紙の本
不朽の名作
2016/12/28 21:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサ・クリスティーの代表作である「そして誰もいなくなった」
傑作の一言に尽きると思います。
この作品の魅力は次のような点だと思います。
・犯人が自分たち(被害者)の中にいること
・現在進行形で殺人事件が進行していること
これらにより、他の作品に比べて緊迫感の漂うミステリー小説になっていると思います。
紙の本
えっ!?その人が...
2016/11/18 16:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だいすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
古い童謡と、過去の犯罪の告白のページにそれぞれしおりを挟んで、先を読んではしおりに戻りを繰り返した(^_^;)
そして最後に犯人がまさかの人物でした!!
どんどんアガサワールドに引き込まれていく。
電子書籍
さすが名作。
2015/09/27 01:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Shinano - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても有名な小説なのでずっと読みたかったのですが、今回、翻訳が新しくなったそうなので、買いました。おもしろくて読むのが止まらないです。携帯電話、インターネットの無い時代なので、なかなか助けを呼べないところも現代小説と違って、どきどきします。
電子書籍
傑作の一言に尽きる
2015/08/25 16:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る
“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの作品でも最高傑作の呼び名高い作品。あまりにも傑作なので、レビューして内容を少しでもばらしてしまうのがもったいないくらいなので、内容にはふれません。期待を裏切らない評判通りの傑作でした。
紙の本
おすすめ
2015/06/01 22:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KY - この投稿者のレビュー一覧を見る
推理小説の古典中の古典ですが、そうなるにはそれなりの理由があるということで…とても面白いし先の読めない展開です。訳もそんなに悪くなかったです。
紙の本
名作です
2013/08/16 22:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスティは個人的には大好きな作家なのですが、その中でも本作品は一押しです…って普通のコメントでスイマセン。
1人…また1人と減っていく中で誰が犯人なのか?…心理戦やその結末など見事の一言につきます。
電子書籍
そして誰もいなくなった…
2013/08/10 07:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベタですが、名作だと思います。
夏休み期間中に読み返したい作品です。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
米澤穂信さんのインシテミルと少し似た雰囲気(書かれたのはこちらの方が断然前だが)。
ただ、登場人物が多く、一人当たりに割けるページが少なかったためか、あまりにアップテンポな作品になりすぎたように感じた。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
今から122年前の1890年9月15日、われらがアガサ・メアリ・クラリッサ・クリスティはイギリスで生を受けて、1920年のデビューから36年前の1976年に85歳で亡くなるまでの56年間ものあいだ、ミステリーの魔力にとりつかれて推理小説を書き続けた人。
およそアガサ・クリスティと名がついた長編66作・中短編156作や戯曲15作を中学高校でほとんど読みつくした私は、表むきはトーマス・マンの『トニオ・クレーガー』の芸術的苦悩のすばらしさとか、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の愚劣な残虐な不誠実な混濁した世界においても人は真実を貫き通せるのかなどといった口当たりのいい、でも歯の浮いたような純文学的話題を口にしていましたが、本当のところは、あの殺人のトリックやこのアンドロイドの苦悩の方が気になって気になって、つまり片一方で怒涛のごとくSFとミステリーにのめり込んでいった時期でもありました。
U・N・オーエンという人物から招かれて英国デヴォン州沖の孤島インディアン島に集まったのは、一面識もない10人の男女。当の招待主が不在では心落ち着かず、しかもその初晩餐に際して、いきなり彼方から全員の過去を暴露する声が響きわたり、そして童謡『10人のインディアン』のフレーズに合わせた連続殺人がスタートする。一人殺されると同時に一体ずついなくなってしまう人形達。はたして最後に残るのは誰なのか?
これは童謡殺人の最高峰といってもいい傑作で、クリスティ好みの(昔の私好みの!)犯人当てミステリの基本的なものを含んで、しかもスリルとサスペンスに満ち溢れた、そして演劇・映画的な視覚的効果も十二分に発揮されたとてもダイナミックな小説です。多作だった彼女ですが、これ一作でも歴史に残る作家として君臨したことでしょう。
それとこの本の表紙で、ひときわ光彩を放っているのが日本SFの同伴者である真鍋博の鮮やかなイラストです。彼は、星新一のみならず黎明期の日本SFの動向に呼応して、本の中の挿画や表紙のイラストにSF的な独自のタッチの描写・表現を創出して、日本SFをより豊かにそして深く実りあるものにしてくれた大恩人でもあると思います。試みに、1970年代前後のさまざまなSF本を並べて、真鍋博とその他の人たちの絵柄と比べてみれば一目瞭然で彼のすごさがわかります。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
すごく評判が良い。名作だし。
だからすごく期待して読んでしまった。期待しすぎたせいなのか、あまり面白味がなかったように感じた。もちろん、次々に人が死に、次に死ぬのは誰なのか、犯人の検討もつかなかった。その点は良かったけど、犯人の動機も、なーんだ。って感じで微妙。なにより、話に引き込まれる事がなかった。
たまたま手にとって読みはじめた本だったら、純粋に楽しめたんだろうな。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
互いに面識のない10人の人間が、ある孤島の屋敷へ招待、または就労のために集められた。多くの者がが招かれた理由に疑念を抱く中、レコードから10人は全員が過去に故意・重過失の殺人を犯しているという音声が流れる…。
孤島のミステリーの元祖であり、大変満足のゆく出来の作品でした。
ぜひ真相を推理し、答えを見つけて頂きたい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
アガサ・クリスティー著
『そして誰もいなくなった』
読んだ。
昔から読みたかったんだけどな〜んか機会がなくて、
この前『インシテミル』のあとがきでクローズドサークルの定番?王道?みたいな感じで書かれていたので、良い機会だ!と、本をお借りして読んだ。
私、なぜか、本当に純粋に次は何が起こるんだろう!みたいに読んでて、誰が犯人だとか考えずに読んでたから最後の方『誰が犯人だと思う?』って友達に聞かれた時、自分なりに推理とか全くしてないことに気づいた。
というのは、なんだか人がどんどん死んでいってるのにそれがグロくないといったら変なんだけど、
いやらしくないというか、
きれいで、
考え抜かれていて、
シンプルだけど綿密で、
『そして誰もいなくなった』の中の独特の雰囲気で殺人が起こっていく。
登場人物も特徴的ですごく魅力的。
なんか不思議な本だった。
うん、私、買うな♪
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
U・N・オーエン氏に招かれて「兵隊島」に集まった10人の男女。
マザ−グースの歌に合わせて殺害される被害者たち。被害者ともに消えていく10体の兵隊人形の謎。
2011年1月1日読了
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
言わずもがな、非常に有名なミステリ小説。
まず島があって、外界と遮断されていて、内部の人間が次々殺されていく。今となっては典型中の典型な設定だが、それでも面白い。面白いのだが、しかし場面転換が早すぎて、また登場人物も多いので名前が覚えられずじまいに終わってしまった。
個人的には複数犯だと思っていたがそんなことはなかった。
以前、綾辻行人の『十角館の殺人』を読んだが、この作品を相当モチーフにしていると感じた。十人という人数といい、最後の告白といい、また読み直してもいいだろう。
しかしもっと残念なことが一つだけ。おそらく、確認は取っていないが翻訳が酷い。この小説の鍵となるひとつの童謡があるのだが、この訳では、「小さな兵隊さんが……」という文面で始まる。しかし父親がかつて映画を見たときには「One Little Indian ...」というものだったらしい。ということは物語の舞台となる「兵隊島」も「インディアン島」だったのだろうか。確かに人権問題などあるかもしれないが、それを翻訳の段階で切ってしまうのはどういうつもりだろう。その時代を反映したものが文章となって記録として残っているのに、それを排除するなど断じて許されない。どうも作中人物のセリフに不具合があると感じていたが、人種差別の概念の上に成り立っていると考えれば納得がいく。当時の世相も考えて訳し、注釈などをつけるなどして配慮する方法の方が良かったのではないか。
一応念のため、確認は取っていないと一言付け加えておく。