紙の本
初めての村上春樹
2017/08/25 15:25
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投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上春樹さん、初挑戦のため、短編を読んでみる。
結果、惨敗。
疲れていたのか、全然ページが進まず、途中途中で居眠り。
最後まで読んだが、ラストの車を揺すられる理由が分からない。
車上荒らし?強姦魔?何?
結局、内容が理解できず。
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美しい装丁と挿絵。
以前のバージョンは読んでいないと思う・・・ちょっと自信がないけれども。
結構怖い話だけども、好きかも。
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眠れなくなって、生活にすり減らされていく自分に気づく。夫にも子どもにも眠れないということを打明けず、自分で乗り越えようとする。
『アンナ・カレーニナ』の小説を読み、小説を読んでいない間も続きが読みたくてたまらない。
主人公の苦悩や葛藤に共感した。村上春樹が精神的に苦しかった時に書いた作品らしい。主人公が『アンナ・カレーニナ』のお供にコーヒーを飲み、チョコレートを食べているので、読むとチョコレートを食べたくなる。
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短篇集「TVピープル」の中の短編「眠り」の改稿版。しかしそれ以上に印象が違うのは多数含まれているイラストにある。ドイツのイラストレーター、カット・メンシックの作品が多様されている。ドイツではこの短編がイラストとともに単行本で出ていて、それが元になっての改稿版。
身もすべて銀と紺。文字もすべて紺。墨ではなく、特色2色のみ。村上春樹だからこそ許される特殊な印刷。
物語としての切れ味は改稿で格段に上がっていると感じた。最後の喪失感も短編だからこその強さがある。
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「眠り」は、村上さんの小説の中で私が最もコミットしたものなので、このような形で出版されたことを喜ばしく思っています。絵はちょっと迫力がありすぎ!?と思わなくもないけれども、まぁそれもまた味があって良い。
自分が拡大される感じ、理解されない感じ、そして感じる孤独。そういう感覚をうまく捉えていてすごく良い。
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「眠り」の改稿、そしてドイツでイラストをいれて販売された逆輸入バージョン。装丁いいなこれ、手触りがよくてそれだけで幸せになれるから、読書しない人も買っていいんじゃないかな。意思としてアートを目指した感じする
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日本発売版とどこが違うのかきちんと検証してないですが、銀と紺で刷られた美しい大人のための絵小説といった感じ。
デザイナーさんや作り手の思いが全編にいきわたっている感じがして、逆輸入ならではと思いました。
内容は切り離して、この企画自体に★4です。
こういう本を手にすると、やっぱり「本」は「本」として、手に取りたいなぁと思います。
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短編集『TVピープル』に収録されている『眠り』を改稿したもの。
短くさらっと読めるがなかなか雰囲気のある小品。
『TVピープル』収録版と比較してみたが、文章構成はほぼ変わらないが、文章自体は本当に細かく表現修正がされている。著者あとがきによると文章的なバージョンアップということらしい。
例えば「昔風の陶製の水差しだった」⇒「古い中国の絵に出てくるような陶製の水差しだ」といったふうにだ。
表現の変更ひとつひとつについてどういう意図があるのか分からないが、小説文章表現に関して多様なオプションがあり、作家は慎重にその中から選択を行っているのだというのは分かる。確かに「昔風」よりも「古い中国の絵に出てくるような」の方がイメージが湧く。出版のきっかけとなったドイツ語版の素敵なイラストも雰囲気を高めている。
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『TVピープル』を読んだのは17年前のまだ学生だった頃。このときどういう気持ちでこの本を読んでいたのか...
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不思議な世界に引き込まれるように読んだ。イラストはドイツ語版のものだという。とても不思議なストーリー。
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さらさらと読み終わる。
不思議な顔の歯科医のだんなさん。羨ましいくらい穏やかな日常。そこに生まれた密やかな変化。変化を進化と捉え、彼女は読書とブランデーとチョコレートのなかへダイブする。
ラストが不思議に冷たくて怖い。
銀と紺と、シュールなイラストもこの本によくあっている。
このイラストをみていたら、束芋の悪人が欲しくなった!
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1月31日に2月1日に持って行く本のラインナップとしてtweetしていた。感慨深い。怒涛の中学受験の日々が続き、感想書き忘れていた。
面白かったから、待ち時間雑念なく過ごせた、気がする。再読だな。
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文章もさることながら、絵も、装丁も素晴らしい。
言ってみれば、この文章における必然性としてのこの絵、かと思うほどに。
怖ろしいほどの、両者のイマジネーションと自在にほとばしるその才能に、あらためて嘆息。
死は「覚醒した暗闇」かもしれないという件ほど怖ろしいものはなかった。
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加筆修正したバージョンという話で、アマゾンで見たら1800円だったので、「これは中編に書き直したんだ!」とよく考えずに購入。でも、読見終わってみても、どこが違っているのかよくわからず…。
たしか何年も前に一度読んだきりなのに、内容をものすごくよく覚えていて、強く印象付けられていたんだな、とあらためて思った。
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文からエネルギーがはんぱない。ひきまれる。
と思っていたら、あとがきで、ずっと書けずにいた時期の後のエネルギーがこもった作品、というようなことが書いてあって納得。
ちょうど、ヒロインと同じような年ごいうことがあって、共感して読めた。
ひとりで波止場に行ってしまうj気持ちもなんか分かる。破滅にむかっているとしても……
そしてラスト。続きが気になりすぎる。
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久々の村上春樹。病んどるね~。
眠れない主婦の話。
靴の磨り減りのような個人的傾向の偏りを中和するために眠るか?あるいは眠ることなく人生を拡大させるか?
自分の理想は後者なんやけど、朝は眠いのよね。