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超能力を持った二人の少年の話。「僕と同じ能力を持っていたら、貴方だったらどうします?」この質問が胸に痛かった。他者が持たない超越した能力を持った者の孤独と悲しみ。宮部さんのテーマだろうか。
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4連休の3日を、これを読むために使いました。仕事しなきゃいけないのに(仕事しろよ)。
サイコメトラーな話です。
宮部さんは特別な力を持つ人間というのを、他とは違う目線から見ているなーって思います。
クロスファイアの時もそう思いました。
なかなか自分では考えもしない気持ちなので、新鮮でドキドキします。
でも個人的には火車やクロスファイアのほうが好きかも。
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ウチの母が宮部みゆきの本が好きなのでこれは家にあった。
読む本がなくて飢え苦しんでいた時に出会った本。
超能力が使える少年が出てきてどうのいう話だったような気がする。
結構おもしろかった。
今は母の本棚から夏留の本棚(たんす)に移動してる。
結構気に入った本、という印だ。
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作者で選んだ。
超能力者=無敵というイメージがあるけれど、その強ささえ切ない。ストーリーも登場人物も大、大、大好きな本。
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超能力ものです。
宮部みゆきさんの書かれるお話好きだなぁ〜と意識した本です。
とても人情味があって切なくて好きですね^^
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宮部みゆきモノは初期の方が好きです。これも超能力を持ち、悩む少年の描写がとても好きです。今でも降雨時の外出に、マンホールを見ると、おっかなびっくり避けたくなります。
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宮部のSFモノ。超能力を使う少年がその能力に苦悩しながら、謎を解き明かすお話だったと思う。
初期の宮部はとにかく少年の書き方がうまい。この作品もそのひとつ。
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超能力作品。読唇術を持った2人の少年の、非対称的な行動と思考から物語りは、ちょいもの悲しく終わっていく。
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超能力を題材にしても決して荒唐無稽な話しにならず、現実的な話題に持っていける作者の能力はさすがとしか言いようがない。一番の超能力者は宮部みゆきか。
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面白かったです。もし自分が人の心の中の声まで聞こえてしまったらと考えたらゾッとしました。ラストは何かさわやかな感じがしました。
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第45回(1992年) 日本推理作家協会賞長篇部門受賞作。
台風による豪雨の夜、雑誌記者・高坂昭吾は、パンクした自転車を抱え、途方に暮れていた高校生・稲村慎司を拾った。
千葉から東京に向かう途中、マンホールに子供が落ちて、行方不明という事故に遭遇するが、慎司が驚くべき発言をする。
「自分はサイキックで、マンホールの蓋を開けた犯人を知っている」、と。
そこへ、「慎司のやった事は、ペテンだ」と言う青年・織田直也が現れ、高坂は混乱する。
慎司の能力は、真実か、ペテンなのか?
そして、高坂宛に何通も届く、白紙の便箋が入った封筒の意味は?
切ない部分もあるけど、ある意味、胸のすくような結末。<やや意地悪発言か?
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宮部さんの中で一番好きな作品。
男の子が超能力でマンホールで起きた事件を見てしまう。
人の考えてることがわかったらいいのに…って思う時もあったけど、普通に生まれてきてよかった。
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超能力を持った少年の苦悩を描いた物語。かなりお勧め!超能力ものに弱いんだな俺。だから同著者のパイロキネシス(念力放火能力)をもつ女性の戦いを描いた「クロスファイア」も好き。「模倣犯」はもう読めないなァ。あれ長すぎ!!根性で読んだ・・・。
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二人の超能力者らしき少年の物語で、
雑誌記者の男性が、彼らと共に
事件に巻き込まれていきます。
少年達は、本当に超能力者なのか?と
半信半疑だった雑誌記者も、だんだんと
信じざるを得なくなり、その辺りの心理描写が、
とても上手いなぁと思いました。
また、望まなかった力を持ってしまった
少年達の悲しさも描かれていました。
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日本推理作家協会賞長篇部門受賞作品。いわゆる超能力者ものです。
やっぱり面白い。でもって切ないです。