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紙の本
もう少し陽性な方が面白いかも
2011/10/18 21:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪盗協会は、システマと呼ばれる特殊能力を持つものたちが結成したギルドであり、そこに所属する者はライセンスを得て怪盗となり、義賊として諸悪から盗み恵まれないものにばら撒くのが常識となっていた。そんな協会が設置したのが森ノ宮学園。将来の怪盗となる資格を持つものたちを要請する学園である。
新入生として最終試験に挑む杉崎渉は、そんなシステマを使えない人間だ。本来なら入学資格もないのだが、亡くなった双子の兄である杉崎八尋の遺志を継ぐため、とあるトリックを用いて潜り込んでいるのだ。
そんな彼と対立するのが結月スバル。正義感に溢れる彼女は、怪盗となるために形振りを構わない渉のやり方に反発し、渉に翻意を促してくる。一方、渉に怪盗の資格なしと談じてくるのが、怪盗世界のエリート、神代明夜だ。明夜は渉のトリックを見抜き、彼に決盗を申し込んでくる。
そんな入学にまつわる対立と、入学後に発生するある事件。怪盗協会と対立する怪盗集団マスカレード・サーカスが、森ノ宮学園に保管されている傾国の神器という、奇跡を実現する法具を盗みに来る事件を描いている。
主役級二人共に華がないというか、根暗な性格なのでどこか画面が暗く、盛り上がりに欠ける印象がある。そこを補うのが結月スバルや朝宮主税の役割のはずなんだけれど、押し出す方向がずれていたり、押し出しが弱かったりするところが残念かもしれない。
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