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紙の本
かさぶた
2023/02/01 23:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもは、絶対にかさぶたを剥がしたくなりますよね。そんな時にこの本を見せれば、かさぶたを大切に思ってくれるんじゃないかな。
紙の本
かさぶた
2020/03/10 18:18
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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
かさぶたは、とったらいけないと思っていても、ついついとってしまい、また血が出てしまうということが子ども頃、良くありました。かさぶたのしくみと働きについて、イラストを使って楽しく教えてくれます。
紙の本
2016.3.11.
2017/04/20 09:51
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投稿者:あき - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近かさぶたをよく作る息子に。
しかし年長さんくらいからでしょうか?難しいというか、読む箇所が点在しているのでなかなか大変……
紙の本
「かさぶたは傷のうんこ?」「かりんとうみたいだわ。食べられるのかしら?」−−子どもの疑問をうまく救い上げてくれる科学の絵本。第47回課題図書<1・2年生向け>に選定。
2001/05/30 11:06
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投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る
「絵本」というと、自分がゆったりとして満ち足りたときを過ごすため、子どもとの楽しいひとときを演出するため−−というイメージで、しっとりとした味わいのお話や絵、痛快でユーモラスなお話や絵のものが求めるられることが多いと思います。
でも、忘れちゃならない。便利でありがたいのがいわゆる「知識絵本」と呼ばれるジャンルではないでしょうか。
そもそも子どもには、「物語タイプ」と「図鑑タイプ」がいると唱える心理学者もいて、それはきっと大人だって何となく「文科系」と「理科系」に人を分類したくなってしまう場合があるのとおんなじ。
お話の本をひたすら好む子と、その一方で、自動車や動物、昆虫がずらずら並んでいるような本を好む子がいるという説には納得がいきます。母性あふれんばかりのお話や、かわいいキャラクター一辺倒にあきたらない子には、ダイレクトに「物」を知るための本が必要です。
また、子どもが自分の身の回りの環境のあらゆる「不思議」に直面するとき、人生の先輩として私ども大人は、その疑問に答えるべく相応の知識を授けなくてはならない。
でも、人間の知識なんて片寄りがあるし、引出しの数も中身もたかが知れているわけです。
インターネットで検索というありがたい道具も手にしたけれど、やはり子どもの目線に合った優れた「知識絵本」なんぞを手元に置いておくことほど心強いこともない。
お話絵本がめぐりめぐって子どもの知識のストックになっていくものだとしたら、知識絵本は直接的に情報を授けてくれるもの。その意味で、本書が収められた<かがくのとも傑作集>は貴重なシリーズではないでしょうか。
「かさぶたはとっちゃだめ」「どんなかさぶたがあるか」「かさぶたは何でできている」「かさぶたの下はどうなっているか」など、かさぶたに関する楽しい考察が、大胆ですっきりとした絵をともなって説明されながら展開していきます。
本当に、子どもたちが自分でも描けそうな気にさせられるシンプルすぎる線と色です。
そして、かさぶたとは、「血」がかたまってできる「傷のふた」なんだよというわかりやすい言葉で、その正体が明らかにされます。
たくさん登場する子どもたちのセリフが、画家による描き文字になっているのも、眺める子どもたちにとっては親近感が持てるように感じられます。
ペーパーバックでの発刊は1997年ですが、2000年にハードカバーで発刊されたため、2001年度の読書感想文コンクールの課題図書に選定されました。科学系の本って、「知っていた」「知らなかった」「知らなかったこの点が面白かった」などと、感想文が書きやすそうだなあ。