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あ!
私ってばスポーツ好きっちゃ好きやけど
バスケと格闘技系だけで
野球と相撲とサッカーはよく知らんのやった。
って人間なんだけど
ワイドショーレベルの知識があれば
そこそこ面白く読める本でシタ。
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Number連載の、著者お得意のユーモア・スポーツ・エッセイを集めた一冊。見識と批評眼がともなっているので楽しく読めます。
一本選べと言われたら、「結果待ち競技と観る者のジレンマ」ですね。フィギュアスケートや陸上のフィールド種目など、対戦相手の結果を待って勝敗が決まる競技を「結果待ち競技」と名づけて、選手や観客の心理、実況アナウンサーの苦労などをおちょくって笑わせます。
札幌冬季オリンピックで日の丸飛行隊がメダルを独占した70メートル級ジャンプ(当時はそういう競技名でした)。日本チームのジャンプがすべて終わり、あとから飛ぶ選手が失敗するとアナウンサーは喜びを隠せない。メダル圏外の選手が出て来ると、「この選手は問題ありません」とつい正直な心情を口にしてしまう。この「この選手は問題ありません」が、著者のクラスで一時の流行語になったそうな。その空気、わかります。おかしい。
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大好きな「延長戦に入りました」より笑いは少なめ。
「絶対に突破するぞ!」というサポーターに対して
「自分がやるわけでもないのに
どうしてそういう台詞が出てくるのか」、
よくぞ言ってくれました!
ゆったり、どんどん読める。
生観戦好きとしては、それがいい理由は、
読んでいるだけでわくわく。
野球は詳しくないので読み流すところもあるが、
他のスポーツももっと観戦したくなってきた。
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メディアの狂いっぷりや、世間の恥かしい盛り上がりっぷりがほどよく晒されてて良い。声出して笑った。これを『無理』や『最悪』を書いた人が書くんだもんなー。
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今まで読んだ、奥田英朗の小説は好きだし、辛口なのも好きだし、批評も皮肉も好き。スポーツ観戦も大好物だが、どうしてか、これハマりませんでした。
面白い、とは思ったけど、率先して次を早く読みたい、ともあんまり思えなかった。
理由は不明。
Numberに連載か。
多分、出る毎に少しずつコラムとして読むのが適してんのね。
まとめて一冊で読むもんじゃない、というのが理由かも。
奥田英朗は、小説でいいや。
私は。
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奥田英朗によるスポーツエッセイ集。
この人、本当にスポーツが好きなんですね。
スポーツにおける悪役の経済的思考、引退セレモニーはもういらない、スポーツチームはオーナーの道楽である、が特にお気に入り。
流し読みするくらいが丁度いいですね。
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NUMBERに連載されている時から、
毎号楽しみにして読んでいました。
多少の当たり外れはありますが、
日頃思っていることを代弁してくれて
スカッとします。
スポーツ好きにはお勧めです。
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奥田英朗のスポーツ関係のエッセイは珠玉ですね。この本ではないけど『スポーツ選手の怪我故障を打率とかと一緒に紹介したらどうだろうか?』という提案は素晴らしいです。是非フジテレビは局勢回復のためにも採用して欲しいものです。
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奥田氏のスポーツ系エッセイ。
ええですねえ、好きなことが言えて。もちろん、毒舌だけれど傷つけない、奥田氏の人柄のなせる技なのでしょう。
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いつもながら同意するところ多々。しょっちゅうにやりともさせられるし。育った環境が近いからなのか,多数派だからなのか,どっちなんだろう。
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巨人、大鵬、卵焼きをもじって江川、ピーマン、北の湖 大衆はいつの時代も、正義に名を借りて、誰かをいじめ、仲間はずれにしたいのである。 朝青龍 落合博満 地域密着がJリーグの理念 Jリーグバブルは本当に醜悪だった 仙台牛タン後づけしかも輸入牛 文官と武官 文武両道好き嫌いは別にして結果として正しいのだ 蔵本英智 肉体で周囲を畏怖させる フーリガン 門外漢 ロッテ川崎人工芝 リネカーと川崎憲次郎という二大給料泥棒 傍聴マニア ガウチ ペルージャ 安貞桓 キラーパス エンジェルパス アジジとダエイは一躍有名人 バイアグラとパラグアイ 待っている奴には回ってこない 急にボールが来たので オーストラリア負け組ホワイト白豪主義 善戦と勝利の間には暗くて深い川が流れている 共存共栄は八百長的 戦場のピアニストのエイドリアンブロディ 朴智星は丁稚顏 岡崎は柴犬顏 中澤はEXILE顔 モーグルとアルペン ヒエラルキー 残酷で差別的 カレーライスや豚カツにも三ツ星を与えるようになってしまったのが現代のオリンピック ああ、デモクラシー=民主主義よ テコンドー アーチェリー ショートトラック フィラデルフィア コンバース コットンの霜降りスウェット 速乾性 ウサインボルト 銀座中央通り この選手は問題ありません アフォリズム=格言 達観や諦念ていねん シバレンを読む馬場さん自身が文学 文弱の徒ぶんじゃくのと学問や芸術にふけって、肉体的・精神的に弱々しい者。文武両道の立場から「武」の欠落した者を批判する言葉だが、往々にして自分に足りない物を持つ者を貶めるために使われる 指南書の類 スポーツ選手の読書傾向は、書物を通じて何かを学び取ろうとするもの マラソンはウインタースポーツ 陽炎かげろう 伝統というのはいつの時代も合理性を拒否するものなのである 信州諏訪の御柱祭や岸和田のだんじり祭り 吸汗性と速乾性 正藍染剣道着 釣り合いを考え報復し頃合いを見計らって手打ち 判官贔屓ほうがんびいき 88年会 55年会 戦争が始まりそうになると人口が増えるという人類の不思議 野茂英雄 岡島秀樹 球界はダウンスイング一色に染まる 美しいフォーム 江川卓 原辰徳 感嘆かんたん アリントンルール 郭源治 秦 フィジカルエリート スポーツが斜陽になることはない 鹿島町 YouTubeで江川卓の全盛期 ストラスバーグ Number
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著者のスポーツエッセイ。
笑ったり納得したりしながら、おもしろ楽しく読めた。
重ための小説を読んだあとなんかに最適。
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目の付け所がおもしろい。野球はあまり興味のないスポーツなのに、確かに語る部分が多いなぁ。と関心。
日本人はサッカーに向いていない件はほんとわかる。騙す、人から奪うことに対してのこと。
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今からもう10年以上前の球界や角界のこととか、あぁ、そうだったねぇと振り返りつつ奥田さんの妄想話がいいぞいいぞと思えて楽しく読めた。部活動やらの上下関係もうまく本質をついておる。軽妙な筆致は古さを感じさせない。来たる東京五輪のことも辛辣に書いてもらいたいな
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直木賞作家の著者が、日本のスポーツを題材に結構鋭角な角度からユーモア交えつつぶった斬るコラム集。
すみませんあまり詳しく勉強せず読み終えたのですが、雑誌のコラムを集めたものでしょうか。
小言というか、愚痴というか、そんな中に日本のスポーツの本質的な問題の提起をチラチラ感じさせてくれる、楽しく読める本作。
多岐にわたるスポーツを取り上げているので、スポーツ好きは飽きないし勉強にもなるし、逆にあまり深く考えずにスラスラ読むも良し。な柔軟に読める一作です。
是非。