紙の本
面白かったです
2022/03/14 14:08
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回はナルが考えて皆が動くといういつものパターンが崩れ、圧倒的な不利の中での戦いでした。その分皆がより一致団結して、チームのさらなる一体感が感じられました。また綾子が全編通して唯一?活躍するシーンが見られるという事で、ナルが不在である事と合わせ、残りのゴーストハントとは一風異なった作品なのかもしれません。
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日本海を一望する能登半島で料亭を営む吉見家。この家は代替わりのたびに、必ず多くの死人を出すという。依頼者・吉見彰文の祖父が亡くなったとき、幼い姪・葉月の背中に不吉な戒名が浮かび上がった。一族にかけられた呪いの正体を探る中、ナルが何者かに憑依されてしまう。おまけに憑依された者はその後も続出し、家族の命を狙う。もう誰のことも死なせたくないと奔走するメンバーだが、リーダー不在のSPRに最大の危機が迫る。
ゴーストハントシリーズの中で一番面白かった。一番人気者であろうナルがほとんど登場しないのに・・・(笑)特に後半で正体が分かるまでの謎は本当に想像もつかなくて、先が気になって気になって仕方なかったです。話の持って行き方が上手い。いつもは完全にナルに持っていかれっぱなしの出番も、今回はぼーさんや綾子がきっぱり決めてくれてカッコ良かった~。対処法は散々騒いだわりに意外とあっけなかったけど。綾子にはそんな秘密があったんですね。この人もまだ色々抱えてそうだな・・・。リンさんが叫んだ理由は最後に明かされますが、まだまだナルの正体は謎があるので、最終巻で解明されることを願って。
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代替わりの度に多くの死人が出るという吉見家の調査で能登までやってきたSPR。
ナルが取りつかれてしまったり、調査中にも被害が広がったり色々大変な今回。そして今回の見どころは綾子の活躍。今まで活躍が無かったと言っても良い綾子が本当に巫女だったと思わされた。
もう、次で終りなのが寂しいよ。
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舞台となるのは古き因習と伝承が残る田舎の邸。
閉鎖的で湿っぽい雰囲気がとても魅力的だし、今までのゴーストハントシリーズとは一線を画す内容で、関連する民俗学の本を読んでみたくなりました。
そして、遂に巫女としての能力に疑問符が付きまとっていた綾子が、その能力を見せてくれました。こんなに凄い巫女だったとは。
それにしても、作中で麻衣に突っ込ませていますが、どいつもこいつも自分の能力や発生条件などを語らな過ぎ。人としてのコミュニケーションに過分に問題がある。秘密主義はナルだけでお腹いっぱいだ。
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漫画版だと省略されている部分が小説だと細かく検証されていて面白かったです。
でも基本は漫画版を読んでからのほうが料亭と洞窟を頭の中でイメージしやすくてわかりやすいかもしれません。
どこにでもあるような道祖神や古い言い伝えは、どこにでもあるからこそ怖いのかもしれません。
そして、ようやく綾子の活躍が見られました。
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毎度、ゾクゾクを楽しんでいます。
次巻でこのシリーズは終了ですよね・・
楽しみがなくなっちゃう~
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今回は老舗旅館を舞台に、呪われた一族をめぐる和風テイストのホラーとなっています。民間信仰や民俗学的な背景の説明が非常に興味深い。
情報を集め怪異の原因を探っていく過程が論理的で、これぞゴーストハントといったところです。
そしてこれまでいいところのなかった彼女が本領発揮する回でもあります。
ぼーさんは相変わらずかっこいいな。
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もともと、複雑なプロットだったけど、リライトされて更に難解に。
それぞれの見識が存分に披露されてたね。
リンさん出番もちょっと増えてた(笑)
麻衣ちゃんのスキルも着実にレベルアップ。
拝み屋さんとしても一流では。
あと一冊。楽しみではあるが、寂しくもあるな。
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話の筋がわかっていようと、怖いもんは怖いっ!
蘊蓄が追記されてる??
ナルちゃんの影が薄い…。
恐怖を忘れた頃にまた読み直そう。
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ここまででシリーズ中一番ややこしくて、嬉しかったですw
ミステリはやっぱある程度ややこしくないとねd(^-^)
怖さ的にはさほどでもないですが、ラストのバトルの迫力はすごい。
何より、とうとうナルの能力が明かされたのが、きゃっきゃうふふですよ♪
あ、あと表紙が面白いよ!
次巻でもう最後なのかあ……
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マンガを先に読んでいたんだけど、マンガを読んだときは「怖い」と感じたお話で……大抵の場合原作の方が怖いので、怯えてたんだけど、本を読んで感じたのは「民俗」的な感じでした。
怖くはないけれど興味深く面白かった。
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巻が進むにつれてメンバーのことが少しずつ暴かれてくというか秘密がわかってくる。このキャラ達が愛しくてしょうがないのに次が最後なのに読みたいけど読んだら終わっちゃうのがいやっ!
ナルの秘密が少しずつわかってきたぞー。怖かったけどおもしろかった!ただ、吉見家の家族がいっぱいいるので誰ご誰だか途中でわかんなくなっちゃう(*_*)
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待ちに待った巫女回。
前の悪霊シリーズの頃からシリーズ中1、2を争う好きな巻。
見所はなんといっても綾子が活躍するシーン。
気持ちいい!とにかくすっきりする!
リンやぼーさんあたりが力をぶつけて霊を祓うのに比べて、
なんと優しい祓い方!
他にも、
ナルの力の片鱗を見ることが出来るところとか、
麻衣の夢についてとか・・・
ラストに繋がる重要な巻。
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能登半島で高級料亭を営む吉見家は、代替わりのたびに多くの死者を出すという。一族にかけられた呪いの正体を探るため、かの地を訪れた渋谷サイキック・リサーチ。ところが、ナルが何者かに憑依されてしまい…。
依頼人の姪・葉月の背中に現れた不吉な戒名、死んでいくペットたち、次々に憑依される吉見家の人々。
ナル不在のSPRメンバーが、この最大の危機をどうやって乗り越えていくのか、とてもハラハラしました。
ここにきて、やっと綾子の能力が発揮されるのが見どころの一つかな。
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このお話はそんな怖くないから大丈夫~☆
とか思って夜に読んでたら、加筆でしっかり怖くなってて涙目。
それでも前の話に比べたら全然平気なんだけど…。
代替わりの度に変事が起こるという吉見家のお話。
改稿前はなかった、先代の時の祟りの様子が弘恵おばさんの口から語られたことで怖さ倍増しましたね…。
悪霊シリーズや漫画で読んでた時は「8人死にました」って言われても、「わー、多いなあ」くらいだった感想が、
一人一人の死んでいった様子を書かれると壮絶すぎて絶句。
異常過ぎて怖いのだ…。
使役されてる霊の情報も詳細でより深くなってます。
難しくなった感は否めないけども…^^;
宗派がうんたら書かれてるとこは京極読んでる気分になったぜ。
登場人物も多いのでついてくの大変;
あ、でも麻衣の夢のシーンはすっごいわかり易く改稿されてましたね!
「何で海に行かないの?」って思ったとこ、本当に何でだろう、とか思ってたけど(阿呆)あれ、夢の中で場面転換してたんだね。
リライト版は夢のシーンの勝手に視点や場面が切り替わるとことか、それに夢主がついていけないとか、夢の書き方がすんごい上手くて勉強になるなーと思いました。
やっぱり主上は上手いわ。