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この本は、ずっと以前から持っていて、何度も読み返しています。
阿刀田 高さんの本は、どれもユーモアがあって楽しくて読みやすいです。
旧約聖書の解説本は他にも何冊か読みましたが、これが1番わかりやすい気がします。
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学生時代にチャールトン・ヘストンの「十戒」を初めて見たとき、この原作が読んでみたいと思って探したら、旧約聖書の中の物語でした。とにかく原典を読むのは苦労するし時間が掛るので、エッセンスを知りたいのであれば、この本が良いと思います。
堅苦しい聖書の内容が、楽しい小説風に読めるのが良い。
もちろん著者のコメント・妄想付きです。
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イスラム教っていうから、自分には関係ないけど、とりあえず少しは知っておこうかと読み始めたら、天地創造だ、アダムとエバだ、ダビデだソロモンだと、ふとしたところで耳にする逸話が満載です。しかも無宗教の阿刀田さんの語り口が軽妙で分かり易くて、ザラッと理解するにはもってこいの本でした。ヨーロッパの近代思想だって、ここからの脱却、反発なのねーとか。面白かったです♪
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"第8話アダムと肋骨"が秀逸。
創世記とサルトルの対比による、宗教的考えの解説が分かりやすかった。
■創世記
本質が、実存に先立つ
←人間は(たぶん、神によって)何者であるか決定された後、存在する。
■サルトル
実存が、本質に先立つ
←存在した後、人間は(たぶん、自己によって)何者であるか決定する。
*本質は、定義と置き換えること可みたい。
日本人にとって当たり前に思えるサルトルの主張は、
有神論者にとって斬新で、鋭利なものだったらしい。。
私の分かりにくいレビューを読んでストレスをためるより、
実際、読むことをお勧めする(笑)。
さあ、P186をめくってみようwww
余談ですが…
有神論者は、法や西洋医学に強くなりそうだよね~。
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阿刀田高著の旧約聖書の紹介本。1991年。旧約聖書に書かれているいくつかの内容を、非常に読みやすい文体、噛み砕いたストーリーで教えてくれる。一度は聞いたことのある話が著者独特の面白い表現で書かれているため、聖書にこれから触れるにはもってこいの一冊。
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イスラム教を知りたいところからこのシリーズを読み始めたけど、これもまた面白い。イスラム世界の問題が拡大している今、タイムリーでもある。
この後にもう一回、イスラムのやつを読みなおそうかと思ったけど、どこに行ったのか行方不明。
予言者ではなく、預言者。
あいやーっ、よっ!
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イタリア旅行の予習として読む。
むつかしい内容であるはずの旧約聖書を簡単に理解するのに最適な本。
ほとんど知識がない私にも楽しく読むことができた。
入門書としてみんなに勧めたいです。
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旧約聖書を知っていますか読了。阿刀田さんって小学生の頃に数冊読んだっきりでほとんど覚えてなかったけど、めっちゃチャーミングな語り口ですね!どんどん読みたくなる台詞回し。「ダビデ、すてき、こっち向いて!」って、つまりそういう本。ほんとにエッセンスだけだけど楽しかった~
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イタリアに行ってきてから復習の意味で読みました。これだけ噛み砕いて、信者でない目線で書いてくれると助かります。読んでから行った方が絵がよく分かったでしょうね。
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旧約聖書に出てくるお話はどこか神話のような物語として読んでしまって、本当に「神」がいいたかったことってなんなんだろう??と考えちゃうことが多かった。
実は神学の本質を伝える大事なものな訳で、これをきちんと読まなければ、これだけ問題なっている中近東問題も、とても理解できないと、楽しい語り口で教えてくれる本です。
旧約って、深いね、
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分かりやすい、面白い。
旧約聖書を実際に読むかというと、長すぎて「ウゲー」ってなっちゃうけど、これなら読む気になる、そしてすぐ読める。
実際聖書なんて読まなくても教会へ行って、
耳学問でキリスト教徒の人は世界中見れば山ほどいるはずだし、
日本の仏教徒だってお経なんて読んでいないのに仏教徒だ。
それを思うと、この本は普通のキリスト教徒程度の知識を簡単に手に入れられる、とっても便利な本なのかもしれない。
こんな感じで聖書の話を下世話な話に落としてみんなの笑いを取りながら語っていく司祭って絶対いるだろうな~
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これは良書!旧約聖書のダイジェスト本。
単に内容を羅列・要約するのではなく、随所に作者の解釈が挿入されているので、話の展開に良い意味での流れと波があって読んでいて楽しい。
その昔、旧約聖書の原典(要するに旧約聖書だが)を読んだことがあるのだが、とにかく意味がわからんわ矛盾と思しき記述は散見されるわでおよそ理解を越えていて挫折した。その点、この本は「信仰を持たない」を自称する作者によって手がけられたこともあり、旧約聖書に描かれている世界の背景を知らずとも楽しく読めるように工夫がされていてGood。アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフですね、わかります。
一読して思うのは、文献の読解において「論理」というのは読み方の一部に過ぎないということ。旧約聖書に「つじつまが合わない箇所が多い」という突っ込みはもちろん可能だと思うのだが、そんなことは問題ではないのだ。むしろ抽象的で意味不明な箇所があるからこそ様々な人が解釈する余地が生まれるとともに、多くの人にとっての座右の書となりえたのであろうと。しんどさが人それぞれなら、それぞれに都合の良い考え方を受け入れてくれる土壌って必要だと思うわけです。
あくまでダイジェスト本なので、これをのみ頼りにして該当宗教圏の人々とやりあうのは無理がありそうだが、それにしても基礎的な知識を身につける分には申し分のない好著。異文化理解と視野の拡大に是非。
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うーん。うん。一度聖書って読んでみたかったから買ったんだけど、まあ触りはわかったかなって感じ。基本的な神様の概念も分かった気がするし、読みやすいし、確かにとっかかりにはちょうどいいかも。
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宗教書についてまったく知識のない私には、とても面白く読めた。
「信じる」ことを前提としない、ちょっと斜に構えた旧約聖書案内。多くの日本人にはちょうどいいスタンスだと思う。
人種差別の根本がちらっと書いてあったり、やはり現代社会にも影響を及ぼしている古典中の古典。楽しくさらっと理解できたら、世界が違ってみえるかも。
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【71】
ラスタファリズムのモチーフ?となっている旧約聖書を少し知りたいと思い読んでみた。
以下メモ
アブラハム:カナンの地へ/(ソドムとゴモラ)
イサク:人身御供の話。
(イシュマエル:イサクの異母兄、エジプト系/モハメットの祖先)
ヤコブ:兄エサウとの長子権争い/男子12人、イスラエル十二部族の祖/イスラ・エル「神と戦って不屈なる者」
ヨセフ:兄達に嵌められ、エジプトへ。
モーセ:ヨセフから四代目/王女の子として育つ。モーセ=引き出す(水の中から、エジプトから)/出エジプト/十戒
ヨシュア:カナン入り
士師記
ダビデ王(サムエル記):サウル王/巨人ゴリアテ/イスラエル王国建国/水浴びするバテシバ/息子アブロサムとの戦い/(ルツ記)
ソロモン王/ダビデ・バテシバの子/イスラエル黄金期/失政による衰退
(ソロモン王とシバの女王の子がエチオピア建国の祖?)
南北分裂(ユダ王国、イスラエル王国)⇨バビロン捕囚⇨イスラエル王国再建(ヘロデ王)⇨崩壊⇨第二次世界大戦後まで
天地創造
アダムとイブ
兄カイン(農耕)弟アベル(遊牧)/カインがアベルを殺し、エデンの東へ追放
その弟セト・・・ノア
ノア:箱舟/神との契約/3人の息子、ヤフェト⇨各地へ、セム⇨アブラハム、ハム⇨黒人の祖
バベルの塔
逃亡者ヨナ:異教徒の救済⇨アッシリアによる北王国の征服
アタルヤ:ダヒデの血死守⇨南王国
ユディト:混乱期
ヨブ記:祈りの目的、神学の根本
イザヤ書・ダニエル書:バビロン捕囚以降の苦難を預言
(ダニエル書)夢の絵解き、巨大な像=ラスタのモチーフ/裁判=ヴェニスの商人
ユダヤ教:キリストを認めない=救世主はまだ来てない
2011.9.14読了