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投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終話はこのシリーズで初めて上下巻になってしまいました。確かに広げた風呂敷をたたむのが大変そう。次でいよいよ完結だそうです。官吏として頑張ってもほしいし、もういい加減結婚してやれとも思う。
紙の本
秀麗と旺季の直接対峙が見もの
2019/04/15 06:57
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『紫闇の玉座 上』では秀麗がついに瑠花の心を動かして取り付けた縹家の全面協力という手札を引っ提げて紅州に縹家の通路を開いて送ってもらいます。蝗害対策と同時に、紅家の経済封鎖のどさくさに紛れて消えた鉄炭と技術者たちの行方を燕青と追いますが、その先で瑠花や珠翠を狙った暗殺者らしい狐面の暗殺者と「牢の中の幽霊」に出くわし、いよいよすべての「気になること」の細い糸が繋がってきます。
一方旺季は紅州で蝗害を食い止めるため、近衛軍を率いてあり得ない速さで紅州入りし、縹家系の寺社を襲撃しようとしていた紅州州牧を抑えながら人海戦術を展開させます。そして、縹家から戻って来た秀麗と初めて直接対峙することに。手柄の取り合いでバチバチ火花を散らすところと、旺季側でありながら彼の速い貴陽への帰還を阻止するために旺季を取り囲み、少しの間幽閉しようとした紅州の東破郡太守・子蘭から秀麗と燕青が旺季を救い出すシーンが政治的な見どころです。旺季は秀麗を官吏として認め、自分側に着くように誘いますが、彼女は旺季を認めつつもきっぱりと断ります。
もう1つ瑠花と仙洞省礼尹・羽羽の数十年にわたる主従だか恋愛だか分からない関係も興味深いですね。
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いやー、今回こそは色んな謎が・・・。と思ったのに、ちっとも解決されず、劉輝は出て来ず。本当に次で終わるんだろうか。
広げまくった風呂敷が本当にたためるのか激しく不安な物語です。
しかし、ここまで包囲網が敷かれてしまうと王制モノにありがちな「最後は民主政治にしましょう」みたいな流れになったりしないかえらく不安です。今まで散々玉座の「椅子取り合戦」やってきてそれでたたまれるのが一番イヤだ。
秀麗が旺季に告げた「劉輝を選ぶ理由」がとてもよろしい。秀麗が自分で一番感じたことなんだと思うし。
あとは人生の先輩方が次の世代に引き継ぐ物語でもあったかなー。なんにせよ最終巻である次が楽しみです。
秀麗死なない・・・よね?
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分厚くて、なかなか読み進まず、1巻から追ってきましたが、やっと最終巻の上巻まできました。一気に読めちゃいました。
表紙の秀麗の顔が、ちょっと十三姫っぽいかなって思いました。
表紙は秀麗と瑠花。確かにこの巻は、秀麗と縹瑠花の巻だと思います。(劉輝や絳攸、静蘭の影はうっすいです。)後ろにいるのは、晏樹だと思いますけど、この巻でほんとに悪い奴だと納得。
朔洵がいったいどうなっているのか分かりませんでしたけど、あーそうだったんだって。朔洵と晏樹はなんかかぶるときがありましたけど、せっかく秀麗の手によって死ねたのに、まさか悪用されるとは思ってなかったでしょうね。
あと、途中、歌梨と夫の欧陽純が殺されたのかと思ったら、最後に出て来てびっくり。碧家の迷信って、確かに有りだと思いました。宝鏡を作ったら死ぬ=死んだら一流って言われたら、確かに芸術家だったら、死んじゃうかも。
最後は、瑠花も羽羽も死んじゃいましたが、もこもこの小動物の羽羽が、若いときの顔が見れて、ちょっと和んだかも。
秀麗の残り時間はあと1日。
劉輝が王都を落ちたっていうし、ほんと続きが気になります。
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いよいよ大詰め。
最後の最後で秀麗が口にした結論で、物語の最初に戻るんだなっと。
次巻では王がヘタレっぱなしでなく、頑張ってくれることを祈る。
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国を思う強さに胸を打たれました。王の孤独はこのシリーズの最初から考えさせられたけど、なんかだんだん酷くなっていくから痛くて仕方ないです。
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やっぱり読み始めるととまらない。
最後の最後になって劉輝がちゃんと王様になったよなぁ。と。
ハッピーエンド・・・なのかな。
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本当に全部に区切りをつけるのかなと思ったら本当にいろんな人が出てきて、本当に終わっちゃうんだなって寂しく思いました。
最終巻をゆっくり待とうと思います。
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さわりだけチョットと思ったら怒涛のように巻き込まれ上巻完読。彩雲国は最初悪役と思ってたら実は…という人物が多いのが奥の深さにつながってます。下巻でどうなるのか?楽しみです。
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最終章上巻。物語はどんどんラストに向かっているにもかかわらず、劉輝逆転の芽が全く見えない。
秀麗が忠誠の対象として旺季ではなく劉輝を選ぶ理由はよくわかるのだけど。
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秀麗ちゃん 燕青 がんばってました
まぁ 楸瑛も入れてあげてもいいけどね (笑)
っていうか 燕青はいつも自然体であったかくて 大好きな人なんだけど改めて良さが際立ってた (=⌒▽⌒=)
旺季は敵?ながら 素敵なおじさまっぷり
志美に関しては 予想を超えるのキャラで
瑠花も羽羽さまも すごくかっこよかった
って若者達は・・・・・・ いろいろまだ 模索中?
いや みんなそれぞれ失敗しながらも少しずつ歩き出してるんだ・・・・・・
そう思える巻だったな (≧▽≦)
作者サマいわく秀麗編ということで今回も劉輝の出番は全くと言っていいほどなし (涙)
来月の(下巻)は 劉輝編らしい・・・・
劉輝は必ず 素敵な国を作ってくれる
それは 間違いないと思うけど
秀麗ちゃんは どうなるんでしょう・・・・・・
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いろんな人たちの伏線を拾い集めて詰め込んでるから、
一人称が誰なのか分からなくて、感情移入ができなかったな。
読み返せば理解は深まると思うけれど、下巻に期待。
静蘭はもう、そのまま頑なでいいと思う!
「馬鹿だなぁ。…でも、昔よりはマシか」
って色んな人に叩き折られていくんだね。いい年して。
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『はじまり風は紅く』
『黄金の約束』
『花は紫宮に咲く』
『想いは遥かなる茶都へ』
『漆黒の月の宴』
『朱にまじわれば紅』短編集
『欠けゆく白銀の砂時計』
『心は藍よりも深く』
『光降る碧の大地』
『藍より出でて青』短編集
『紅梅は夜に香る』
『緑風は刃のごとく』
『青嵐にゆれる月草』
『白虹は天をめざす』
『隣の百合は白』短編集
『黎明に琥珀はきらめく』
『黒蝶は檻にとらわれる』
『黄梁の夢』短編集
『暗き黄昏の宮』
『蒼き迷宮の巫女』
⇒『紫闇の玉座・上』
『紫闇の玉座・下』
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瑠花の心のいろんな葛藤や、今までしでかしてきたできごとを読んで、お母様と呼ばれた瑠花を好きになれた。
ああもう下で完結と思うと寂しいけど、早く続きが読みたい。
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人の移り変わりは当然・自然のことであっても悲しいなぁ。最上治の言葉を信じて待っていようと思います。馬鹿な子静蘭を筆頭に、彩雲国のキャラクター達が大好きで、できればみんな幸せになって欲しい。夢でも良いから見させて欲しい。トゥルーエンドを願って。
とりあえずまた始まりの風から読み返しきます。