- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
紙の本
面白かったです
2022/03/14 14:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
全ての謎が明らかになるシリーズ完結編。エピローグ的な所もあるので恐怖物にしてはかなりマイルドでした。次なる展開をにおわせる終幕でしたが、作者はもう書かないのだろうなと思うと残念です(悪霊の棲む家は除いて)。
紙の本
再読して読み比べた結果…
2012/01/29 21:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イオン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ティーンズハートから刊行されたものの復刊版も今作で完結。
ティーンズハート版と比べるとなかなか大きなリライトがありました。
全体的にはすっきりとした構成で読みやすくなったとは思いますが、別物な感があります。
もし図書館から借りて読むことができるのであれば読み比べてみるとちがいが面白いかも。
ホワイトハートから刊行された『悪夢の棲む家』もついでに復刊となればいいなぁと思います。
紙の本
なんて魅力的なキャラクター達・・・♪
2012/01/27 12:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K.K - この投稿者のレビュー一覧を見る
こちらはシリーズものなので、全編通しての感想が良いのでしょうが、今回は今までの謎が解ける、という触れ込みでしたので、特に発売日が楽しみで仕方ありませんでした。
小野さんの作品に共通で言える事ですが、とても文章が滑らかで読み易く、情景がしっかり伝わってきます。
そして何より凄いのは、それぞれ個性的なキャラクター達なのに、その誰もが魅力的で愛おしい。
こんな風に人の痛みや優しさ、切なさが見事に描かれているのは、作者さんのお人柄に依るものだからでしょうか?
読み終わった後に、登場人物達ともう会えない、という寂しさを感じる作品に久しぶりに出会えて、また人生の中の小さな宝物がひとつ増えました。
紙の本
待った甲斐があった。
2012/01/04 10:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桜李 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとう最終巻。最初に出会ったのは高校生の頃。図書室で見かけはしたもののまだ小野氏の魅力を知らず、挿絵が苦手なのも手伝って手に取らないまま卒業。
時既に遅し・・・読みたいと思っても手に入らない悔しさを抱えて10年が経ちました。
リライトを知って心躍り、続刊をわくわくしながら発売を待った2011年。ゴーストハントが彩ってくれた一年になりました。
最終巻は今まで以上の期待をこめてまず、表紙をめくってみる。そしてラストを想像しつつ読みましたが、そういうことか!と納得の結末。巻を追うごとにぼーさんが格好良くなっていって、今回もまた素敵です。麻衣が霊に語りかける場面は心が熱くなります。
単なるホラーでは終わらない。メンバーみんなの未来が、光が見える一冊。読了後、抱きしめたくなる一冊。
そして全巻を通して、装丁が秀逸で楽しませてもらいました。
――読みたいと思ったときには既に絶版。読める日が来ようとは思ってもみなかった。リライトありがとう!落ち着いたら十二国記を完結させてください。(笑
紙の本
久々に「ゴーストハント」の世界を堪能しました。「悪夢の棲む家」も再度買えると嬉しいですが。それにしても、図書館関係者泣かせな……。
2011/11/23 20:57
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紅葉雪 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初に。
ゴーストハントシリーズ全編を通しての書評を書かせていただく。
ゴーストハント1巻「旧校舎怪談」の書評を書いてから1年。
久々に「ゴーストハント」のシリーズ全7巻を堪能した。
かなり長い間手に取っていなかったのに、1冊1冊を手にとって読み進めるうちに、「そうそうこんな話だった。この先もああなってこうなって……」と鮮明にそれぞれのストーリーを思い出したが、話の流れをほぼ判っていながら、リライトされたシリーズを夢中になって読破してしまう。……さすがは小野不由美さん、というべきか。
自分は話が判っていても読み進めるのを止められなかったのだから、初めてこのシリーズに出会った現在の中学生が、夢中になって巻を重ねている気持ちが痛いほどわかるものだ。
「悪霊シリーズ」の時からの大ファンであるから、できれば元のシリーズと読み比べたいほどであったが、まあそれは無理な話、そこがかなり残念なのが正直なところ。
もともと自分は映像にしろ本にしろ、ホラーは大の苦手である。(…のはずである)
純粋なラノベの「悪霊シリーズ」の時も、5巻の「鮮血の迷宮」(旧タイトル 悪霊になりたくない!)あたりからは、あまりの怖さに鳥肌をたてながら、でもどうしても止められず話を読み進めたものだ。
ここまでシリーズを読んでしまった以上、やはり続編にあたる悪夢の棲む家
も、ぜひもう一度読み直したいと思う。残念ながら、こちらも今、自分の手元にはないのだが。
あちらは主人公・麻衣の一人称視線ではなく話が進んでいくが、もともとが、はっきりいえばラノベの域を越えたホラーの怖さがあったと記憶している。怖さの点でいうなら、今回リライトされた全7巻と、その時点でいい勝負なのだ。
これ以上加筆されてホラーの要素が強くなってしまったら、少々自分には厳しいものがあるかもしれない。また、加筆訂正する必要がない完成度だったと自分は勝手に思っている。
とにかく、ふたたびあの話を読んでみたいと心底思っている。
最後に。
この7巻、「扉を開けて」のカバーを見、それを外してみた瞬間(いなだ詩穂さんの絵を見た瞬間)に、自分は一学校図書館司書として頭を抱えてしまった。
自分が担当している学校では、公共図書館同様に、本にカバーをつけた状態でブッカー(図書館で本にかかっている透明なビニール)をかける決まりとなっているが、……これはいったいどうすべきなのか、と呻ってしまった。
7巻を読んでいない方にはネタばれとなってしまうため、これ以上触れるのは避けるが…。
この巻を読み終わったあと、カバーを外して確認していただければ、自分が頭を抱えてしまった理由が判っていただけると思う。
きっと今頃あちこちの図書館で、もしかしたら、司書は自分同様頭を抱えているのかもしれない。