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みんなのレビュー79件

みんなの評価3.9

評価内訳

75 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

今読まれています、昔の作品ながら

2023/10/31 16:43

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近新聞の書籍広告に有吉佐和子さんの名前をよく見かける。
 有吉さんが亡くなったのは1984年だったので、さすがに新刊ということはない。
 ちなみに有吉さんが亡くなったのは53歳だったというから、なんとも惜しい死であった。
 で、書籍広告だが、有吉さんの代表作ともいえる『恍惚の人』でも『紀ノ川』でもない、
 『複合汚染』でも『華岡青洲の妻』でもない。
 1976年に「文藝春秋」に連載し、その後1977年に単行本化、
 その後1980年に文庫化された『青い壺』である。

 新聞広告によれば、37万部超売れているという。
 『三千円の使いかた』の作者原田ひ香さんが「こんな小説を書くのが私の夢です」という
 推薦文を書いているが、そのせいだけとは思えない。
 ただいえることは、抜群に面白いということだ。
 ある陶芸家が生み出した青磁の壺。
 その壺をめぐる13篇の連作短編集で、壺がどのように次の話とつながっていくのか
 それ自体面白い。
 お祝いに届けたり、譲られたり、盗まれたり、骨董市で売り出されたり、
 果ては修道院の修道女とともにスペインを渡っていくことになる。
 最後には著名な美術評論家とともに戻っていくのだが。

 その場面場面に人生の苦みが描かれている。
 ただその苦みは嫌味ではない。
 人生はそんな苦みを隠し味にしておいしくできあがっている。
 決して古びない。
 有吉さんの筆はそんな人生を楽しんでいるかのよだ。
 だから今でも読み継がれる、名作だといえる。

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2015/07/10 08:58

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2011/12/17 20:52

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