紙の本
面白い!
2004/07/07 00:03
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投稿者:BEFE - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても長いけど、時間が経つのも忘れてしまうほど面白い!!
14年間の地獄のような牢獄生活から脱出し、神父の遺言どおりに莫大な財産を手に入れたダンテス。モンテ・クリスト伯となり大富豪となった彼は社交界に現れ、じわじわと復讐を実行していきます。
テーマが「復讐」なんで、何だが賛否両論がありそうだけど、コミカルなキャラもいるし、ダンテス世代の人たちのチルドレンの恋愛もなかなか気になるところだし、私はかなり楽しめました。
ただ、ラストでダンテスがあの人と結ばれるとは意外だったなあ…。
個人的にはちょっとがっかり…。
でも不朽の名作であることは確かです。ぜひ機会があれば読むべき!
電子書籍
あと1巻で終わってしまう
2016/03/01 22:24
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投稿者:masabee - この投稿者のレビュー一覧を見る
気がついたらもう残すところ1巻。初めは読破できるんだろうかと思っていたが杞憂だった。当時のフランスの様子への興味も読み進める推進力となった。途中いくつかの日本語!も辞書を引く必要があった。読み方すらわからない言葉たちに出会えたことも新鮮だった。NHKラジオのフランス語講座を聞いていたらエドモン・ダンテスという言葉が出てきた時は驚いた。デフ城観光の場面だった。行ってみたくなった。
紙の本
残り一冊
2017/08/12 21:31
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよ残り1巻を残すのみ。当時の決闘の考え方に時代を感じつつも、とにかく復讐が一人ひとり片付いている感じです。何となくハッピーエンドではない予感がしつつも、結末見たさに最後まで読もうと思います。
紙の本
母へプレゼント
2012/07/30 14:09
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投稿者:MOG - この投稿者のレビュー一覧を見る
母が少女時代に読んでいたく感動したらしく、(ただ、感動したのは亡くなった人に
なりすまして脱獄し、お宝を頂くところらしい)ドラマや映画まで見たと言うので
母にプレゼントしました。
少女時代と、老年に差し掛かって読むのとはまた印象が違うと思いますが、
また新たな読後感を持ったようで、感動していました。
私自身は、↑の宝を横取りの部分が好きではないので読んでません。。
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ラストに向けて話が加速していきます。あぁ・・・面白い。
冒頭、前巻から不穏な動きを見せていたカドルッス。彼のその欲深さを持って、アンドレアから今以上の金を吸いだそうと目論む。そして、アンドレアの現在の立場を知り謀略を計るが、伯爵の方が一枚上手であった為にその目的が果たされる事は無かった。一方アンドレアの方も、ただカドルッスに良い様に付き纏われるのが思わしくない為、カドルッスがほうほうの体で伯爵の屋敷から出る所を見計らい、この機に乗じてカドルッスに対して刃を向けた。
重傷を負ったカドルッスは、伯爵の館に運ばれる。カドルッスを襲ったのがアンドレアであると知った伯爵はアンドレアの告発書を書くようにカドルッスを炊きつけ、事が終わった後、最後の最後にモンテ・クリスト伯爵がエドモン・ダンテスである事を当人に明かし、絶望と恐怖の内にカドルッスは息を引き取る。これで一人・・。決して事を予見していた訳ではないのに、その洞察力から突然の事態をも自分の道具として扱う、怖い人だ・・・。
次の対象はフェルナン。彼に対するゴシップ(告発記事?)が流れていたが、それはいよいよ深刻な物となる。議会にたたされるモルセール伯爵、そこに現れるエデ。(彼女が現れる場面を映像にするときっと美しい事だろうと思う)そして、エデがフェルナンに貶められた過去を暴露することにより、モルセール伯爵は窮地に陥る。旅先から戻ったアルベールはそれを知り激怒し、発端となった記事の出所を洗おうとするが、結果それはモンテ・クリスト伯爵へと繋がっていた。
この後、てっきり決闘によりアルベールが死ぬ、もしくは伯爵が怪我を負いながらも物語が続くものと思っていた。しかし、読み手の予想に反して、突如伯爵の屋敷に現れるメルセデス。彼女はモンテ・クリスト伯爵がエドモン・ダンテスである事を見抜いていた。かつて愛した人、貴方が復讐を行う気持ちは分かる。しかしそれでも息子だけは殺さないで欲しい。そう懇願するメルセデス。しかしそれは、伯爵に対して死ねと言っている様なものだった。
メルセデスの行動はどうなんだろうか。もうこの時点で、読み手としてはモンテ・クリスト伯爵に感情を移入しているが、エドモン・ダンテスがメルセデスを愛した気持ちの強さは判らない。だから、メルセデスの行動は凄く卑怯に思えて落胆を憶える。しかし、決闘の朝になってきっと、読み手はメルセデスの覚悟を知る。
夜を徹して息子(アルベール)に対して事の真相、エドモン・ダンテスが貶められた過去と真実をアルベールに打ち明ける事により、アルベールは伯爵との決闘を思いとどまり、恥を覚悟の上で決闘の場で謝罪を行う。(アルベール、なんて男らしい奴だ。やっぱり、まっすぐで良い奴だった。)そして、アルベールは母親メルセデスを連れ、モルセール家を出る決意をする。この時、モンテ・クリスト伯爵がメルセデス達に対して示す気持ちは切なくも暖かいものだった。
本筋の話としては、その様な感じだったが、一つ書いておかなければならないのがエデの行動だ。メルセデスがモンテ・クリスト伯爵の館に現れた後、伯爵が死を覚悟し遺書をしたためる間、��穏な気配を感じたが部屋の中に入る事が出来ずドアの前でずっと待っていたエデ。けれども伯爵が部屋からでて気付く頃には、疲れ果て寝落ちてしまったエデ。なんとも健気で愛おしさを憶える。要するに可愛い。
さて、フェルナンとの因縁に片がついた後は、ヴィルフォール家とダングラール家だ。それぞれ毒殺の疑惑と、偽公爵との結婚騒動。結末に向け進展を見せているが、どのように落ちるのか、楽しみだ。
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フェルナンの罪を暴くエデ。
伯爵とアルベールとの決闘、その前のメルセデスとの会話は読んでいて印象的でした。メルセデスの気品のある態度に魅かれます。
死を覚悟する伯爵。しかし…
フェルナンの最期がドラマティックです。一番哀れな人ではないかと。
復讐は人を仕合せにするのか――物語は佳境です。
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借本。
読んでいて、メルセデス、酷い!と思ったりもしたが、
エデが可愛くてたまらない。
伯爵とエデがなんとかなったら〜と淡い期待を持って、
次巻の最終巻を楽しみに。
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ついに終盤戦のはじまり。エドモン・ダンテスであることが何人かにはわかりはじめ、モンテ・クリスト伯の復讐は少しずつ達成されていく。機械のように復讐を成し遂げていくかと思いきや、かつての恋人の一言に心を動かされてしまったり。モンテ・クリスト伯が最終巻でどのような結末を選択するのか、期待は高まる。
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6巻終了時で生存中の4悪は、検事総長ヴィルフォールとダングラール男爵の2人。ダングラールは既に破産フラグが立っているので、残りはヴィルフォール1人。
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【粗筋・概要】
徒刑囚仲間でアンドレアに、モンテ・クリスト伯は留守中もなんら用心をしないことを知らされたカドルッスは、その夜伯爵邸に忍び込む。しかし、匿名の手紙によってあらかじめそのことを知っていた伯爵は、なんなくカドルッスを捕らえる。伯爵の慈悲により逃れることのできたカドルッスであるが、何者かによって殺害されてしまう。一方、モルセール伯は、貴族院の議場で、かつてギリシャで行った裏切り行為をエデによって暴露され、社会的地位を失った。すべての黒幕がモンテ・クリスト伯であることに気づいたアルベールは、伯爵に決闘を申し込む。
【感想】
数ヶ月ぶりに『モンテ・クリスト伯』の続きを読み始めた。第六巻は、クライマックスに向けてモンテ・クリスト伯の復讐が実現されていくので、先が気になって一気に読み終わった。アニメ『巌窟王』とは物語の展開が異なるため、それを見ていても面白さは減じることはなかった。特に、アルベールと伯爵の決闘があのように決着すると思わなかった。
ひとつ気になるのが、メルセデスとアルベールは、このままこの物語から退場してしまうのだろうか。もしそうだとしたら、やけにあっけない。
「八九 夜」で、獅子のようなモンテ・クリスト伯であっても、かつて愛した女には飼い馴らされてしまうところが面白い。復讐のためにすべてを捧げ、モンテ・クリスト伯として生きていても、エドモン・ダンテスとしての部分が残っていている証拠なのだろう。
2008年2月29日読了
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ここへ来て、物語が急激に進む。
どうなるんだ?この物語は、ハッピーエンドなのか?
最後を先に読んでしまいたい衝動にかられるところを、グッと我慢しているところ。
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ナポレオン戦争が終わる頃のフランスにおけるモンテ・クリスト伯ことエドモン・ダンテスの復讐譚。現実の歴史に基づく舞台設定や人物の背景描写が緻密で、作品の世界にどんどん引きずり込まれる。1つ1つの復讐には胸のすく思いがしたが、後には一抹の寂しさが残る。間違いなく名作。
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ぐいぐい読めた。
残り1巻だけどどこに行き着くのか?
復讐と言うから、どんな血生臭いことになるのかと思ってたんだけど、理性的と言おうか。
彼ら全員、ダンテスを陥れただけでなくも痛いところを持っていて。そこを突かれ暴かれといった。
そんな中、エデの思いに気付いて、詩文もまた幸せになれるのではないかと気付くダンテス。
てか、幸せにおなりよ!エデも!
あと1巻。どうなるのか?!
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復讐は続く。悪人は滅んでいく。最終巻が楽しみだ。
2013/03/03図書館から借用;03/11朝の通勤電車から読み始め;03/13帰りの通勤電車で読了
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遂に復讐が実行される。カドルッスはカヴァルカンティと名を変えた脱獄囚に殺害され、フェルナンは自らの保身のため国と上官を裏切りモルセールとなったことが暴露される。ダングラールは破産へと追い込まれる。