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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-10754196985.html
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技術がどんどん進歩して労働は昔よりも減ったはずなのに「お母さんの仕事」は減らない。ということを「発見」し、説明し、論じる本。
文章的にも構成的にも素晴らしく読みやすい。(ところどころ数字がおかしいけど。1900年代が19世紀だったりとか)
富める者は富によって富み、貧しい者は貧しさゆえに貧しさから抜け出す手段を得られない。
助けが必要な人ほど助けを得られない一方で、頼れる道具を持てる人は頼れる道具が増えるごとに誰にも頼らず自分でしなければいけないことが増えていく。
家事の道具が進化してひとつの仕事の労働が楽になると、むしろ全体としての仕事は増えるというのは、かつてパソコンの導入によってペーパーレス時代がくると言われたにもかかわらず実際には(手軽に印刷できるから)書類仕事が増えた、というのに似ている。
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女性の家庭内での仕事はテクノロジーの進歩と共に変化してきたが,総量は変わらないという主張.
女性が社会進出するようになった近年,負担を減らすにはテクノロジーの進歩だけではなく,従来やらなければならないとされてきた作業自体を家庭内で見直すことが必要.
廃れていった共同体の構築はネット等を活用して新しい形で再定義できるのでは?
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いや、専業主婦なんだから家事くらいちゃんとしろよ…便利家電も増えてるんだし…
なんて家事の大変さを分かってくれないパートナーにもぜひ読んでもらいたい。
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アメリカでの原書刊行は1983年だが、今の日本にも当てはまる話が多くて目からウロコだった。昔だったら毎日主食とスープという食事ですんでいたのに道具が進化したせいで食事が多様になり調理が複雑になった、とか、洗濯機が各家庭にあるせいでシャツは白くなくてはいけないという意識が生まれた、とか。人は発明をしたせいでどんどん自分を忙しくしているなーという気がしました。