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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「突破力」というと格好良く感じられますが、要は人の意見をきかない、ですよね。規格外でいきたい人にはいいのかも。
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自分の持っている社会の常識を、良い意味でぶっ壊してくれました。私も、公務員になって、発想や行動力が衰えたな、と自分の症状をわからせてくれました。
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何度失敗しても必ずブレイクスルーする生き方に学べ。堀江貴文と勝間和代のふたりが、これまでほとんど語ることのなかった子ども時代から、今日までの生き方や考え方を語る。混迷の現代を生きる手がかりとなる1冊。
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堀江貴文&勝間和代&田原総一朗、というキャスティングが面白そうで読んだ本。話の内容のスケールが凄くて且つ話の筋にブレもなくて読んでて若干圧倒される。そしてこの二人(特に堀江さん)の考え方の裏にはすごい知識や理解があるってことも知っていろいろな意味で見なおした。
[読書録]====================================================
■第一章:生きにくかった子ども時代
■第二章:勝間和代の生き方
サラリーマンから上がった経営者がやっているのは「調整」。自分でビジョンを掲げたり、目指すべき方向を自ら指示する仕事はしていない。部下が上げてきた選択肢の中から一つを選ぶだけ。
■第三章:堀江貴文の生き方
日本企業は基本的に終身雇用が原則。終身雇用の場合、一番のリスクは、見方に足を引っ張られること。
孫さんや三木谷さんが成功したのは、勘がいいのではなく徹底的に情報収集しているから。
テレビもラジオも社員たちが、経営者が変わると番組に差し障るから反対だ、という声明を出していた。フリーの僕から見れば、そんな考えで番組を作っているのか、社長が変わるとあんたたち番組の中身を変えるのか、って思った。
大企業に五年十年といると、そんな反応が空気のように身についちゃう。
一生に何度かしかない勝負で引いたら、あほらしいじゃないですか。
今の経営陣は今のビジネスモデルで逃げ切れる。でも、逃げ切れない下の世代は、もちろん変えたいと思っている。上の世代と下の世代の利害対立がある。
■第四章:これが絶対、成功をつかむ極意だ!
茂木健一郎:人間は自分の為に何かをやるのは嬉しい。ところが、人間は他人のために何かをやるのも嬉しい。どちらの喜び方も、脳の喜ぶ中枢、回路は同じ。
勝間:ものを書いても、売れなかったら1文字5円位。売れたら40円にも100円にもなる。
新聞などを読んでいるだけでは理解は深まらない。ブログを書いたり他人と意見を交換することで理解が深まる。
浅い情報をスクラップブックに貼り付けて、わかったような気になってもダメ。みんなの意見を聞いて、自分の中に取り込んで消化し、自分のものにしていかないとダメ。
ニュースとか記事とか大量の情報を知って、いろんな方面に詳しくなると、時間を先取りするというか、相対的な未来を知ることができる。
いい情報だけとろうとするからダメ。
■第五章:だから私たちは嫌われる
アメリカだったら機会の平等が重要であって、競争の結果負けてしまう人が出ても問題にされない、再チャレンジすればよい。
従業員がだんだんステップを上がって行き経営者になれるというのが、株式会社の仕組みとして、そもそもおかしい。
1億円の報酬を貰っている経営者がいても、その人を同額で雇ってもいいという会社が他にあるのなら、その額を貰ってもいい。ガバナンスがきかず、無能経営者に高額報酬を出��会社が多いから、1億円は高いという文句が出る。
カルロス・ゴーンの報酬が9億円とか報じられているが、多分半分以上はストックオプション。
鳩山由紀夫の金は、金持ちのお母さんからもらったから悪くない。小沢一郎の金は、どこから集めたかわからないから悪い。それは成り上がりを否定する文化。
しずく理論・トリクルダウン・セオリー:止めるものが増えれば、貧しい物にも富が自然に滴り落ちていく。
ノブレス・オブリージュや社会貢献の義務がある欧米では、あんな苦労をしたくないから、俺は偉くなくてもここらでいいや、みたいな納得感がある。ところが日本の場合は、それがないから金持ちはずるいという考え方が生じる。
年収1000万以下の人は、払っている税金よりも大きな便益を受けている。それを知らないから社会に不満だし、金持ちを妬むし、足を引っ張り、成り上がりを許さなくなる。
嫌われることを事前に防止するコストと、嫌われた結果として被る損失のトレードオフ。
■第六章:こうすれば、もっと稼げる!
僕がもし農業をやっていたら、コメだけだとやべえだろうと思って、いろいろなものを作る。それをやらないのは思考停止。
国の礎とか言って、じゃあ使われている農機具の燃料はなんなんだ。
中国人の月1000円の食費が、経済成長で5倍になったら、年に兆円単位でマーケットが拡大していく。
IT企業にもITゼネコンという下請構造がある。気を抜くとすぐそこに取り込まれちゃう。1社から90%とか受注が集中しちゃうと、もう完全に抜けられなくなっちゃう。
■第七章:夢を持てば、突破できる!
鈍感力が重要。
小学校の通信簿に「協調性」とかっていう項目があるけど、ああいうのはなくさなければいけない。
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本論と逸れるかもしれないが『頭が良い』とは『器用な事』だなと思った。器用に物事を選択して、一人一人の時間を最小限にとどめ、やるべき事に集中する。だから、彼らの話は、一貫してシンプル。だから、時間に対して効率よく効果が出て、お金に直結するんだなと。
また、『自分やりたい事にお金が必要だから、お金儲けをしようとしている』という趣旨の堀江さんの発言も見られた。それは、お金を稼ぐ意味を改めて確認させてくれる。人は夢を持つべきで、それを実現させる道具がお金、というだけの事。お金儲けは悪じゃない。
学ぶところの多い本。
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嫌われることを恐れない突破力! 世間という牢獄から脱出する方法 勝間和代 堀江貴文 田原総一朗
時流に乗ったというか、楽して売るために出版した見本のような本。
鼎談の体をもって、堀江氏・勝間氏の人生観と主張を田原氏がインタビューしてまとめた感じ。私は勝間氏と同い年なので、登場した世代感覚はよく理解できますが、一般の人はわからないのではと思います。
2000年代前半のライブドア事件の詳細など、当時では解らなかったことなど詳しく紹介されていたり、結果の平等ではなく機会の平等を求める。だから「嫌われる」など、彼ら3人の波長が合うのでしょう、とてもよくまとまっていて面白い本でした。
タイトルの、「嫌われることを恐れない突破力! 世間という牢獄から脱出する方法」、突破をする、成功をつかむ、もっと稼ぐ、といった主張を惜しげもなく披露しますが、魔法のような手法でなく、彼らの生き方(実績)を紹介しているだけです。
それが、彼らの凄さだと知り、彼らの真似ができるかどうかではないでしょうか?
正直な本だと思います。
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・堀江貴文
・勝間和代
・田原総一朗
という、好きなというか気になる3人の著書だったので、
迷わず購入。
ニコ生でもこの3人の対談で
面白かったので。
内容はというと、他の対談や書籍にも書かれてある
ちょっと肩透かしの内容。
ありきたりな事が多かったけど、
田原さんセリフだけは妙に田原さんの声で脳内変換されて再生されてしまった^^
これまで、この3人の著書を読んでいる人には
すでに新しい話はほとんどない。
んで、このちょろっとした対談が活字になってすぐに書籍にされるっていうのが、
ジャパニーズ出版業界の独特なところなんだろうなぁ。
突破力っていうよりは
経済やらこれからの日本で生き抜くための
独特な視点からの方法論についてのお話。
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田原総一朗氏、勝間和代氏、堀江貴文氏の3人が、様々な話題を鼎談のかたちで行い、それを本として纏めている。
鼎談形式のため非常に読み易く、本当に2時間で読み終えてしまいました。
読んでいて、私が常々思っていたことが同じように語られていたことが印象に残った。
特に子供や若い人達には、夢を持って生きて欲しいと、この本を読んで改めて感じました。
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ホリエモンと勝間和代の人生観やこれまでの生き方を田原総一郎が質問していく本。
ホリエモンの多様な生き方を認めるべきだという言葉は印象に残った。
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竹中vs榊原に続く田原さんの「2時間でxx!」シリーズ第二弾。ゲスト二者の政治経済社会へのぶれない評価軸が素晴らしい。もっと勉強せねば、考えねば! 情報収集は「砂金取り」の例えに腹落ち。
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ホリエモンこと堀江氏と、経済評論家の勝間氏、さらにファシリテーターに田原総一郎氏を迎えた対談形式の一冊。
基本的に両氏とも論理的な考え方が好きなのですが、ところどころで意見の相違があり読み応えがありました。
本書の内容は両氏の生い立ちから始まり、今に至るまでのターニングポイントなど、「突き抜ける」ために必要なことをメインテーマとしています。
また、どうしたらもっと日本を良くしていけるのか、いわゆるエリートを量産するのではなく、個人個人がいかに突出できるのかを日本の制度面や環境面から議論しています。
この本で終始一貫して強調されているのは、「嫌われることを厭わず、夢を持って、常識や枠組みに捉われない行動を取る」ということ。
◆以下参考になった箇所を抜粋します。
・日本の法律はグレー部分が多く、行政の恣意的裁量でグレーを黒にできてしまう。
・坂本竜馬が現代に生きていれば、一歩間違えればテロリストか堀江さんのような人だった。
(歴史的な偉人は、現代のように突出した人を潰す仕組みがなかったから、結果的にテロリストと紙一重の革命家が活躍できたのでは。)
・放送局の電波を解放すべき、新規参入規制も撤廃すべき。
(今の放送曲はキー局5,6社の独占状態。だから競争も起こらない、放送局の怠慢を招く、番組のクオリティーが下がる。のスパイラル。)
・ブログやツイッターに書くことで理解を深める。書いて公開することは、理解するプロセスの一つ。
(まさに同感。)
・成り上がりを否定する文化がある。鳩山氏はもともと金持ちの名家だったからよかった、小沢氏は成り上がりだったから叩かれた。
(本書で一貫して言っていることだけど、この風土を変えれば日本はかなり変わるんじゃないかと思う。結局異物を排除しようという空気がある。)
・年収一千万以下の人たちは、払っている税金よりも受けている公共サービスが多いことを知らない。
(人のこと言えないけど、日本人は他国に比べて政治に関して無関心)
・農家は怠慢
(やはり競争がないとダメっていう部分は納得)
・日本の行政システムは過保護、企業はある程度潰すことで淘汰され、いいものだけが残る。救済に金を使いすぎて非効率。
etc・・・
自己啓発本というよりは、社会の仕組みを知る一助となる一冊だと思います。
比較的短時間で読めるので、読んでみてはいかがでしょうか。
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堀江氏は直情径行型の人で、勝間さんは論理思考型で石橋を何度も叩くようなタイプの人間だと思う。まったく相反しているようだが、この本では2人の共通点が垣間見えるようで面白い。団塊の世代が権力を持ち続け、下の世代を育てず、潰して来たから現代の日本の競争力は低下した。この説には妙に納得してしまった。
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そこまで言うか!のひろゆきさんが田原総一朗さんに変わった分、話題が変わった。という感じですが、面白さは同じ位ですね。
勝間さん、堀江さんのスタンスで共感できるところは、あっけらかんと自分のやりたい事をしようとしているところかな。と感じました。
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「嫌われることを恐れない」とあるけど、できることなら嫌われない方がいい。殊に「突破」するためには。蛇足ながら「2時間で人生が変わ」っちゃうようでは、その人生は大したものではあるまい。
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■対談
①孫さんや三木谷さんはなんで成功したんだろう?本人たちに「勘がいいのって?」きいたら「情報収集だ」といっていた。
②周りの人が得する仕組みを考えるのが好きなんです。
③コンセプトとはただひとつ。ありそうでなかったもの。
④情報を知れば未来がわかる。限られた隙間時間をどんどん使って、とにかく、砂金採りのようにさらい続けること。
⑤日本人は機会の平等より結果の平等を求める。
⑥やっぱりわかりやすさが大切だ。コツコツやっても人々の意識ってなかなかかわらない。
⑦僕の役割はおそらく夢を見せることだろうと思っているんです。