欲しいと頑張ったのだから当たり前。
2023/07/09 09:56
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投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
母は小学校の教師。「教える人」と書く。禅宗の塔頭から教会に絵を習いに通っていた男の子。彼の両親は自身の子をどういう思いで「育てて」いたのだろう。
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