紙の本
あったかいお話
2017/05/31 23:08
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
攻の生い立ちや受のトラウマと辛い設定はあるけど、攻は受のおかげで家族問題が解決して、受は攻のおかげでトラウマを克服して、あとはラブラブ、幸せで読後感が良かったです。
なんだかとても温かいカップルで、根っから悪い人もいない良いお話でした。
ただ最後はちょっと急展開で、過程すっ飛ばした感がありましたが。
いつの間に好きになってたの?という感じがしました。
電子書籍
割れ鍋にとじ蓋で正解だと思うよ。
2021/05/09 23:08
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投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
建築業界、ドロ臭いですよねー。
正に建築業界20年勤務の私、わかりますわかります。という感じです。
読んでいて、体育会系な趣味を一緒にしている帰国子女の知人が、どの位気を遣うべきなのか?と真剣に(私より全然)協調性と空気に気を遣っていた事を思い出しました。
日本はあからさまな差別が少ない分、暗黙のルールが多いので、生きにくいだろうな、と思います。
そして一朗くんは、トラウマは別として何だかんだイケメン好きなんだろうな。笑
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外見はヨーロッパの貴族で日本生まれの日本育ちのウイルとハイスクールまで海外にいて日本語の上手くない日本人形のように綺麗な一郎のお話。
ウイルは一郎の会社でのお世話係なのだが、何故か一郎はよそよそしくて中々心を開かない。それはハイスクール時代に受けた仕打ちがトラウマになっての事だったのだけれど。
ウイルも人好きのする気遣い屋さんなのだが、育ちに辛いものを抱えていて。
皆、重いものを抱えていても前向きに今を生きている姿勢がよかったです。
なにより、みずかねりょうさんの絵が本当に綺麗~
この方、ヨーロッパの貴族を書いたら凄いのではないでしょうか☆
2005年に書かれた作品の文庫化のようです、一気に読めました♪
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日本生まれ/育ちのハーフ:ウィル×大学入学まで海外を転々とした日本人:一郎
面白い構図で、一気に読めた。
短編が何個もという形なのもあまり読んだことなかったから話の深み的にどうかと思ったけど、うまく纏まっていると思ったし、確かに「もうちょっとここ深く知りたい」と思うところもあるけど、それは読み手の想像で補うしかないかなぁと。
日本人形のような綺麗さを持つ一郎なのに・・・「ファックユー」ww
外人コンプレックス、しかもアメリカの同級生に性的に苛められ、煙草を押し付けられたやけどの痕。
そこに現れた会社の研修担当がまさかのハーフのウィル。
最初は恐怖で返事もそっけなく、周りとうまくやれない一郎を広い懐で我慢強く向かい合うウィル。
家族の話とか、ショートストーリーそれぞれすごくいい話で、穏やかな話だった。
といっても、おじいさんの頑固さが溶ける話は、泣きそうになるくらいいい話だったし、ショートとはいえ充分伝わった。
しいて言えば・・・・・続きが読みたいww
悪い人がいないし、精神的に辛い思いをしてきた二人が周りをも幸せにするくらい仲良く思い合う関係になってこの先もっともっとみんなと幸せになって欲しいなぁと。
2人の背景は決していいものではなく、辛い思いをしてきたけどとても心温まるいい話でした。
しかし、一郎君の日本語・・・・ww
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(あらすじ)
「••••••君の辛い思い出も、傷ついた心も、何もかも受け止めてあげたい」———社会人一年目の一郎の教育係は、ヨーロッパの王侯貴族を思わされる外見に反して日本語ぺらぺらのウィル。しかしあるトラウマを抱える一郎は、何かと世話を焼いてくれるウィルに対し冷たい態度を取ってしまう。気まずい関係のまま仕事で遅くなった夜、ウィルの家に行くことになった一郎。だが苦手なはずの彼の胸に抱かれ、不思議と心が安らいで•••••。
番外編『リベンジ〜revenge〜』, 『隅田川より愛をこめて』も収録した完全版‼︎
2005年の作品の再出版リーフノベルズもまとめてられている。
ハーフで日本育ちのウィル、日本人なのに日本語が不得手な一郎。
時代背景が昭和です。ウィルの口から俺たちひょうきん族が出るとは‼︎