話は長いが・・・
2014/06/25 08:19
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投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は上下巻です。途中がダレてという人もいますが、私のように推理ではなく、ストーリー、アリスたちメンバーの話を楽しみたいタイプの読者には、全然問題ありませんでした。次回が最終回の予定ですね、悲しいです。でも、いつ出ることやら・・・。
最後でもう一つの謎が
2020/08/31 13:17
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
閉ざされた宗教施設内での殺人事件。
どうしても警察を呼ばない理由。
で、最後に、江神さんがなぜここに来ていたのかが判明します。
そういうことでしたか。
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投稿者:kissho - この投稿者のレビュー一覧を見る
上下通してのレビューです。今回もテンポ良く話が進むので分量の多さが全く気になりません。「双頭の悪魔」でも閉鎖された村への突入劇が結構面白かったですが、今回も城からの脱出劇があり、特に織田とマリアがアクションスター並みの活躍をします(あくまで想像の世界ですが)。一方、謎解きの部分では相変わらず江神の推理は冴えて恰好良いんですが、ちょっと無理っぽい気がするからなんでしょうか、イマイチ納得しにくいというのが実感です。また、UFOや宇宙人についての講釈も長く、興味のない私にとってはちょっと退屈でした。その後の謎に繋がる訳でもないですし。全体的にすっきりとまとめられており、普通に面白く標準レベルの作品だとは思います。
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2011/1/29 Amazonより届く。
2019/6/25〜6/28
古典的な読者への挑戦状の後の怒涛の展開。花火のところはまだしも、なんども繰り返される伏線の回収は見事。学生アリスシリーズの第4弾で、次がラストらしいが、もう出版されたのかな。永らく積んでいたので、浦島太郎だ。
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江神二郎シリーズ
逃亡したマリアたちの逃げ込んだ金石源三の家。行方不明になった源三の孫・千鶴。調査を続ける江神たちの前に現れた新たな死体。協会幹部の子母沢の射殺死体。現場で発見されたビデオテープ。協会内で発見された千鶴。聖域と呼ばれる鍾乳洞からの侵入。持ち込まれた拳銃の秘密。協会が事件に警察の介入を拒んだ秘密。
2011年1月27日購入
2011年1月29日読了
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最後の拳銃の謎は何となくわかったけど全然だめ〜。お手上げ。
学生アリスの「読者への挑戦」、大抵文面が冷たくて不気味な感じがしちゃうんだけど、これはあったかい感じがしてよかった。人肌の温もりっていうか…
織田の名古屋弁最高。惚れてまうわー
20200102再読
面白かった。江神さんのトラウマを抉るような結末。マリアの冒険ぶり。寂しがりのアリス。青春ミステリとしての煌めきが眩しいくらい。それでいてゴリゴリの本格で、本当に面白いな…
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ミステリーが好きだ。その中で本格は、正直まあまあくらいだ。
クイーンのフェアネスより、クリスティのメロドラマが好き。トリックよりも、文章や人間ドラマやキャラクターに興味がある。
そんな私だが、学生アリスシリーズの最新作は読みたかった。著者の作品のなかでも、たぶん「とっておき」の謎をこのシリーズに使っているような気がするし、EMCのメンバーにも会いたかったから。
結果的には、謎も含めて、楽しく読ませていただいた。ちょっと遠慮がちな「読者への挑戦」も微笑ましい。クイーンが大好きなんですね!
トリックは3割くらいしか分からなかった。自分としてはちょうどいいだまされ具合(笑)
前作もそうだったが、名探偵江神さんだけでなく、語り手のアリス、紅一点のマリア、そして一番目立たない脇役のはずの織田や望月にも、ちゃんと見どころ(決めゼリフも!)が用意されているのが嬉しい。織田や望月が、マリアに対して「ヒロイン」とか「アリスが好きな娘」というのではなくて、「女の子であると同時に大事な仲間」として接しているのも好感度高い。恋愛は社会人になってもできるが、学生時代の、ある種平等な「仲間」意識って、社会人になってからとは違う、特別なものがある気がするから。江神さんに対する、みんなの絶対的な信頼、もそうかも。あんな風に憧れられるのは、若いうちだけだ。もういい大人の作者が、それを意識せずに書いているわけもないと思う。そこが好き。
ちなみに今回気付いたけど、アリスは私より3歳ほどお兄さんだ。
同世代ののまぶしい青春に免じて若干甘めの★4つ。
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ゆったりと進んだ上巻とは打って変わり、下巻では冒頭からアクションもあり、展開の早さも相まって非常に面白かったです。
学生アリスシリーズでは犯人や真相の意外性よりも美しいロジックの構築に力を入れているように思えます。その意味では本書のロジックの美しさも特筆ものと言えるでしょう。
私は「読者への挑戦」の時点ではどこに手がかりがあるのかすら分かりませんでした。
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アリスやマリアたちの城からの脱走劇に思わずハラハラさせられ、有栖川さんってこういう場面の描写も巧いなあ、と思わされました。事件の方も新たな被害者の発生や、思わぬ侵入者などますます複雑になっていき、自分の推理は事件の一部分当てるだけで精一杯…その分江神さんの推理の鮮やかさにやられました(笑)あとがきによると学生アリスシリーズは短編集を一、二冊と長編一冊で完結とのこと。次回作が楽しみであると同時に淋しさも感じるなんとも複雑な気分。
第8回本格ミステリ大賞
2008年版このミステリーがすごい!3位
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江神さんと再会できてほっとしたのも束の間、人類協会の総本部で大事件が発生。それなのに、協会は外部との連絡を断ち自力で犯人を見つけるという。どうしてこうなってしまうの? 殺人事件に巻き込まれるだけでたくさんなのに、また閉じ込められてしまった。翌朝轟いた銃声は事態をさらに悪化させたけれど、これを好機と見てモチさんとアリスが行動を開始、織田さんと私も……。
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上巻がゆったりめの進行(何せ連続殺人なのに上巻では1人しか死んでない)だったせいかこちらはジェットコースターばりのスピード展開。殺人に脱走劇、小洞窟探検と盛り沢山だけど、やはり見せ場は解決編の江神さんの推理演説に尽きる。
冗長なシーンも多く目立つので現時点に置けるこのシリーズの最高傑作とは言い難いけれど、先を知りたいと気を逸らせてページをめくる手が早くなるドキドキ感はさすがだなぁと思う。
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久々の江神先輩登場作品。
今回は宗教施設での閉鎖環境。
読みごたえのある長編であり、ラストのピースの嵌まっていく様は爽快ですらある。
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物語の舞台が新興宗教団体の「人類協会」という、日常とはややかけ離れたところに設定されていたことに、俄然興味をひかれました。
その信仰心ゆえに、万人には計り知れない何かが起こる、起こるに違いない、きっと起こるぞ、といった予感めいた好奇心に引きずられて、ページを次から次へとめくって行き、たどり付いた先は……、ふ~ん、そういうことですか。
アリスシリーズを1作目から読んでいたら、もっと楽しめたのかもしれません。
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110409 アリスガワ作品は知識欲が満たされる感じがすき。とかって、何も具体的に覚えてはないけれど
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久しぶりの学生アリスシリーズ。この手の推理合戦は話が散漫になるので苦手。でもミステリマニアにはたまらないんだろうな。