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股関節の動きや骨盤を含めた姿勢のあり方について、大きな示唆を得ました。
股裂ではなく股割り、というのは非常に重要な示唆だと思います。
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言わんとすることは分かるけれど、硬い専門用語ばかりで閉口。写真やデザインが粗過ぎてつらい。編集ワークをきちんとやれば、ずっといい本になったのに。残念。
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骨盤が立つこと重要性を構造動作理論から説明しています。
骨格バランスの重要性を強調。
その方法論としての割りメソッドを強調されていますが、初読ではなかなか完全に理解できませんでした。股割は柔軟性の問題ではなく、骨盤のボジショニングの問題とのことなのですがそう言われても私のがちがちの股関節ではうまくいきません。ちゃんと理解すればこの私でも股割→ロールオーバーまでできるようになるのでしょうか?この本では骨盤立位にした場合はむしろお腹が少し出るのが当たり前とのことで、今別に参照しているコアトレーニングの本でのドローインとは相反してきます。どちらが正しいのか私には判断がつきません。
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身体にとって楽に、自然にパフォーマンスを上げるためには、
「骨盤を立てる」ことが最も大切
骨盤が後傾しやすい日本人は、まず骨盤を立て、
身体の正しいポジションを理解することが大切
■構造動作理論
目指すのは「力強い張力体」、新鮮な生ゴム
いかに筋を伸ばさずに、股関節の稼動域を広げるか
■骨盤を立てる
・骨盤立位:骨盤が立った状態
重心が前に来る
運動とは重心を移動させることであり、
運動するためには骨盤を起こす必要がある
・腰椎伸展:腰椎を反らせた状態
日本人が姿勢を正すと、腰椎伸展させてしまう
腰の力感、緊張感など腰に違和感が生まれる
重心が後ろに来る
日本人は骨盤が後傾している人が多い
■骨は身体を支え、筋肉は骨格を調整し、関節は重心を運ぶ
・スポーツの得意な人
外転(外に開く)、外旋(外に回す)、屈曲(曲げる)
重心は外転、外旋、屈曲した方向に移動する
骨盤が立ち、股関節が動く位置にある人は、
膝を屈曲させて、外旋すると自然に小指側に重心を移動できる
・スポーツの苦手な人
内転、内旋、伸展(伸ばす)
重心を固定して身体を動かそうとすると、筋肉に頼らざるを得ない
するとどこかで踏ん張ることになり、後ろ重心のため内転、内旋、伸展して
拇指球で蹴りだして進むことになる
拇指球で踏ん張ると筋肉に疲労が蓄積される
膝が伸びきっているため衝撃を吸収できず、膝を壊す原因に
■動ける身体
・重心のスムーズな移動によって動く身体
・自然な骨格のポジション
■三大割りトレーニング
腰割り
胸割り
股割り
■ストレッチの問題点
ストレッチとは伸展
伸展させると力が入らない
筋肉の出力を上げるためには収縮させることが重要
■連動伸張反射
・伸張反射
筋肉が伸ばされて、これ以上伸びない!という状態から
縮もうとする働きのこと
・連動伸張反射
複数筋の伸張反射
身体主要筋(大腿四頭筋、下腿三等筋、ハムストリングス、腸腰筋)
大脳を経由することなく脊髄レベルで行う刺激に対する
無意識的、自動的反応
筋肉は収縮して力を出すので、筋肉を縮ませるトレーニングが一般的だが、
これでは伸張反射を使える体ができない
伸張反射を使うには、使えるポジションに身体を持っていくしかない
■ハムストリングスの使い方
骨盤を後傾させると、ハムストリングスは常に収縮状態になる
ハムテンション:自重で伸ばして縮む
足関節の背屈
前頚骨筋の収縮が必要
足底のアーチ構造を崩さないこと
■股割り
筋を伸ばす股割りを「股裂き」と呼んでいる
股割りとは、筋を伸ばさないことが最も大切
「硬さを残して余分をゆるめる」感覚
筋トレに近い運動感覚
股関節外転、外旋���ら屈曲させる
あしゆびをしっかり握りこみ、足関節を背屈させ、膝の遊びをキープ
前方に重心を移していく動作
身体の前に椅子をおいて、押すように重心を移すと良い
お腹が床についた後は、ロールオーバー(股関節の切返し)も可能
■腹圧
運動する際には常に腹圧がかかっていることが望ましい
腹圧があることで、体幹が腰を折れ曲がらず、股関節から動くことができる
腹に力を込めるとは、腹筋群を収縮させることとの誤解が多い
腹は腹筋群を伸展させて、腹圧をかける
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骨盤おこし、 いかにすると体によく動きやすいのか、について書かれた本。
【腰割ポジション】
①椅子に座って脚を大きく開く
②土ふまずを踏まないよう、脛をまっすぐに立てる
③骨盤立位にして、胸を出す
④上腕は正面(力こぶを前に)
⑤頭の位置は首にしわが寄らないところ
【腰割スクワット】
①腰はば広めの足幅でたつ。膝が90度になるまで腰を落とす。
②反射でバウンドして、立位に戻る
【股割トレーニング】
①お尻の下に座布団を敷き、そこに座る
②基本のポーズで体をまとめる(脚を開脚し、骨盤を前に)
③力鼓舞が前にくるように前腕を回内し、脇をしめた状態で椅子をつかむ
④骨盤立位にする。腰椎を伸展させてはいけないが、背中を曲げてしまって背中の必要な力が抜けないように注意する。顔は正面
⑤足指をしっかり握りこみ足関節をはいくつ(脚の高を脛の方に曲げる)させ膝の遊びをキープする
⑥腹圧はきちんとかける
⑦つかんだいすに多重をかけて、上半身を前方に倒していく。
⑧お腹を床ん井つける。
脚が内旋しないよう、はいくつをキープできるようがんばる。うぇ
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骨盤の立て方を中心に、骨を正しい位置に持ってくる方法と、その効果を記している。
姿勢が悪い自分にピッタリの本。
関節の痛みはもちろんだが、色々な病気にも効くとか。更に素晴らしいは身体のパフォーマンスがアップするらしい。
難点は筋肉や骨の名前が頻出することと、結局何をどれだけやれば良いのかがわかりにくいことか。
猫背の方、病気持ちの方、運動好きな方にオススメです。
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非常にわかりやすいし、身体の使い方のヒントがぎっしり詰まっている。面白かったです。ただしちょっと自分と考え方が違うところがあるので、その辺はこれから自分の身体でも検証していくつもり。
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ヨガで開脚前屈が難しいので
いろいろ調べていたら
「股裂き」は良くない
「股割り」が良い
という文章を見つけた
その違いは?
筋肉を伸ばすか
股関節を動かすか
すごく合点がいった
筋肉をなるべく使わないで
早朝ヨガをすると
痛みがなくて
安心して出来る
筋肉を使うと故障や怪我をする
そのことに気づいた
筋肉は疲れやすく安定しない
骨は疲れず安定してる
筋肉ではなく
骨と関節を意識すべきだ
あまり信用来ないこと
⇨筋肉、恋愛感情、夢
信用できること
⇨骨と関節、慈悲や思いやり、脚下
そんなことまで思いを拡げた(笑)
日課の腕立てにも影響が…
①手は逆ハの字
②腕は伸びきらない
前屈の時も膝に遊びを残す
脚をまっすぐに伸ばそうと
膝裏を張るのは良くない
開脚前屈の時も同じ
あと趾(あしゆび)を握ること
勉強になった
剣道やスポーツ全般に活かせそうだ
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1968年生まれ、中村考宏(たかひろ)氏の「骨盤おこしで身体が目覚める 1日3分、驚異の割りメソッド」、2011.10発行です。5つの章立てです。①骨盤おこしで何が変わるか ②割りトレーニング(反射、腰割り、股割り)③構造動作トレーニング(頭から足の指先まで)④構造動作から「動き」を考える ⑤身体の治し方。 メモ取りながら一読しました。わかりやすいようで、わかりにくいようで。薀蓄のある内容だと思います。もう一度読んで、自分にとってのポイントを整理したいと思います!