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返却期限が今日までだったので急いで読んだが、早く読んで
読み返すくらいの時間が欲しかったと感じた。
次に読みたくなったら買う。
青山さんのことはネットやテレビで知っていた。
竹島、尖閣諸島、硫黄島、戦争のこと、本当のことを今まで
教わったことはない。福島のことだってそうだ。本当のことは
何も知らされない。
資源のない日本、ずっとそう思わされてきた。
私も本当のことを知る努力をしなければいけないと思った。
今まで何でも見ているつもりで、何かしら用意されているものを
見てきたにすぎないと感じた。おかしいと感じながらもそれが
本当のこと、矛盾したものと曲解してきたのだ。
世界には国家は存在する。日本も国家だ。「人類みな兄弟」と
国家は違う。私の祖国は日本。日本のことをちゃんと考えるため
にも本当のものをちゃんと見ていこうと思う。
この本にはそう思わせることが書いてあった。
気になる人は読んで欲しい。
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にほんじんとは?祖国とは?について、考えさせられる内容である。特に、硫黄島と福島第一原子力発電所の事故の内容は必読です。
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誤解を恐れないで言えば、これは右翼と疑われかねない本です。
(本書の例えの引用ですが、)
でも、ギリシャ神話が好きだと言えば、なんだかお洒落な話になり、
日本神話が好きだと言えば、右翼かも、と警戒される。
この文化は、どういうことなんでしょうか。
祖国や領土について教えない国は、世界の中で日本だけだそうです。
いつから教えていないのか。
それは戦後です。
戦争に負けてからです。
戦争で負けた経験のある国は、世界に沢山あります。
でもその中で唯一、日本だけが祖国を教えていないのです。
おかしいと思いませんか。
「なぜ日本人は日本ことを知らないのか」(武田恒泰 著)を少し前から読んでいて
それとつながってきました。
青山繫晴氏は
『平和とは、世界の国々がお互いに相手の国を大切にすることだ。
自分のことは大切にしないで、相手だけを大切にする。そんなことができるのか。
それは、きみもぼくも、身の回りの生活を考えればわかる。
友達と悲しい喧嘩をしないために、相手になんでも合わせたり、
相手の言いなりになったりするのではなくて、むしろ自分をしっかり持っていたら、
周りもきみを認めてくれておかしな喧嘩は起きない。』
と述べている。
その通りだと思う。
『天照大神なんて神話の話であり、神話だから当てにならない話しであり、
大切にすれば戦前の「軍国主義」に戻り、また戦争になるからね、近づかないでください。
こういう教育だ。
しかし、そうなのか。
神話は、その民族の秘めた哲学、理念を指し示している。ほんとうは神話だからこそ大切なのだ。』
少し自分の国のことについて学んでいいと思う。
少し学んだ程度で、軍国主義に自分が染まってしまう恐れを感じるのなら、
その程度の知性しかまだ育っていないということであり、
アンチ軍国主義に染まっている自分にも気づく機会を失うのではないかとも思う。
本の中では、硫黄島で戦った中将の話がある。
自分たちの命は、過去の人々の犠牲の上に成り立っている。
そのことを感じる話である。
様々な環境の中で苦しみを耐えている現在の子どもたちにとっても、
自分の命の尊さを考えるきっかけになるのでないだろうか。
まとまらないので引用に近いものをつなげると、
『日本人は二千年を超えて外国に一度も占領されたことがなく、
負けることの練習をしたことがない。
アメリカをはじめ買った側の言うとおりにせねばならないと思い込んだのだ。
ほんとうは逆である。負けたときにこそ、その民族と国家の先達が営々と築き上げてきた大切なものを護らねばならない。』
『「日本は資本小国である」という思い込みを捨てることであり、
「日本は敗戦国であるから、勝者の作った世界秩序に従属せねばならない」という
もはや旧世界の思い込みを脱することである。』
『世界からどう見られるかとか、世界が何���してくれるとか、そういう受身じゃなくてこちらから、危機の渦中にある日本の方から
逆発信していく。それが外交です。』
などある。
最近、思うのは、「本の知識を信じる」ということ。
経済の講演で「読書人階級の皆さんには伝えたい」と講演者が言っていたことがある。
マスメディアで流されることが全て嘘だとは思わないし、自分が読んでいる本の知識が全て事実だとも思わない。
でも、自分の認識する真実とは、自分で集めた情報の中から作り出していくしかないと感じる。
もっと本を読みたくなる、勉強したくなるありがたい本でした。
この本との出会いにも感謝。
本題とは違うけれど
「ひとがひとを誤解してみるとき、それは、その誤解するひとの本性、欲望が露見している。」という言葉もグサっときた。
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めずらしく人から薦められて読んだ本。
文章の書き方に隙がなく、とても主観的だけど、さらっとすぐ読めた。
内容自体は、考えさせられるものもあった。
ただ、ファンタジックな話もあり、どこまで間に受けて良いか悩む。
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2012/08/06 津市津図書館---芸濃図書館。再読。
2012/06/24 県立図書館から所蔵館へ リクエスト済み。
2012/07/01 大台町立図書館---県立図書館
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まず、我々は自分の祖国にもっと誇りをもつべきだ、敗戦の罪悪感を引きずらずに、祖国について教育するべきだという主張には同感。今までなんとなく自分で良くないと決めつけていたもの。例えば憲法改正とか、原発推進とか。そういうことに、同意しないまでも内容について理解することができたのは、自分にとってとても有益だった。
ただ、細部には首をひねるところもあり、全体としては星ふたつ。
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前々から青山繁晴さんを尊敬していました
この人は本当に命がけでこの日本を守ろうとしている
私にも小さな力でも、何かできることはないか・・と考えさせられる本でした。
ぜひ、たくさんの人達、これからの若者に読んでもらいたいです
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青山繁晴さんはよくラジオで拝聴しますが、はじめて読んだ青山さんの作品。歴史は学生時代から大好きですがいかに自分が日本について知らないか、大事なものを学んでこなかったか痛感した。自分が生まれた国の正しい歴史を知る努力をすることで、自らも祖国に誇りをもち、また子供たちにも祖国や祖先の大切さを伝えられるのではないか。
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311以降の著者のジャーナリストとしての活躍はYouTubeで拝見していたので、本書の内容は既知のものではあった。しかしやっぱり活字の訴える迫力と、自分自身のペースで考えつつ読み進めることには大きな意味があった。
具体的な内容は、311の原発事故騒動、硫黄島(いおうとう)訪問取材のいきさつと現地での話、そしてメタンハイドレートについて。
著者は対米従属主義者たちと戦う独立派といったところだが、原発事故に対する見方はどちらかというと守旧派的なのではないかと思った。いずれにせよ全てを鵜呑みにはできないが、日本人として日本を考えなくなってしまった今の人々には必要な提言が盛りだくさんであった。
あまりにも感情的(情熱的?)に過ぎた箇所もあり、扇動的にさえ思えたので星は四つとした。
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著者の思想に全て同意はできないけれど、著者の真摯な想いや、国を良くしたいという気持ちは伝わるし、大切な事を語っていると思った。
「祖国」だなんだと言うとすぐに右翼とかなんとかそーゆーイメージになるが、愛国心を持つことは国民として当たり前のことなんだから、若い人にもそのような気持ちを少しでも持ってほしいとは感じた。
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良い本だと思います。
私は、祖国という言葉と政権という言葉を混同してしまうことがありました。
日本という国イコール民主党政権だったり、自民党政権だったりと。
しかし、そんなことは関係ない。我が祖国たる日本をなしているのは国民であり、その祖国を守るために多くの祖先が必死で戦ってきた歴史がある。そしていま、残念なことに、現在の日本国民は祖国の大地、海を汚してしまった。私たちには、もう一度汚れの無い大地、海を取り戻して子孫に伝えるべき義務がある。
竹島の南(島根県)の海底には大量のメタンハイドレードが眠っている。日本領土内にあるメタンハイドレード開発に韓国が積極的に取り組み、しかも、それをアメリカ資本がバックアップしている。
尖閣諸島周辺には、巨大な海底油田が眠っていると推定される。
日本政府は一度戦争に負けたという記憶のために、他国に対して自分たちの権利を主張してはいけないと勘違いしているのではないだろうか?
自国領土内の資源は他国に略奪されるまま放置し、国際石油資本が高値でオファーする原油や外資企業が作った原発を諾々と受け入れてきた日本。
私たちは、我が祖国のために何をすべきか、考えさせてくれる良書だと思う。
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電車内でこの表紙を見ることに抵抗があった。真っ赤な日の丸、日本国旗。読み終わる頃には全く逆の感想を抱くようになる。この本の内容自体を象徴するようなシンプルで力強いデザインが素晴らしい。
祖国、日の丸、日本国歌。そういうものを知らず知らずのうちに拒否していたのはなぜだろう。
硫黄島(いおうとう)の章は涙が出そうになった。
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永遠の0を読んだ直後だけに、イメージがつきやすく、
エネルギーについては新しい見解を教えてくれました。
もろもろ深い意見はありますが、率直に感動します。
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青山信者でもないのだけど、非常に面白かった。
硫黄島の話はラジオで聞いていたのだけど、「なんと大げさな...」と思っていた。しかし、本書を読むと、たしかにその気持よく分かります。そして栗原中将の言葉、死ぬな戦え、戦うことは本土の女子供の命を永らえることだ、にはしびれました。確かに英霊たちは自分のためではなく、子孫のために戦ってくれたんだなと、改めて思った。確かに自分の娘のためであれば命を危険に晒すことも厭わないな。なんて。
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祖国って何だろう?
明確に答えられないのであれば読むべき。
ふわふわした日本人に祖国を考える機会を与えてくれる最高の本。