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紙の本

本に救われる

2010/11/24 08:10

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は精神科医香山リカさんの書評本なのですが、著者自身は「読書の軌跡」と書かれています。といっても、香山さんの個人的な読書の傾向は別のところにあるようで、それはたとえばSFと昭和の文学なのですが、本書では依頼されて書いた書評が集められています。
 どのような形であれ、読んだこと、そしてそれを書いたことには変わらないのですから、ここで紹介されている本たちは香山さんの「読書の軌跡」なのでしょうが、香山さんの読書の嗜好を知ればその方面の書評も読みたかったと思うのは、読者のわがままでしょうか。

 紹介されている本は、クリストファー・レーンの『乱造される心の病』といった香山さんの専門分野である「こころの問題」を扱った本や信田さよ子さんの『母が重くてたまらない』などの家族の問題を扱った本などが主ですが、そのなかにこっそりと香山さんが大好きだというプロレス本などがあったりして、そちらの方が楽しめたりします。
 やはり自分の好きな世界についての本となると、ペンが走るというか、文章に躍動感が生まれます。きっとそういう本を読んでいる時、そしてそういう本の書評を書いている時は楽しくて仕方がないのでしょうね。

 この本のはじめに「日常を離れよ、本を読もう」というまえがきのような文章がついています。これは香山さんの「読書の手引き」のようなもので、このなかで香山さんは「一冊を時間をかけて読み通さななければ得られないものこそが、読書の本来の醍醐味」と書いています。
 そして、精神科医からみての読書の効用を「物質としての本、紙としての本、あの重さと厚さを持った本、という要素が、私たちの心とからだを安心させ、ストレスの解消を促進する」と分析しています。
 本に救われるというのはそういうことなのでしょう。
 だとしたら、書評とは、本に救われたお礼の気持ち、なのかもしれません。

 この「読書の手引き」的な文章だけでも、この本を読む楽しみはあります。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。

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2011/04/26 17:44

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2011/06/06 21:58

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2021/05/02 15:22

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