巨大兵器の足元で
2010/11/25 14:26
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
始まりの場所アラスカに戻って来たクウェンサーとヘイヴィアは、オブジェクトの残骸回収任務で情報同盟のおほほが口癖のエリートが乗るオブジェクトとまたしても生身で対峙することになる。腰が引け気味のヘイヴィアに対し、積極的に介入するクウェンサーに勝算はあるのか?
今回はオブジェクトのハードウェア面の凄さよりも、操縦者やソフトウェア、運用面などの視点で戦場が描かれます。フローレイティアは前巻で出ずっぱりだったせいか控えめ。代わりに新たな女性士官や女性兵士が登場します。最強兵器が闊歩する戦場でも、人間の活躍の場はいっぱいあります。
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お姫様のライバル、おほほさんの意外な正体が明らかに。
黒軍服のお姉さんといいクウェンサーは地道にフラグ立ててるなw
炭鉱内でのパワードスーツとの戦闘が良い。
オブジェクトだけじゃなくこういう泥臭い戦闘シーンがあるのがいいね。
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エリートのせりふがひらがなだらけなのは何か意味があったハズなんだが、忘れたなあ。
色々とゆがんでいるけど、そのゆがみがちゃんと出ているのでそこはすごいと。
あと毎回毎回よく死なないものだ、というきっつい状況と、何気に主人公リア充ハーレムなのにこれが主人公補正かっ!とか。
ご都合主義が過ぎるといえば過ぎるんだけどね、それいっちゃこの話は成り立たないから。
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主人公はフラグ立ちまくりだな。お姫様にもう少し出番or見せ場を求む。ってフラグメイカー主人公とかヒロインが空気気味とか同作者のとある作品と似通ってるような…(笑)クウェンサー&ヘイヴィアの漫才じみたやり取りの中立ち向かっていく様は好きです。しかし二章の小物を次で生かすとは思わなかったな。個別の短編集みたいな形式だけど、エピローグも含めて実はこっそり繋がってるあたり巧いなぁと感じた。
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典型的な「ダビデとゴリアテ」「ワンダと巨像」、そんな何冊も
ネタなんか続くかよ、とか思っていてゴメンナサイ。
イヤ~おもしろいですね!まだ3冊あるので
じっくり楽しめそうです。あとがきにもあるように「情報同盟」に
愉快なキャラが集まりすぎてますが、きっと他の勢力にも
いろいろいるんでしょう、期待します!
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巻が進むごとに面白さが増していくなという印象をもった。
まず世界観を少しずつ理解していける書き方をしているため、新しいエピソードを読むたびに情報を統合しやすい。そして「とある魔術の禁書目録」同様に魅力的なキャラクターが次々と登場するのでテンポ感も出てきた。
リアリティを求める人や破天荒なIFの未来設定を受け入れられない人には少々厳しいかもしれないが、読み応えはあると思う。
…まあ、もうちょっとお姫様の活躍の場を提供してほしいところではありますが(笑)
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はい,ヘヴィーオブジェクトの3冊目です.
今回は「おほほ」と戦う話.
陰謀渦巻く話.
裏切り者率いる7体のオブジェクトを相手にする話.
の3本立てですよ.
クウェンサー君のたらしテクニックが今回も栄えますね.
敵エリート,没落貴族,傭兵,整備のばあさん
彼の守備範囲はどこまで広いものなんだ,まったく.
相変わらずクウェンサー君は絶望的な状況に陥っては
相棒の兵士と共に戦場をひっくり返してますね.
まったく,こんなリーサルウェポンみたいな学生が居たら….
クリーンな戦場なんてものは幻想ですよ.
「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!」
みたいなっ.
今回立てたフラグが今後どう動いてくるのか気になるところだにゃー.
面白かったよ!
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自軍のオブジェクトが新型に変わったんだったか? う~んこまめにレビューしないと思いだせなくなってくる
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シリーズ3作目。だんだんクウェンサーのキャラが「とある・・」の当麻に近づいてるな。但し「とある・・」と違って登場人物は少なく、敵オブジェクトとの戦いがメインになる。古典的SFファンとしては、理解出来ない単語が多く、文章でイメージがまとまらない面あり。やっぱ、二次元画像のアニメがいい^^;
それにしても、色気で勝負の筈だったおほほには騙されたなぁ、ミリンダのライヴァルと期待したが(笑)
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シリーズ3作目。面白かった。今回はクウェンサーの活躍が目立った話が多いような気がした。特に「情報同盟」のオブジェクトと戦った1話目。こんな行動取ったら女性がクウェンサーのことを慕うのは当たり前だなと読んでいて納得。「正統王国」の姫様(ミリンダという名前があるらしいが本文中ではまだ一度も出てきたことが無いのは不憫)はヒロインなんだけど出番が少ないなあと思う。今後どうなるのだろうかな。図書館にあったので手に取って読んでいるが、シリーズをそろえようかなと考え中。次も読んでいきたい。
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とにかく、分厚い。
読むのに、時間がかかる!! っていう本でした。
何せ、3戦分の話が入っている。
物語は相変わらず、ヘビーオブジェクトと呼ばれる巨大兵器に人間が立ち向かう話――で変わらず。
ただし、にぶにぶのクゥエンサーがあっちこっちのパイロットから求婚されてたり、アイドルに一方的に思われてたり、一大事。
そして、やっぱり常人では思いつかないような方法で、次々に巨体を沈めていくのは圧巻。
なんだか、どうやって沈められていったのか、理屈が書かれているけれど、ごめん、私、難しいことよくわからない……ってなるのも、変わらず、です。
ただ、クゥエンサーとヘイヴィアのやり取りが、軽快で、絶体絶命のピンチでもやっぱり面白いので楽しいのは楽しい。
四の五の言わずに、会話だけ読んでればいいんじゃないかな! 面白いよ!!
っていう本です。