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羽月莉音の帝国 6 みんなのレビュー

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.4

評価内訳

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紙の本

去っても未だ残るもの

2011/05/06 22:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 衣料チェーン・アクアスの中国進出を証券化する手法で急拡大を狙った革命部の羽月莉音と巳継だったが、前国家主席が主導する排日運動の影響により、一気に大ピンチに陥ってしまう。そこに登場したのが、戦後日本の大立者・海胴総次郎だった。
 莉音の父である冒険家・羽月一馬の意外な人脈からの支援もあり、何とか反撃態勢を整えたかに思えた矢先、人民軍に強い影響力を持つ前主席が直接的な手段に出てきて、巳継はその銃弾に倒れてしまう。そのとき、莉音は…。

 物語におけるヒーローの登場シーンよりも、老兵の舞台からの退場シーンの方が実は感動的なのかもしれない。立って、立ち向かって、戦いぬいて、自分がなすべきことを全て成し遂げて、もうこれ以上ないというほどやりつくしたのだけれど、やっぱりまだまだやらなければいけないことがある。しかし、生物である以上、許された時間は有限だ。必ず退場すべき時が来る。
 そのときに、生き抜いた人間は後悔をするだろうか?もう自分はやり抜いたと満足するだろうか?その答えはYESかもしれないしNOかもしれない。それはボクには分からない。だが、自分が去った後にも、自分と同じ様に現状に満足せず、それをどうにかしたいと考え行動している人間がいることを知れば、自分の役割は既に終わったと安心できるかもしれない。

 科学者は論文という形で自分の全てを、未来に現れるであろう、自分の研究を引き継いでくれる人間に残す。資産家は資産を家族に残す。
 今回、舞台を去る人物が莉音や巳継に残したものは、形にできないけれど確かに存在しているものだと思う。そしてそれは、本来なら人生をかけた末でなければ手に入れられないものなのだろう。

 扱う資金が地球規模になり、経済だけでなく政治もテーマになってきた。地球をチップにするかの様な革命戦争の行方は、世界中の組織を巻き込んで展開していく。

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2011/02/18 16:12

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2011/02/19 22:23

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2011/06/05 17:15

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2011/07/01 23:42

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2011/09/14 21:55

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2011/12/07 16:40

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2012/12/26 01:38

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2013/06/27 19:51

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2014/12/23 20:13

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