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著者のSFは読んだことなかったのでよかった。内容はありがちだけど、その前に収録されている作品が布石になって、まんまとだまされた。どの作品がSFかはあえて書かない。
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浅田次郎の短編集は大好きで、この本も最初の方は素敵なのですが、「琥珀」と「丘の上の白い家」のラストとかオチがしっくり来なくて個人的減点。それを言うと「夕映え天使」もで、なんだか薄ぼんやりした視点の微妙ラインの情緒とやらを重視した短編集っぽい。いやでも泣きましたが。
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この作家は、作風がとてもバラエティーに富んでいて、特に幕末歴史モノが好きなんだけど、短編集も非常におススメです。氏の苦労した経験から来る人生観が垣間見れます。特に「切符」にでてくる爺さんが好きです。「嘘はつかない」「愚痴はいわない」「見栄を張らない」そんな大人になりたい。
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最近はオンラインでしか本を買わないのだが,久しぶりに本屋に行ったら目にとまったので,思わず買ってしまった。
泣かせる話だね。
浅田次郎さんの本には外れがないね。
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50歳になる男性の、下手したら穏やかに通り過ぎてしまいそうな恋愛。
夕陽に映えてとても、深くて美しい。
年齢って関係ないんですよね。
泣いたらいいし、騒いだらいいし。
でもそれをぐっと抑える、50歳の男性。
寂れた情景が本当に上手いですよね、浅田先生は。
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浅田次郎著の短編集。結末がぼかされているような話や、それまでの話の流れから想像できないような「えっ」こんな結末なの?とちょっとびっくりするような話もあり。個人的には全体的に少し寂しい感じでした。著者の作品は「憑神」を読んだだけですが、それとはまた違った魅力を感じました。
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可もなく不可もなし。。。「鉄道員」みたいに、泣かせる気満々であざとい短編の方が浅田次郎は得意なのかも。淡々と進み、淡々と終わる。
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「特別な一日」は上手い構成。
途中から読んでる話のジャンルが思っていたのと違うことに気付かされる。
「夕映え天使」や「琥珀」みたいな若干哀愁漂う話は
この人に書かせたら手堅い感じ。
「樹海の人」は読後感がなんか残念。
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久々にヒットでした。中でも、「特別な一日」にはやられました。「琥珀」も良かった。内容が書けないのがもどかしいですが、ネタバレなしのまっさらで読みたい本です。
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泣かせの浅田、今回は短編集なのでやや抑えめ。ただ、ポイントはつかんでいるので、浅田節は楽しめる。
今回は星新一ばりの短編があり、いつもとちょっとテイストが違うのもありお得。
でもこの人は長編の方が楽しめるなー。
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人生の悲哀を、美しく、また、愛おしく感じることがある。
無関心を装って生きることが当たり前のようになっている現代社会の中で、苦しみや悲しみは、出来うる限り避けたいものだ。しかし、平凡に過ぎ去っていく日々を目の当たりにすると、自身の存在意義について深く考えてしまう。たとえ、胸が張り裂けるほど辛いことであっても、真摯に向き合うことで、生きる意味を見出すことが出来るのではないか。
『夕映え天使』は、人生の様々な悲哀を描いた短編集だ。
収録されている6つの話はどれも、物悲しさとか哀愁が漂っている。
切なく、儚い人生の中で、強く生きようとする姿が美しい。
ふと自分自身の人生と重ね合わせ、胸が熱くなる。
年を重ねるほどに深みを感じる、大人の作品集だ。
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いろんな作風の短編が凝縮された本。期待を裏切らない内容でした。
『特別な一日』がSF的で面白かったかな。
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とても浅田次郎さんらしい、短編集。電車の中で、涙を堪えるのが大変だった。「特別な一日」と「丘の上の白い家」が好き。
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人生を重ねた男性の視点から描かれた6つの短篇。どれも哀愁漂う内容でちょっと物悲しい。「特別な一日」はいい意味で著者らしからぬ展開で楽しめた。
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久し振りに浅田次郎読んだ。
短篇集で、そんなに心躍るようなやつはなかった。
全部ちょっと暗めの終りになってて、いさかの後に読んだから、ちょっと文章がかたい印象になった。