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紙の本
1巻のほうが好きかな
2022/11/01 04:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は亡くなった人たちより、生きている人がどう前を向くかみたいな話がメインだったから前巻のほうが好きでした。
でも、やっぱり、残された人が抱えてる苦しさや自分が死ねばよかったとかは痛いほどわかってつらかった。
紙の本
生きている者には明日が続かなければならない
2011/12/27 20:28
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
修学旅行中、バスの転落事故で死んでしまった二年三組の24名の生徒たち。事故に巻き込まれてただひとり生き残った鬼塚輝美は、死んでしまった彼らの魂をその身に宿し、成仏してもらうために彼らの最後の瞬間の願いを叶え続ける。もうひとり、修学旅行に行かずに生き残った灰吹清隆と共に。
柘植忠明は祖母との約束のために。園芸部部長の西川武夫は、三隅理沙に伝えたかった言葉を薔薇と共に伝えるために。夏来朱莉と渡瀬信弥は、女優と脚本家という夢に区切りをつけるために。輝美と清隆は、死者の想いを叶えると同時に、残された人々の心に区切りをつけ、新たな一歩を踏み出させる。
これは死によって始まる物語。しかし、残された者には明日が続いていく。ゆえに、彼らは死者の望みをかなえるだけでなく、生きているものを絶望の淵からよみがえらせ、希望を与えなければならないのだ。そしてこの生きているものには、彼ら自身も含まれなければならない。
ラノベのレーベルから出版されているからという理由でこれを読まないヤツは、本読みではないと思う。
紙の本
死者の願い・生者の救い
2011/08/04 20:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても綺麗な物語です
死者の想いや願いが美しく描かれています
恨みや嫉妬、執着はなく、淡々と死を受け入れて残されたものへの愛だけが満ちている
前作「超人間・岩村」っぽい雰囲気もあり、人の輪が少しづつ広がっていく
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