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西洋文明、特に、中世が舞台の作品に興味を持ち始めた頃から、宗教書としてではなく、文学・人物伝としての「聖書」というものに興味を持つようになった。ただ、どうしても部分的、散逸的な知識しかないため、この書で学習したい。「シェイクスピア」の解説書がとても読みやすかったため、期待大である。
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聖書は世界一のベストセラー小説。というのが納得できる、解説書。あれは一つの小説として考えると、非常に面白い。
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こちらも同じく、阿刀田高さんの新約聖書のほうのお話。
こちらはイエス様がメインで出てきますです(当たり前ですね><)
でも、読んでいて無理な解釈をされていたりしてそれがまた面白かったりしますです^^
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新約聖書はある意味きりストの自伝と思えばわかりやすい。それをさらに噛み砕いて教えてくれます。ちょっと軽すぎるのが玉に傷ですが良くわかります。
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とりあえず旧約聖書、コーラン編も読了。
信者ではない立場から面白解り易く読ませてくれる本シリーズは貴重だと思う。
次は古事記編でも読もうかな。
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世界一のベストセラーである新約聖書のダイジェスト。イエスの誕生から黙示録まで、だれでもなんとなくは知っている聖書のエピソードを飽きさせずに要点をしぼって紹介してくれる。西洋美術で聖書の物語はたびたびモチーフになるんで、この本かじっとくと理解度もまします。ましまくりです。
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阿刀田 高の著作はこれが初めて。本流でないエッセイでもこれだけ面白く知己に富んでいるのはすばらしい。本流の推理小説にも興味がそそられる、そしてキリスト教にもそれは及ぶ。
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知識というか教養として役に立つ。このダイジェストシリーズは書き方が巧く面白くて、思わず読んでみたくなる。
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旧約聖書を~の続編。基本的に前作と同じスタンスで、信仰を持たない立場から聖書を読みといている。
旧約聖書は史実という捉え方から解釈していたが、新約聖書はまさにザ宗教。そのため、信仰のない視点から様々に推測していて、なかなかに面白い❨でも信者に怒られないかと心配にもなる❩。
とはいえ結局、信じることが前提で信じないことはあってはならない、というくだりで信仰がないという立場から語られると妙に納得する。
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「旧約聖書を知っていますか」を読んだのでこちらも読みました。
ユダヤ教とキリスト教の区別について、知っているようでいてあまりよく知らない。
とりあえずユダヤ教にとっては旧約聖書が唯一の聖典。
キリスト教にとってはキリストの登場する新約聖書ももちろんの事、「ダビデの子孫」であることを神の子である理由付けの一つにしているようなので、そのダビデについて書かれている旧約聖書も含め尊いものと見ている様子。
ということは、ユダヤ教にとってはキリストは「(自分達の)神の子とか名乗る不遜なヤツ」くらいの気分なのかな?
著者自ら「信仰に基づいたエッセイではない」と書いているくらいなのでキリスト教の素晴らしさ等を語る内容ではない。新約聖書に書かれている数々の奇跡は、キリスト教徒を、そしてイエス自身も”イエスが神の子であることを信じる・自覚するためのプロセス”だったのではないかと書かれている。
それにしてもキリスト教は現時点での生活の中での幸福よりもずっと先の時間。終末での幸福を得るために神を信じるとか。(色々な宗派があると思うので一概には言えませんが)自分達を創造した大いなる神を崇めるという感じ。
それに対して日本では比較的、”家内安全””商売繁盛”とか。現世利益的な神様の方が馴染みがある。仏壇だってお釈迦様とか阿弥陀仏よりは親族の霊をまず思い浮かべるんじゃないだろうか。神が自分達を創造したというよりも、身の回りにある全てのものに宿っているという認識で。
創造神・唯一神という意識は薄い、悪く言えば自分の都合の良いときにだけ神様が存在する感じ。
どっちが優れているとは言えませんが。
こういった考えを子供の頃から与えられるんだから、そりゃぁ人格とか文化の形成で微妙に異なるものが出来上がるんだろうなぁと思いました。
本は読みやすく、母マリアとイエスのやり取りを想像した箇所が人間的で一番ぐっときました。
この本を読んだことだし、映画化したし、文庫化して買いやすくなった「ダビンチコード」読んで見ようと思います。今更だけど。読むまではネタバレ無しでお願いしますね。
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阿刀田さんの古典解説シリーズ。旧約とあわせて読むと一般的な日本人が知っているようで知らない聖書の世界が身近に感じられる。
メダル
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ミッション系の小学校の端くれに通っていた自分は、教師の適当なキリスト教解釈と己の対人能力の低さによる逆恨みから、キリスト教コンプレックスというか、キリストと名のつくものが大嫌いになっていたのだが、そんな自分を素直にキリストに向き合わせてくれた一冊がこれである。
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普通の日本人が新約聖書についてかるーく解説した本。
非科学的な奇跡についても著者なりの解析をしていて読みやすい。
フィレンツェで会った日本人にあげました。
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聖書みたいな難解そうな書物は、どーせ読んでもわからないことだらけだろーから、この類の解説本、参考書等に目を通しておきたくなる。
著者は無宗教の人で、思想が偏ってなく、拒絶反応なしで読めてよい。
「この世の中では絶対にそうあらねばならないことは、そうなるのである。そういうケースが多いのである。」
その理由が面白い。
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たぶん誰でも新約聖書の中のお話はいくつか知っているとは思うけれど、それを丁寧に説明してくれる、あるいは楽しく現代調にお話ししてくれる解説本です。単なる解説本と言ってしまっては身も蓋もないけれど、興味深く読める。