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他レビューと同じで、ちょっと微妙な感じになってます。引越しをおもに描かれているのですが、町田さんの屁理屈的な文章が少し多い気がします。
前2作に比べてもちょっとくどい。
とはいえ、猫たちとの交流といいますか、暮らしは賑やかでよいですね。
生きていく中では楽しいこともつらいこともあるのだと、彼らは教えてくれます。
こういった本を読むと、いつも寄生獣という漫画を思い出しますね。
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町田夫妻、伊豆へ引っ越す、の巻。
主に野良猫を保護している様子が書かれていて、ふと思った。最近ノラ猫ってみないなーと。
煮えたぎった油なんかで追い払われているんでしょうか。かわいそうと思う心と、またウイルスなんかを持っている猫を嫌がる心と、どっちも解るなぁ・・と感じました。
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初めて読みました、町田康さん。
猫の描写がいい…可愛く書いてないのになんかめっちゃかわいく思えてきます…。
シャアがとってもキュートです。自分の子供じゃない子を子供だと思い、一生懸命毛づくろいしてやるとこが…そして、それに戸惑うオルセン。
なんかにやにやしてしまう。
今度は小説も読んでみよう!
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芥川賞作家・町田康氏による猫との日々を描いたシリーズエッセイの第三巻です。町田氏との猫とのふれあいがふんだんに描かれており、彼らを見て「猫はいいなぁ」と思うしだいです。
芥川賞作家、町田康氏による猫エッセイの第三弾です。一応僕は過去の二作については目を通していますが諸般の事情により、まずこちらを紹介させてください。今回、ここに書かれているのは町田夫妻が伊豆に新居を構えるところから始まっています。その際に見ていた物件の庇の下で震えている二匹の仔猫を拾って、彼らを世話しながら物件を探すというほほえましいというのか、なんというのか…。という場面で、そのときの写真も収録されていますが、それが理屈ぬきにかわいいので、僕は思わず身もだえしてしまいました。
彼らはのちにシャンティーとパンクと名づけられて、町田家の家族の一員として暮らしているそうです。そして、町田夫妻が新しくすむことになった家には町田康氏が以前から家で飼っている猫のほかにボランティアから預かった猫たちもいて彼らを新しい新居に運ぶ通称「小股の跳躍作戦」が展開されることとなり…。『家人』や『家の者』と称される奥様と共同で気難しい猫たちを何とかなだめすかしてケージに入れる姿と、奥様のしっかりした姿と町田氏とのコントラストが読んでいて笑いを誘うものであるのと同時に、彼らを気難しくした虐待や放棄などの原因を考えると、少し憂鬱になってしまいました。
そして彼らはウィルスなどに感染していることが多く、かねてから町田氏の家で飼っている猫とは一緒に暮らせないんだそうです。しかし、新居に移ってからも猫たちのキュートでパンクな姿は健在で、すくすくと育っている姿もあり、後半で成長したシャンティーやパンク。そして、かねてから町田家にいる奈奈やエルの姿も確認することができてずっとこのシリーズを呼んできた自分としては、どこかほっとするものを覚えたのでした。
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町田康ワールド、大阪から奈良までのベタベタの関西の世界を「告白」で展開したかと思うと、全く違う世界がこの本の中で広がる。
本を書くごとに、作風を変える。猫と生活しながら、ネコを描く。奥さんの撮った写真も参加、面白い作品だ。布袋寅泰は読んでいるのだろうか。
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いつか読みたいと思っていた町田氏の猫本。
図書館でたまたまあったので読みました。
自宅に4匹の猫&人に懐かないもしくはウィルス持ちの保護した猫6匹。
それと猫保護のスペシャリストの奥さんとの日常話。
自宅猫のシャンティーとパンクを拾ったときの話と、猫10匹達との伊豆への引越しの話と保護猫シャアの亡くなる話とか…
のらりくらりとした文調の面白い文章でした。
猫に平身低頭、ちょっと下がった距離感でおつかえしているって感じ。
多頭飼いって羨ましい。
他の猫本も読みたいです。
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町田さんの心の声というか…それがたまにイラッとしました。でも、猫を愛してる感じは、すっごい伝わってくる内容だったので良しとしました( ̄∀ ̄)
他にも町田さんの猫系の本を、読んでみようかなぁって思いました!
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たくさんのネコにふりまわされる町田さんの日常が面白い。
愛情が伝わってくるネコの写真にほんわか^^
あいかわらずの町田さんの思考世界がツボでした。
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町田康の猫エッセイ第3弾。
本作は著者の伊豆半島への引っ越しプロジェクトをメインに書かれており、
前作までの猫と過ごす日常とは少し毛色が異なっている。
著者とその奥さんとの台詞のやり取りが非常に多くそれでいてくどい台詞回しで、僕はかなり面倒くさいと感じた。
また、伊豆半島で猫を保護した際の著者のホテルでの行動は、衛生面やモラルの面で常識はずれである。
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町田さんの、猫に対する距離感がとても好きです。敬意と愛情は持っているけど、ベタベタしないという。
お世話全般、奥様がされているようですが。
更に一匹が町田家に加わったらしい。次の刊行が楽しみです。
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スナップの猫ちゃんは可愛いが、可愛いだけでは済まされない猫まみれ奮闘記。笑ったり泣いたり。いつものことながら町田ご夫妻の動物愛が温かく伝わってくる。
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町田康さんの猫エッセイ第3弾。
今回は猫10頭をつれて、町田さんがお引っ越しをします。
物件探しの際、偶然保護した子猫・シャンティーとパンクが新たに家族に。
保護猫達も健在で、前回登場したシャア、ニゴ、トラに、
新たに保護されたオルセン、パフィー、クランの3頭が加わっています。
過去2作に比べると、号泣するような話はありませんが、
その分、猫たちの巻き起こす騒動に笑える内容になっています。
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猫が飼いたくても、家の事情で飼えなくてペットショップや友達の家で猫に触らしてもらったり…。
将来は絶対猫を飼うぞー‼
と、一人意気込んだり…。
そのような中、図書館の返却用ボックスという所にポツンと一冊置かれていた本。
「猫とあほんだら」
取られないように、(取られる心配はなかったが)すぐさま手に取り借りてみた。
全然知らなかったのだが、この、町田さんの猫エッセイ第三弾だったらしく・・・。
それでも、猫のお話を楽しく読めました♪
猫のために、部屋を改造したり、引越しするのは大変だったり…。
伊豆に引越しするため、車で行き、そして着いたモデルルーム前で出会った猫を家に持って帰る為に、ホテルで猫がいることにばれないようにする努力
見ていても、その大変さが伝わってきて、面白いところ、大変だなあ・・・としみじみ感じ取れました。
所々にある猫の写真ヽ(^o^)丿
それも、可愛らしくて・・・(●^o^●)
この作者、町田さんの猫に対する思いは「すごい!」しか言いようがありません(゜o゜)
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写真の猫たちがめっちゃかわいい!
どちらかというと犬派だけど、このかわいさはたまりません。
町田さんの本は「告白」しか読んだことなかったけど、あのリズムはエッセイでも同じ感じなのね。意味はないけど音を楽しんでいることばがたくさん出てきます。
ところどころププっと笑いながら読みました。
これは猫エッセイの続編?のようなものらしいので、前の作品を読んでみたい。
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ほのぼの。
言い回しのばらつきが気になりました。
けど、終始あったかい雰囲気で、猫を大切に思う気持ちは脱帽です。