紙の本
愉しめるシリーズを発見!
2020/01/14 22:58
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投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定が面白い!ちょんまげ、ちょうだいの伝説と物語の中の事件が絡み合う。そこに柳生が関わっているとなれば、数多の剣豪小説を読んできたファンも楽しめる!また心から愉しめるシリーズが見つかって嬉しい限り。
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時代物ファンタジー。
本屋に並んでいるのを見て手に取り、何となく面白そうと思って図書館で借りました。ジャンルは時代物ファンタジーってことで畠中恵さんの「しゃばけ」と同列と考えて良いと思う。だけど、読み終わって物足りなさを感じた。本が薄いとかは関係なく。。。ちょっと考えてみた結果、「単に面白く感じる出来事だけが描かれている」という結論。読みやすいし、ありがちな強い主人公設定も嫌いじゃない。が、もうちょっと読者を考えさせたり唸らせたりするような、、、つまりは教訓っぽいものがほとんど無い。そこが残念すぎるなー。
ただ続きがあるようなので、機会があったら図書館で借りよう。
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ぽんぽこ可愛し。
小次郎かっこよし(≧∇≦)
ちょんまげ、ちょうだい。
こんな異名をとったお孫さまが主人公と言うべきか。
すんごい剣の腕で、美形で……なんて美味しいのか(笑)
またまた世間を騒がすちょんまげちょうだい。
犯人はいかに!?
時代ものもおもろしろかった
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秘伝の剣術を受け継ぐ美貌の貧乏剣士相馬小次郎と呑気な半妖狸のぽんぽこ、美少女剣士にお調子者の忍びなどライトノベル的なキャラクターが登場するがしっかりとした剣客物だった。これらのわかりやすいキャラクターがテンポよく動いていたので楽しく読めた。また、意外なところに伏線が隠れていてよく練られた作品だと思った。
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ぽんぽこ可愛い♪欲なしでいつも腹ペコの小次郎も実はエラくカッコいいしw こういうお話は好きですねぇ~。
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話はシンプルで、キャラも分かりやすく、かなり読みやすい。それ故のオリジナリティの無さが欠点。
でもぽんぽこが可愛いのでどうでも良くなってくる不思議(笑)
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夢を見ていたような感じの物語でした。
まさにあやかしに化かされてるような?
ぽんぽこの存在が癒されます。
誰も死なないのが良いな。
面白かったです。
続きも楽しみです。
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舞台は江戸時代初期、妖や物の怪と呼ばれるものが存在している世界で、戦闘能力しかない小次郎と狸の半妖ぽんぽこがゆるゆると卵焼きを食べるために日銭を稼ぐ。時代劇風ファンタジー。
剣術に優れているものの日々の食い扶持にも困っている小次郎と小次郎に仕事を斡旋してくれる口利き屋や、そこで請け負う仕事が引き起こしていく物語が終始小次郎やぽんぽこののんびりした調子で綴られていく。タイトルのちょんまげちょうだいは、柳生一族の跡継ぎ騒動で叔父に父を殺された廉也が引き起こした騒動だった。
登場人物のほぼ全員に美人属性がついているのがなんだかなあ。しかもどう美人なのか、という点があまり補足されないので、おそらくぽんぽこは狸っぽく丸顔で目がぱっちりした美少女なんだろうなとか、小次郎は細長いと書いてあったから、切れ長な目の美人さんなんだろうな、とか、弥生はまあ書いてあった通りクールビューティだからやっぱり切れ長な目なんだろうなとか、廉也は美童だから中性っぽい感じなんだろうか、とか妄想するしかない。戦闘シーンも同じく。私は武道の心得がないこともあり、圧迫感を感じたり、寝ているのに隙がつけなかったりする点に関する描写が分かりづらく感じた。
また柳生のお家騒動なんて使い古されたネタなのでぽんぽこがらみで何か斬新な冒険ができるのかと思ったら終始ゆるゆるペース。前作の懐に入っているという設定のオサキの方が印象に強く残っていたせいかもしれないが、肩すかしをくらったような気分がした。
流れとしては勧善懲悪、さらりと読め読後は爽快感がある一冊だった。
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江戸時代。
美貌の貧乏剣士とたぬきが化けた美少女が主人公。
侍のちょんまげを切り落とす謎の辻切りの正体をめぐるお話。
軽妙で可愛い。
続刊にも期待です。
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とても読みやすく、登場人物が魅力的。
ただ、個人的に時代背景等の設定があまり生かされていないように思った。
さらっと読めるが、読み終わった後物足りなく感じた。
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神田下町の貧乏人が集まる三軒長屋に住む相馬小次郎と、小次郎に仕える半妖の狸ぽんぽこが主人公。
実は徳川家康が松平姓を名乗る頃から仕える影武者、相馬二郎三郎元信が小次郎の祖父にあたる。相馬は獣の言葉を解し、半妖の狸を連れて合戦に同行、影から家康を守りぬいていた。
その姿は忍びのように闇を駆けては敵の首を刈り、首の代わりにまげを持ち帰っていた為、「ちょんまげちょうだい」と呼ばれていた。
時は流れて四代将軍家綱の世が主人公である小次郎の時代。祖父が平和な時代に影武者など無用と禄を捨てたせいで一族は困窮。父や祖父はそれでも江戸の妖を退治してなんとか食べていたものの、小次郎の時代になると穏やかな世になり化け物すら激減してしまう。
食い詰め浪人となってしまった小次郎が格好つけて禄を捨てた祖父を怨みつつ、ぽんぽことお腹を空かせて暮らしている。
ちょんまげちょうだいが再び出現した事件の解決に乗り出すが、このぽんぽこと実は強い小次郎のほのぼのコンビが可愛らしい。
読みやすくて良かった。
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ほのぼのしてて、可愛いお話。
個人的な好みとしては、ポンポコはまんまるいタヌキだったらよかったのに・・・。ぽんぽことの、お腹がすいた・・的なそのやり取りは面白いのだけど・・・。どことなく違和感。好みの問題、かなぁ。
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江戸+剣士+妖怪もの 序盤の細かな設定が内容に思ったよりは反映されていなかったのが残念 個性的なキャラクターが多いのでもっと盛り上がり、時代設定を取り込んでほしかった
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表紙の可愛らしさが、ブラックジョークか、と。
悪いヤツだから、死んでいいという様な感じ。
バッサバッサと人が死ぬのはどうにも。
一体何もの?的な人がいっぱい出てくるので、続きも読んでみたいけれども。
これの前に「オサキ・・・」を読んだので、周吉と小次郎のキャラがかぶってしまった。というか、どちらも人目をひくかっこ良さだそうだが、どうかっこいいのか今ひとつ分からなかった。
美童=牛若丸、大男=弁慶、などすでにあるイメージを利用している人物はすぐにわかるが、形容詞をもう少し使ってほしいかな。その少なさがラノベっぽい。
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銭はないけど実は強いとか。小娘に見えて本当は人に非ずとか。男装娘とか。薄幸の美少年とか。
登場人物の設定はとても魅力あるものを作っていると思うのだがその割にはパンチが弱い。ぽんぽこや弥生については結構語られているのに主人公である小次郎についてはあまりその実力も発揮されていない気がする。確かに強いらしいのだけど、いまいち自信が持てないなあ。
話も戦国から持ってきて色々考えられているだけに、見せ方が甘い感じです。あと文章が読みやすいけれど、さくっとしすぎて真剣みが少々欠ける。それはまあ、作風としてよいかもしれないけれど、なんだか惜しいなあと思いました。
時代小説を初めて読むという方にはいいかもしれないけれど、いくつか既に他の作品を読んでいる方にはちょいと物足りない感じかもしれません。